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言語分析って超すごい…!議事録もメールも自動化する、テキスト・音声分析ツール4選

音声やテキストの分析技術を用いて、仕事を効率化するツールが次々に登場しています。

特に英語圏ではその技術は大きく進歩していて、「えっ、こんなことまで自動でできるの!?」とびっくりすることも増えてきました。

例えば最近感動したツールのひとつが、「fireflies.ai」です。

fireflies.aiは、ミーティングの議事録を自動で作成してくれるツールです。

こちらから動画が見られますので、ぜひチェックしてみてください。

ただ自動で音声を文字に起こしてくれるだけではなく、AIが会議の音声を分析して、大事なポイントを抜き出したサマリも作成してくれます(詳細は後述します)。

このように、私たちの使う「言葉」を音声やテキストベースで分析するツールは、これからの仕事を大きく変える可能性を秘めていると思います。

(日本語の領域だとまだまだ遅れていますが、すぐに追いつくはず…!)

そこで今回は、自然言語分析や音声解析といった技術を活用した、海外のすごいツール【4選】を紹介します

全部、無料で試せます。また日本語ですぐに使えるものもありますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

【今回紹介するツール】

  • Web上の記事を自動要約!情報収集を変える「SummarizeBot」
  • メール作成が「自動化」される日も近い!?「EasyEmail」
  • 誰でもすぐに自然言語分析を導入できる「MonkeyLearn」
  • もう「議事録係」はいらない!議事録を自動作成する「fireflies.ai」

Web上の記事を自動要約!情報収集を変える「SummarizeBot」

まず、日本語でもすぐに体験できる無料ツール「SummarizeBot」を紹介します。

SummarizeBotを使うと、FBメッセンジャーやSlackに「読みたい記事のURL」を打ち込むだけで、その記事の要約が自動で作成されます

▼FBメッセンジャーでやってみます

▼すぐにブラウザで要約を確認できます(日本語だとまだちょっと怪しい)

要約の長さも、簡単に調整できます。例えば英語の長文記事の内容をぱっと理解したい時には、超便利ですね!

▼キーワード分析の機能もあります

また、SummarizeBotに「latest」と話しかけることで、最新ニュースのサマリをすぐに読むことができます。

▼SummarizeBotが作成した、ニュースのサマリがすぐ読める

 特定のキーワードに絞ってニュースを取得することも可能です。これ、地味にめっちゃ良いなと思いました。情報収集が非常にラクになりますね。

メール作成が「自動化」される日も近い!?「EasyEmail」

仕事の中でも地味に時間がかかる、メール作成

社内コミュニケーションはチャットツールに置き換わった企業も多いかと思いますが、外部とのやりとりを含めるとなかなか「メールゼロ」という状態は難しいですよね…。

英語圏ではメール作成を効率化するツールがどんどん登場しているのですが、その中でもGmailユーザーが気軽に・無料で導入できるのが「EasyEmail」です。

メールって「お世話になっております。◯◯社の✕✕です。」といった定型文が多いですよね。例えば「お」と打ったら「お世話になっております」と予測変換がされるような設定を作っている方も多いのではないでしょうか。

EasyEmailは、メールBOXにある過去のEメールの内容を分析し、メール文を「予測し、提案してくれる」Chrome拡張です

従来の予測変換やGmailの自動レスポンス機能よりかなり精度の高い提案をしてくれるため、メール作成にかかる時間を効率化できます。

▼メールBOXの中身を解析しています…

日本語ではメールBOXの解析はまだできないようですが、「Custom Suggestions」という機能を使うと、メールに使う文章を簡単に登録/管理できます

▼ガンガン登録しました

これはいわゆる「辞書登録」に近い機能ですが、メールの画面上で操作ができるので、これだけでもけっこう便利です。無料ですし、ぜひ使ってみてください。

誰でもすぐに自然言語分析を導入できる「MonkeyLearn」

次に紹介するツールはちょっと高度ですが、すごいです。しかも色々な用途に使えます。

MonkeyLearn」は、メールや問い合わせ文章、チャットの内容、アンケートの定性コメントといったテキストデータを、機械学習のモデルを用いて「実用データ」に変えるツールです

…と言ってもよくわからないですよね。なので、実例を見ていきましょう。意味がわかると、めっちゃ便利!!

わかりやすい例として、よくある「アンケートのフリーコメント」を分析してみましょう。

MonkeyLearnはスプレッドシートのアドオンとして使えるので(最高。しかも無料)、今回はその方法で使って、ポジ/ネガ分析をしてみます。

▼MonkeyLearnのユーザーレビュー文を適当にコピペしました

モデルを選んで(今回は「Sentiment Analysis」)動かすと、フリーコメントが自動で「Positive」「Neutral」「Negative」に分類されました!

▼今回「Negative」はありませんでした

 (なお日本語でもやってみましたが、ポジネガだとワークしていない印象でした。できるモデルもあるかもしれません)

分析対象としてはスプレッドシートに限らず、メールやSNSなど、様々なツールと簡単に連携できます。

分析のモデルもたくさん用意されています。NPSの分析などはめちゃくちゃイメージつきますね。

先ほど紹介したのは非常にシンプルな例でしたが、例えばユーザーのレビューからサービス改善の優先順位を導いたり、Twitterの投稿から業界のトレンドを分析したり、本当に色々な使い方ができると思います

なお、モデルは自分で構築することもできるので、日本語ですぐに使いたければ自分でモデルを作るのが良さそうです。データがたくさん必要なので大変そうですが、操作UIはわかりやすかったです。

▼これは自分のメール文をセグメント分けしています

言語分析のモデルを開発しなくても、簡単に分析ができるのはめちゃくちゃ良いですね。早く日本語版がほしいです。

もう「議事録係」はいらない!議事録を自動作成する「fireflies.ai」

最後に、冒頭でも紹介した「fireflies.ai」を実際に使ってみた様子を紹介します。

fireflies.aiを使う際には、Googleカレンダーの予定にfireflies.aiをゲストとして招待し、概要に会議用のdial-inの番号や、ZoomなどのWeb会議ツールの会議IDを入力します。

▼今回はZoomでやってみました

 会議が始まると、fireflies.aiが自動で会議に入ってきます(今回はテストなので、ひとりでPCに向かって適当な英語をしゃべって終了しました)。

MTGを終えてしばらくすると(10分くらいだったかな)、あらかじめ連携させていたSlackとメールで議事録が届きました!

ミーティングの音声とすべてのログ(文字起こし)が自動で記録され、さらに「Notes」という形でサマリもまとめられています。

▼私の英語の発音に問題ありでしたが、けっこう正確ですごい

▼文字起こしもばっちり上がってます(私の英語の発音…以下省略)

これが自動で作成されれば、少し編集するだけでパーフェクトな議事録ができますよね。すごい!

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