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【間接経費の削減】4ヶ月で年7,000万円のコストを削減した事例も。3社の取り組みを紹介

※2020年4月9日更新
新型ウィルスによる経済的な影響が日々深刻となり、企業における「コスト削減」の重要性が叫ばれはじめています。その中でも、最近では「間接経費」にも注目が集まっています。
間接経費とは、事業に関する出費ではあるが、事業や製品自体には直接関係のない費用のことです。
具体的な品目は事業内容によって異なりますが、例えば下記のようなコストは、間接経費とみなされるケースが多くなります。
- 電気代やガス代といった公共料金
- 機関システムなどの保守に必要な費用
- 廃棄物の処理や、清掃にかかる費用
- 家賃やエレベーター保守など、オフィスや店舗のための費用
- クレジットカード決済に伴う手数料
- チラシ印刷代などの、販促費
- 包装資材や、梱包資材に必要な費用
- コピー機や文房具といった、備品にかかる費用
- 機械警備や現金輸送といった、警備保障にかかる費用
- 印紙税、固定資産税等の税金
※こちらはあくまでも【例】になります。
実はこのような間接経費が、会社の経営を圧迫していることは少なくありません。
なぜならばこのような経費の契約・取引内容は、市場にその「適正値」の情報が出回ることが少なく、いわばブラックボックスのような状態にあるためです。
インターネットが普及し、情報へのアクセス性が高まった現代においては、BtoCの購買活動において、消費者がより適正な価格でモノやサービスを購入することは容易になりました。
しかしその一方で、間接経費に関わるようなBtoBの取引においては、未だ購入者側が適正価格での取引を行うことは困難なのです。
そこで今回は、このようなBtoBの取引における「価格の適正化」を実現するサービス「Less is Plus」を導入した企業の、実際のコスト改善の事例をご紹介いたします。
事例1:2年で合計2,000万円を削減!担当した経理メンバーは社内MVPに
▶書籍・CDの販売店を、全国で28店舗展開するA社の事例
同社は、2015年にLess is Plusを初導入し、同サービスのコンサルタントの支援のもとで約1,000万円を削減。
そして翌年には、2度目のコストの見直しにも着手し、さらに約900万円の削減にも成功しています。
コストが改善された経費:機械警備、清掃、廃棄物処理、自動販売機、証明写真機、他
<導入の意思決定をされた方からの声>
- コスト交渉を担当した経理のA様が、成果を認められて社内MVPを受賞できた。
- 経理の社員が、主体的に業務に取り組めるようになった。
- 新しいことにチャレンジし、成果を築くという体験ができた。
事例2:7,000万円を削減!「自分たちで契約交渉できる自信がついた」
▶パチンコホールを、東日本で8店舗展開するB社様の事例
同社では、総務部のB様が交渉を担当する形で、約4ヶ月で年間およそ7,000万円のコスト削減に成功。
実はサービス導入の直前にも、自社による交渉を行っていましたが、Less is Plusの導入により更にコストを削減しています。
コストが改善された経費:チラシ印刷、自動販売機、レンタルマット、エレベーター保守、他
<交渉をご担当されたB様の声>
- コスト改善の交渉を行う中で、改めて自分たちの事業を見直すことができた。
- 3年後、5年後に、自分たちだけでも契約交渉ができる自信がついた。
- 全体コストを把握する良いきっかけになり、会社の将来にもプラスになった。
事例3:500万円の削減交渉が、既存取引先との関係強化にもつながった
▶スーパーマーケットを関東圏で4店舗展開する、C社様の事例
こちらの場合は、役員のC様が自ら交渉担当となり、約5ヶ月で年間500万円のコスト削減に成功。コスト改善できた分の金額を、店舗リニューアルに投資することができたそうです。
コストが改善された経費:廃棄物処理、コピー機、機械警備、他
<交渉をご担当されたC様からの声>
- リスクなしで、思った以上にコストを削減できた。
- 既存の取引先と直接交渉することで、関係性を強化できた
- 「無茶な要望」ではなく、相場観を押さえた交渉ができた。
無料で「コスト診断」を実施しています
いかがでしたでしょうか。こちらで紹介したサービスLess is Plusでは、無料のコスト診断を実施しております。
対象となる経費も、80種類以上と非常に幅広くなっています。サービスをより詳しく知りたいという方も、ぜひこちらより、問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。(了)