• コラボレーター
  • 加留部 有哉

Apple社でも採用!ビジュアルで整理できる、全く新しいオンラインノート「Milanote」とは

オンラインノートサービスやメモアプリで多くの文書を管理していると、「複数のノートを行ったり来たりするのが大変」「自由に書いたノートを後からカテゴリ分けしたい」「ノート同士の関係性や全体像を図示したい」と思うことってありませんか?

今回ご紹介するツール「Milanote」は、これまでの「記録する」ノートとは全くことなる、「創造力を生み出す」ノートです。

まるでホワイトボードのように、ボード上にノートや画像を自由に配置することができます。そしてそれぞれのボードも、デスクトップにフォルダを作る感覚で直感的に整理できます。

▼1枚のボードでTo Do Listやメモ、画像などが管理できる


「あまりに自由なノートだと、その場のブレストには向いているけど、後から見てよくわからなくなってしまうのでは?」「長期的に残しておくノートとしては使えないんじゃ…」

そんな心配も、カード感覚で整理できるMilanoteなら不要です。

複数のノートを1つのカラムでまとめることができ、画像やリンクもきれいに並べることができます。

▼ドラッグ&ドロップで、ノートを綺麗に整理

更には、PDFだけではなく、MarkdownやWordでの書き出しも簡単。

Markdown記法も一部対応しているなど、文書管理としての機能も優れています。

2017年2月7日にパブリックリリースしたばかりの最新ツールなので、現在はウェブブラウザのみ対応ですが、今後はiOS、Android対応アプリもリリース予定です。

それではMilanoteで、全く新しいノート体験の旅をはじめましょう!

登録はたったの30秒!

登録は一瞬で終わります。HPトップ画面の中央にある「Sign up for free」と書かれたボタンをクリックします。


次に、名前、メール、パスワードを打ち、「Register」ボタンを押します。


さあ、これであなたの名前がついたメインボードの誕生です。


このメインボードは、デスクトップのようなものです。ここに、いくつものボードをフォルダ感覚で増やしていきます。

書式設定も充実!ダブルクリックで自由にノートをつくってみよう

では、さっそくMilanote流のノートの取り方を体験してみましょう。

はじめに、メインボードに練習用のボードを作ってみます。左側のツールバーの「Board」アイコンを、メインボードの好きな場所にドラッグ&ドロップします。

左側からアイコンを変えることもできるので、とても便利です。


これでボードができたので、ここからは「練習用」ボードでノートを作っていきます。

ノートは、先ほどと同じように左のツールバーからドラッグ&ドロップしてもいいのですが、画面をダブルクリックすることでも簡単に作れます。

ノートを作ったら好きなテキストを入力していきます。

続けてノートを作りたい場合は、「⌘+Enter」で作ることができます。


また、ノートの書式も選択することができます。ノート編集中に左側に現れるツールバーから、H1(大見出し)やB(太字)、i(斜体)、箇条書きリスト、番号付きリスト、チェックボックス、引用などが選べます。

Markdownとして、H1は「## テキスト」、箇条書きリストは「- テキスト」、番号付きリストは「1. テキスト」、引用は「> テキスト」を、テキストとして直接入力しても形式が適用されるので、覚えておくと便利です!

また、削除は「Delete」キー1つで行うことができ、複製は「Option」キーを押したままドラッグ&ドロップするだけなので、こちらもぜひ活用してみてください。

まるでTrello!無造作なノートや画像をきれいにまとめる「カラム」とは

色々とノートを追加した結果、ボードにノートが散らばってしまい、見づらくなってしまいました。


そんなときに便利なのが「カラム」機能です。複数のノートを一つのカードにまとめることができるんです。

ツールバーから「Column」をドラッグ&ドロップしてください。名前は、カテゴリ名や、どんなノートをストックしておきたいかで決めると便利です。

カラムをいくつか作って、ノートをどんどん詰め込んでいきましょう!トップの色も変えることができるので、視覚的にも楽しいです。

これでだいぶスッキリしましたね。


例えばプレゼンを作るときも、はじめに伝えたい情報をノートで書いて、後からカラムでまとめるという使い方ができます。

画像とリンクと矢印で、ビジュアルリッチなボードを目指す

Milanoteでは、画像を貼るのもとても簡単です。

デスクトップからドラッグ&ドロップしたり、画像リンクを直接貼り付けることで、すぐにボードに画像が追加できます。もちろん、ツールバーの「Image」からでも大丈夫。


また、画像を選択した状態で文字を打てば、キャプションを追加することも!


ウェブサイトのリンクも、ツールバーから「Link」をドラッグ&ドロップして、好きなリンクをコピぺするだけです。


そして、これらももちろんカラムで整理することができます!


カラムで整理したあとは、矢印と線を活用して、もっと見やすくしていきましょう!ツールバーの「Line」で追加していきます。


色や矢印の有無もボタン1つで設定できます。Shiftを押しながら傾きを調整すれば、簡単に垂直・水平にすることができます。

超便利!WordやMarkdownで書き出し

Milanoteで編集したけど、やっぱり最後はWordやMarkdownで編集したい…。そんなときも、簡単に書き出すことができます。

ボードの右上にある「Export」ボタンから、書き出したい形式を選びます。


Wordで書き出した結果がこちら。画像や書式もしっかりと反映されていますね。


Markdownの場合も、見出しも含めてしっかりと書き出しできています。

チームでコラボレーションして、創造力を倍増させよう

仲間と一緒だと、素敵なアイデアに出会える可能性は高まります。自分のボードに仲間を招待して、一緒にアイデアを膨らませましょう。

ボード名が書かれたトップの右側にある「Share▼」をクリックします。

次に、一緒に編集したい人のメールアドレスを入力して「Share」ボタンをクリックします。


すると、その人にボードへの招待メールが送られてきます。

招待者はMilanoteに登録することで、すぐにボードを編集することができます。

メンバーが編集しているところは、青枠で囲まれるので、何をしているかがすぐにわかります。


編集履歴も、右上のUpdateから確認することができます。


ここをクリックすることで、変更した箇所が浮き出てくるので、どちらが消したのか、というトラブルもなくなります。

また、閲覧のみできるようにするには、「Create a secret link to view this board」をクリックして、閲覧用リンクを作成します。


このような形で、簡単にコラボレーションすることができます。

Milanoteで、全く新しいノート体験を

Milanoteは、カード感覚で自由にメモでき、かつシンプルなUIを持つ、全く新しいノートです。

今回は基本操作のみお伝えしましたが、みなさんの創造力で使い方は無限に広がります。

フリーアカウントだと100ノートまで作成することができます。ぜひ一度、試してみてください。

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