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LinkedInが解説【第4回】「ダイレクト・ソーシング」を行うための5つのティップス

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第4回では、ダイレクト・ソーシングを行うための基本的な5つのティップスを紹介します。

過去の投稿
【第1回】採用の新定石「ダイレクト・ソーシング」とは
【第2回】採用の新定石「ダイレクト・ソーシング」が広まっている理由は?
【第3回】「ダイレクト・ソーシング」を活用するメリット

ダイレクト・ソーシングとは、広義には自社採用サイトからの直接応募や社員紹介制度も含まれます。狭義にはSNSや人材データベース上で人材に直接アプローチする、もしくは候補者が自ら応募してくれる仕組み作りを指します。

今回は、全般的にダイレクト・ソーシングを推進するための基本的な5つのティップスをご紹介します。

ダイレクト・ソーシングの5つのティップスは以下です。

1. 採用担当者自身が会社の顔となる

2. 採用ブランドを確立する

3. 社員を巻き込む

4. 採用ニーズと人材を結びつける

5. 人材を探してアプローチする

ダイレクト・ソーシングのティップス1:採用担当者自身が会社の顔となる

採用担当者が直接候補者と接する機会の多いダイレクト・ソーシングにおいて、採用担当者自身が会社の顔(アンバサダー)となることが重要です。

特にスタートアップ企業の方は共感できる部分が多いと思いますが、皆さんが今の会社へ入社を決めた大きな要因は何だったでしょうか?

おそらく、声をかけてくれた方との関係性や人柄、その方の事業に対する情熱や事業自体のビジョンに共感した、というケースが多いのではないでしょうか。

採用担当者としてそれを伝えていく立場となった今、あなたは会社の代表として最初に候補者に接することになります。

あなたが今の会社に入ることを決意した要因となった「人を引きつける情報」を、自ら先頭に立って発信していくことが重要です。また、候補者のキャリアに関するニーズを把握し、適切に応えていくことも重要です。

そのための一助としてLinkedInなどのプロフェッショナルSNSでは、ビジネスパーソンとしてのプロフィールを作成することができます。会社を代表する採用担当者としてふさわしいプロフィールを作成し、どのような会社で何をしているのか、経歴や仕事への取り組み方や思いを表現します。

プロフェッショナルSNS・プロフィール作成のポイント

LinkedIn

1.ビジネス会話のトーンで語ること
プロフェッショナルSNSは、仕事や人のつながりの機会が生まれる場所で す。ビジネスシーンにおける自然な口調で、簡潔でわかり やすい文章を書きましょう。

2.組織のガイドラインに従うこと
機密情報や企業のブランドイメージを守るため、組織で提 示されているソーシャルメディアガイドラインに従い、記 載内容を確認しながら、作成を進めましょう。

3.誠実さを持つこと
人との信頼を築くうえで、誠実であることはとても大切で す。虚偽の内容を記載することにより、信用を失う場合が あります。事実に基づいた情報を記載しましょう。

4.オリジナリティを持つこと
SNSのプロフィールも人と同じで十人十色です。他人の プロフィールと同じ内容にする必要はありません。他人と 比較せず、自分らしさを出しながら自由に作成しましょう。

5.常に改善し続けること
SNS のプロフィールは、何度も編集し直すことができます。他人のプロフィールを参考に表現方法を変えてみたり、キャリアの節目に見直し、常に改善を図りましょう。

ダイレクト・ソーシングのティップス2:採用ブランドを確立する

大多数の企業が自社ホームページを運営していると思います。会社の概要や、サービス・プロダクト紹介、採用情報などが掲載されており、最も自由に自社を表現できるツールの一つです。

ただし、自社ホームページだけではターゲット人材に自社を知ってもらうことには十分でないことは明らかです。

ターゲットしたい候補者の属性別(学生、エンジニア等)毎に、各種SNS等を利用し、会社の情報を発信する企業が増えています。

適切なメッセージ(自社で働くことの価値)を、ターゲットした候補者へ適切なチャネルで伝えることが必要です。

プロフェッショナルSNS上でも無料で企業の紹介ページを作成することが可能です。なかでもMercari様はプロフェッショナルSNSの会社ページを自社のファン作りに活用しています。

