• コラボレーター
  • SELECK編集部
  • 舟迫 鈴

「オンラインで」デジタル・デトックス!休暇中にもオススメのアプリ&ツール【8選】

スマートフォンやタブレット、パソコンといったデジタルデバイスが必要不可欠な時代になりました。でも、画面とにらめっこする毎日は、実は心も身体も疲れさせてしまっているかもしれません。

と、いうわけで、休みの日くらいは、そういったデバイスから少し離れて「デジタル・デトックス」してみませんか?

…とは言え、スマホやパソコンから完全に離れることは、簡単ではありません(私もできないと思う!)LINEやSNSの通知、仕事の連絡などなど…ついつい気になってしまうものですよね。

そこで今回は、オンライン上でのデジタル・デトックスを助けるアプリやツールを紹介します。

デトックスウォーターほどの効果はないかもしれませんが…

<この記事で紹介する、「デジタル・デトックス」の方法>

  • 強制的に「スマホOFF」一定時間、スマホを使えなくするアプリ【2選】
  • STOP・ネットサーフィン!Webブラウザをコントロール【3選】
  • 「デジタル疲労」を軽減!ブルーライトの負担を減らすツール【3選】

スマホの通知をシャットダウン!手軽に「OFF」になれるアプリ

自分のスマホで、仕事に関するメールやビジネスチャットツールを見ている人も多いのではないでしょうか?

そもそも、現代人は「スマホ中毒」だと言われています。仕事以外でも、LINEや各種SNSなど、ついついチェックしがちなスマホ。実はそれが、見えない疲労を蓄積させているのかも…

というわけで、たまには、スマホから解放されてみてはいかがでしょうか? 今回、紹介するのは、「Flipd」です。

Flipdは、スマホを一定時間ロックするアプリです。無料で使い始めることができます。

▼こちらの動画から、アプリのイメージを見ることができます。


Flipdを使うと、ふたつの方法でスマホをロックできます。

まず、「カジュアルロック」モードでは、一定時間スマホを離れるためのタイマーが提供されます。2分、15分、そして「All Day(12時間)」といった時間で、タイマーをセットできます。カスタマイズして、自由な時間を設定することも可能です。

この時間内に他のアプリなどに触らずにいると、「Good job!」とほめてくれます。自分がこれまでに「どれだけスマホから離れていられたか」も、しっかり集計してくれます。

…でも、これだけですとなかなか本当の「Off」にはなれませんよね。そこで登場するのが、もうひとつの「フルロック」モードです。

こちらでは、あらかじめ設定したアプリを一定時間、非表示にしてくれます。例えば電話の機能だけは生かしておきながら、SNS等のアプリを使えないようにする、といったことが可能です。

注意点としては…一度ロックする時間を決めてしまうと、後戻りできません!決めた時間が終わるまでは終了できないため、ある程度の心構えが必要かもしれないですね。

(でも、ここまでしないと、スマホ離れできなさそうな気もします…。)

Flipdは、無料で使えるアプリの他に、ビジネスや教育の場に向けた高度なサービスも有償で提供しています。

とくに学校などでは、授業中にスマホを使わないようにするなど、使い方のイメージが湧きますね。お子様がいらっしