小山 清和さん
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  • 株式会社ヒトメディア CEO Div. HRteam Leader
  • 小山 清和

中小企業が採用と向き合うために 第2回「まずは己(自社)を磨く」

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ヒトメディア小山です。 前回記事を書かせていただいた所、拙い文章ながらも多くの方に読んでいただいたようで本当にありがたく思っています。今後もみなさんに少しでも参考になる文章を書いていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

さて、2回目の今回は「まずは己(自社)を磨く」というテーマで書かせていただきます。実はこれは、採用を実施する上で忘れがちな事のひとつです。どうしても施策ばかりに思考が偏ってしまい、肝心の自分たちに気が回っていない事が多い様に感じています。

私自身が偉そうな事を言える立場ではありませんが、一生懸命やっている時ほど自分の中に「うまく行かなくても仕方ない(=他責)」といった感情が起こりがちです。そしてどんどん負のスパイラル(つまり採用出来ない!!)にはまっていくわけです。

では、「己を磨く」とは具体的にどういうことなのかを、いくつか例を挙げながらお話をしていきたいと思います。

1. 情報が不十分なオフィシャルサイトはカイゼンしましょう

「豊富な予算を掛けてHPリニューアルしましょう!」という事を伝えたいわけではありません。求職者に必要な情報がしっかり揃っている状態にカイゼンするということです。

求職者はほとんどの場合、応募の前後に企業研究のためにオフィシャルサイトを見に行きます。ただ、必要な情報が不足しているケース(もしくは調べてもさほど情報が出て来ない)が多く、会社の顔であるオフィシャルサイトとしての役割を果たしていないようです。せめて、

  • 自社の事業内容(特に募集している案件に関連しているもの)
  • 求人情報(条件面などはしっかり記載してある方が良いです)

この2点は情報を厚くしておくべきです。

最近では、Wantedlyやスタンバイの様に、コストを掛けなくても会社の「顔」として機能しているツールもありますので活用しましょう。

▼弊社の採用ページにも、Wantedlyの掲載情報を盛り込んでいます

hitomedia採用ページ

2. 挨拶なし、汚いオフィスはやめましょう

例えば

  • 従業員と思わしき人とすれ違った時にまったく挨拶がない
  • オフィスに清潔感がない(散らかっている、ゴミが落ちている、など)

普通に考えて、印象は最悪です。しかもそういう企業に限って、何故か礼儀正しく・元気風な求人原稿を出したり、キレイ風なオフィスの写真を掲載したりして、自ら現実とのギャップをさらけ出してしまうのです。

まずは礼儀、そして清潔感あっての採用です!!

3. ひどい面接、ひどい面接態度は改めましょう

採用が上手く行っていない企業ほど、

  • ストレス耐性を知りたいと、圧迫面接をする
  • 聞いてはいけない質問をしまくる
  • ふんぞり返って椅子に座る
  • 勝手な価値観を押し付ける

など、基本的に自分たちが「上」という感覚で対応している感があります。 こんなことは、とっとと止めましょう!!

そもそも、圧迫面接でストレス耐性は見抜けませんし、その他の質問も嫌われたくてやっているならともかく、相手が好感を持つはずがないですので・・・

4. 誰かの受け売りなんて効果が低い

  • 有名企業が実践している
  • 採用分野の有名人が言っている
  • ビジネス本に書いてあった

このようなことを、実は私も昔やってみた事がありまして…。特にサイバーエージェントさんが好きだったので、サイバーエージェントさん関連の書籍や、代表の藤田さんの著書を読んで色々実行はしました。

けれどその結果わかったことは、仮に企業規模、フェーズが同じであっても、企業を構成しているメンバーや、事業を取り巻く環境は異なる訳なので、そのまま真似しても上手くいくはずがない、ということでした。

イメージ

私のやり方が悪かったこともあるかもしれませんが、効果があったものは皆無…。冷静になればわかるのですが、せっかく学んだんだし、という想いが先走ってしまうのかもしれませんね。

とは言え、参考にするべきポイントはあるので、もちろん無駄ではありません。ただ「受け売り」を駆使してしまう企業ほど、上手く行かなかった時に「意外に〇〇は使えない」などと言うのです。

これは相手に失礼極まりないです!!

以上の様にいくつか挙げさせて頂きましたが、「採用市場が…」とか、「予算がない…」と言う前に、できることはいくらでもあります。それらをコツコツ積み重ねていくと、応募数の増加や、内定後の辞退率を下げる事につながるのです。

まずはお金や人的リソースを割かなくても出来る所からやってみてはいかがでしょうか? そうすれば、厳しい採用市場で戦っていく上で最低限の基礎体力は付くはずです。

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