事例はこちら
LinkedInをどう使う? 世界に通用する人材に出会う、メルカリの採用戦略とは

SNSの会社ページを利用することで、候補者はホームページでは見ることができないSNSならではの情報を得ることが可能です。

例えば、会社ページに紐付いている社員のプロフィールから社員像を把握することができ、候補者自身が社員との関係(直接の知人や共通の知人)を確認することができます。このように、候補者本人が企業に対して親近感を覚えるきっかけが生まれ、企業との心理的な距離が縮まることにつながります。

また、候補者がSNS上の会社ページをフォローすると、投稿がフォロワーへ配信され、常に自社の最新情報をフォロワーに対して届けることが可能です。

さらに、プロフェッショナルSNSでは、採用専門のキャリアページを通して、企業カルチャー、例えば自社での働き方などのコンテンツを届けることも可能です。候補者が企業のサービスや製品を理解していても、働く環境としての企業を理解していることは稀です。

オフィスの環境を見せたり、実際に働いている方のインタビューを掲載することによって自社で働くことのイメージを持ってもらい、潜在的な候補者の自社に対する理解を高めることができます。ここで重要なのは候補者が自社について理解することを手伝うという姿勢です。

ダイレクト・ソーシングのティップス3:社員を巻き込む

自社の魅力を最も伝えることができるのは、自社の社員です。自信を持って採用した社員の周りには優秀な方が集まっているはずです。

社員紹介による採用活動が効率が良いと様々な企業が取り組みを強化していることからも分かるように、ダイレクト・ソーシングにおいてもいかに社員を巻き込み、協力を得るかが非常に重要です。

プロフェッショナルSNSでは、自社の社員にプロフィールを作成してもらい、社員プロフィールやつながりを通して多くの人に自社を知ってもらうことが可能です。

社員のネットワークを活用して会社情報や求人の情報を共有することで、優れた人材へ情報を拡散できます。

ここまでの3つはダイレクト・ソーシングを行っていく上で必要なベースとなるものです。

優秀な人材を採用するためには、自社への転職を検討している候補者はもとより、自社で働くということを検討したことがない候補者をも振り向かせることが重要です。そのために必要な情報を、採用担当者だけでなく、会社として社員全体で発信していくことが必要です。

ダイレクト・ソーシングのティップス4:採用ニーズと人材を結びつける

ダイレクト・ソーシングでは潜在層へもアプローチする範囲に含みます。いかに自社で募集しているポジションを適した人材に知ってもらうかが非常に重要です。 第2回でも触れたように、候補者と求人情報をマッチングさせる技術は日に日に高まっており、様々なSNSやWeb上のオープンになっている個人情報をもとに候補者と企業を結びつけるサービスが増えています。

プロフェッショナルSNSでは、求人を掲載すると、その情報は最も適したメンバーに優先的に提示されるため、質の高い候補者リストへ自社の募集ポジションの存在をアピールできます。

「出来るだけ多くの人に求人情報を見てもらうという発想」から「出来るだけ採用ニーズとマッチした人材に求人情報をみてもらう」という発想の転換が必要です。

ダイレクト・ソーシングのティップス5:人材を探してアプローチする

最後は、自社が必要とする要件を満たしたプロフェッショナルへ能動的なアプローチすることです。プロフェッショナルが集まるネットワークの中で、現在の勤務先や職務、職務レベルなどで条件を絞り込み、自社のターゲットとなる候補者へアプローチします。

ダイレクト・ソーシングでは、転職潜在層にもアプローチをするので、返信がないのではないか、と思う方もいると思います。

ただ、LinkedInで調査をした2015年日本タレントトレンドレポートでは、81%のプロフェッショナルが、採用担当者やヘッドハンターから話を聞くことに関心があると答えています。

日本のプロフェッショナルのほとんどが転職機会について話すことに前向きであることが分かりますね。(世界での割合は78%)

ダイレクト・ソーシングの5つのティップスまとめ

ダイレクト・ソーシングの5つのティップスは以下です。

1. 採用担当者自身が会社の顔となる

2. 採用ブランドを確立する

3. 社員を巻き込む

4. 採用ニーズと人材を結びつける

5. 人材を探してアプローチする

上記5つのティップスをしっかりと確立することによってアクティブに転職活動をしている顕在層だけでなく、潜在層に対してもアプローチできる基盤が出来、ダイレクト・ソーシングを行うことが可能となります。

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