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LinkedInが解説【第5回】今どきの採用担当者に必要な要素は「感性(アート)」と「論理性(サイエンス)」

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第5回では、今どきの採用活動において、担当者に必要な要素をご説明したいと思います。

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採用担当者に求められるスキルに変化が?!

長年採用業務をされてきた方は、転職市場の変化だけでなく、人事部門の採用活動が大きな変革の一途を辿っていることに気づいている方も多いのではないでしょうか。

日本国内の採用担当の方と話していると、「今どきの採用活動ってマーケティングや営業のスキルが求められるんだなとひしひしと感じます」といった声をよく聞くようになりました。あるいは、企業によっては、優秀な営業の方が人事部に所属となり、採用担当者に任命する事例も増えてきているようです。

さらに海外でも採用担当者の位置づけに変化が起きています。実際に採用担当者の方が、新しい役割や持ち合わせるべき資質について、次のように語っています。

「昨今の採用担当者の仕事は、社内で求人が発生するのを待ってそれを補充するという従来のアプローチでは満たされません。今求められているものは、社内の求人だけでなく、社外の人材市場に関するコンサルティングを行えるアドバイザーなのです。採用担当者として信頼を獲得するには、ビジネス戦略や人材市場の動向を踏まえたうえで採用を行う必要があります。」 

(レノボ 人材採用担当ディレクター ナー・シー Na Shi 氏)

「今どきの採用担当者であるためには、独創的で優れたマーケティング感覚が必要です。またソーシャルメディアが急成長しているこの新しい時代においては、人材を積極的に発掘し、アピールする新しい方法を見つけることが不可欠です。職場の魅力をアピールすることの重要性を認識し、候補者とのやり取り全体を通して、職場を活き活きと演出する必要があります。今どきの採用担当者は力強いビジネスパートナーであり、企業全体を代表して、人材採用プロセスのあらゆる段階で付加価値を創造します。」 

DFSグループリミテッド グローバル人材採用マネージャー スマヤ・レーマン Sumaya Rehman氏

(コメント: LinkedInによるインタビュー 2013年より)

このように、国内外の採用シーンにおいて、担当者に求められる資質が変わってきていることがわかります。それでは、採用担当者はこれからどのような資質を備えるべきなのでしょうか。

採用担当者にはアート(感性)とサイエンス(論理性)が必要

最新のトレンドとして、下図のようにアート(感性)とサイエンス(論理性)の両方を兼ね備えていることが不可欠と言われています。

わかりやすく説明すると、まったく転職に興味のない適任者にさえ入社したいと思わせる説得技術を持ち合わせた資質と、企業の採用戦略に役立つ情報を提供できる豊富なデータを活用できる能力が必要になってきます。

Linkedin

採用担当者に必要なアート(感性)とは?!

まず、「アート(感性)」の資質を細かく分解すると、「仲介者」「マーケター」「セールス」「採用アドバイザー」の要素を持ち合わせていることを示します。一つ一つ詳細をご説明します。

仲介者:

今どきの採用担当者は、ブラインドデート(※1)で2人の人を引き合わせる仲介者のように、職場と候補者の相性を見抜く能力を備えています。ネットワーク作りや適任者探しに長けており、採用担当責任者の性格や職場文化を把握した上で、最も相性のよい組み合わせを判断できます。

(※1)友人の紹介などを通じ、知らない相手とデートをすること

マーケター:

今どきの採用担当者は、マーケターが製品について考えるのと同様の考え方で仕事に取り組みます。プロフェッショナルSNSで自分自身のプロフィールを作成する場合も、職場の未直をアピールする場合も、適切な対象ユーザーの心を掴む適切なストーリーを組み立てることができます

セールス:

今どきの採用担当者は、パイプライン(※2)の構築、見込み客の育成、成約のエキスパートです。対人スキルと工交渉における洞察力の両方で、誰にも負けない優れた能力を発揮します。

(※2)営業が案件化してから受注・失注、納品するまでのプロセスのこと

採用アドバイザー:

今どきの採用担当者は、役職に関係なく、その企業にとって信頼できるアドバイザーです。経営陣に対し、採用業務の重要な動向について情報を提供し、重要な式決定の場に参加します

採用担当者に必要なサイエンス(論理性)とは?!

サイエンス(論理性)の資質の中には、「データマニア」「研究者」「科学技術者」の要素を持ち合わせていることを示します。

データマニア:

今どきの採用担当者は「測定できないものは管理できない」という信念の下に活動します。数値やデータが意思決定に役立つだけでなく、社内の人々の信頼を得るために効果的であることを知っているからです。

研究者:

今どきの採用担当者は、やみくもに行動することはありません。多くの場合、自らの調査能力を活かして、求職中の候補者のグループ、雇用動向、および技術の動向について調査するとともに、競争状況を正確に把握します。

科学技術者:

今どきの採用担当者は、過去10年間で新たに使用されるようになった採用テクノロジーを把握し、好んで活用します。どのツールが最適化を理解し、使用方法を知り尽くしています。

組織の信頼できるアドバイザーとして、企業の意思決定の一翼を担うことのできる採用担当者が求められています。進化する採用活動に乗り遅れないために、常に最先端の知識を収集、実践していきましょう。

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