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  • 取締役 Co-Founder and CTO
  • 山下 大介

ToDoリストも自動作成!面倒なAPI連携を全部お任せできる、Zapierの活用術とは

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今回のソリューション:【Zapier(ザピエル)】

〜ハブサービス「Zapier」の活用により、API連携の作業を大幅に効率化し、コードレビュー等の工数削減につなげている事例〜

最近では、それぞれの社内ツールを導入して使うだけでなく、複数のツールを導入してAPI連携させていることが多い。うまく活用すれば、情報の処理や受け渡しを飛躍的に効率化することができる。しかし、ツールの組み合わせによっては連携に伴う作業が煩雑なものとなることもある。

Zapier(ザピエル)」は500種類以上ものアプリケーションの中から選ぶだけでAPI連携ができるサービスだ。

スマホ家庭教師「mana.bo」を提供する株式会社マナボのCTOを務める山下 大介さんは、同ツールを用いて、社内メンバーからのコードレビュー依頼の確認、プロダクトの不具合の確認、最新のセキュリティ情報の取得と対応など様々な場面の効率化に役立てているそうだ。API連携は全てZapierに投げるようにしていると話す山下さんに、その活用について伺った。

起業、クックパッドを経てCTOとしてマナボにジョイン

テレビ会議システムの販売会社を23歳のときに立ち上げ、経営者として約7年務めました。30歳になったときにさらなる挑戦を求めてクックパッドに入社し、1年半ほどエンジニアとして働いて、2012年の弊社の創業のタイミングでCTOとしてジョインしました。

山下 大介さん

マナボとの出会いは、私がメンターを務めていた学生向けのビジネスプランコンテストに遡ります。そちらで、昨年度に優勝していたマナボの創業メンバー3名と出会ったんです。ちょうど過去に自分も教育系の似たような事業をしようとしていたので、興味を持って話をするうちに、一緒にやりたいと思い始め、会社の創業と同時にジョインすることにしました。

業務効率化が求められる環境で、Zapierを導入

弊社は、スマホ家庭教師「mana.bo」の開発と運用を行っています。現在は20名ほどの組織になっていて、約半分がエンジニアです。ただ、創業当時は、他のメンバー3人はビジネスサイドで、エンジニアは私1人の状態でした。

その状態で1年半ほどずっと走り続けてきたのですが、エンジニアが常に足りていない状況だったんです。そんな環境だったので、エンジニアとしてより本質的な部分の業務に集中するために、業務フローの効率化をいつも考えるようになりました。そのため、色々なツールを弊社は活用しているのですが、それらの1つとして2014年5月頃に導入したのが「Zapier(ザピエル)」です。

ITツール同士のAPI連携は、意外と手間がかかる…

Zapierは、様々なWebサービス同士を簡単に連携させることができるハブサービスです。連携させたいツール同士をZapierの画面上で選ぶだけで、自動的にAPI連携がされます。対応しているアプリケーションは500種類以上あり、幅広い範囲をカバーしています。

API連携って、ものによっては設定が難しかったりするんですよね。たとえば社内ではRubyを使っているのですが、つなげるツール側にRuby用のライブラリがなかったりすることがあります。そうすると、自分でREST APIを使ってゴリゴリとコードを書かないといけなかったりするんですよ。

また、APIのインターフェイスがバージョンアップで変わっちゃったりすると、昨日までAPI連携して動いていたのに今日から動かなくなったりすることもあります。その都度自分でコードをいじって連携するのが面倒なので、Zapierに全て投げるようにしています。

▼Zapierで様々なツール連携が可能

Zapier

GitHubとGoogle Tasksを連携し、工数削減&抜け漏れチェック

Zapierの使い方はいくつかあるのですが、GitHubとToDoリスト(Google Tasks)との連携は効果的です。GitHubで自分宛にメンションされた時に、それをToDoリストツールのGoogle Tasksに自動的に送るように設定しています。連絡をToDoリストツールに寄せることの効果ってすごく大きいんですよ。

僕はCTOの立場なので、ソースコードのレビュー依頼も毎日大量に来る上に、割り込みの作業も多いんです。すると、やっぱり見落としがでてくるんですね。そういったミスを避ける意味で、ToDoリストでまとめてメンションの対応状況が確認できるのは業務の効率化につながっていると実感しています。

▼GitHubのメンションがGoogle Tasksに自動的に転送される

Zapier_Google Tasks

プロダクトの不具合報告もチャットに連携

HipChatはGoogleフォームとも連携しています。mana.boに登録してもらっている先生からの不具合報告をGoogleフォームで受け付けているんですけど、そこで何か書き込みがあったら、全エンジニアが見れるように、HipChatのデベロップメントのチャネルに流すようにしています。

例えば、以前にmana.boのサービス内で音声通話ができないという不具合が発生したことがあったのですが、そういったときもすぐ報告を見て改善に動けたので、重宝しています。

RSSを通じて、注目するべきWebサイトの更新情報もとれる

また、外部サイトからのアップデート情報をいくつかRSSで自動的に取得して、それらをHipChatに流すようにしています。例えば弊社が利用しているTwilioという音声ツールの場合ですと、提供元が外部向けに公開している障害報告をRSSで自動的に刈り取って、更新されたらHipChatに流れるようになっています。何か障害が発生したとか、 ある瞬間には直ったというのがリアルタイムで出てきてありがたいです。

▼IPAからセキュリティ関連のアップデート情報を取得

Zapier

さらに、IPAが脆弱性に関するセキュリティ情報を発信しているので、RSSでアップデート情報を取得し、HipChatで流すと同時に、GitHubともつなぐことで、セキュリティへの対応をGitHub上で自動でIssues化するようにしています。

▼セキュリティへの対応状況をGitHubで管理

Zapier

例えば、Railsのセキュリティホールが発見されたといった最新情報がチャットで流れてくると、GitHubのIssuesが立つようになっていて、いわゆるTo Do化までそこでなされるようになっています。対応が完了したら、GitHubのIsuueをクローズするようにしていて、セキュリティへの対応状況が追うことまでできるようにしています。

Webサービスを日常的に利用される企業の業務効率化に

Webサービスの利用が日常のワークフローに組み込まれている人は、Zapierを利用することで 誰でも業務効率が改善できると思います。見落としが困るようなワークフローの場合は、 特にオススメです。

弊社ではZapierを個人アカウントと法人アカウントの両方で使っていますが、法人アカウントは有料です。ビジネスプランの真ん中のものを使っていて、月49ドル支払えば25個まで連携ができるようになっています。なぜビジネスプランにしているかと言うと、連携が素早く反映されるからです。ビジネスプランだと、バッチ処理がずっと走っていて、5分に一回刈り取りがされるんですよね。

そろそろ25個の上限にも迫ってきているので、何とかしないといけないですが、今後もZapierを活用し続けて、業務効率化を実現するツール連携を進めていきたいです。

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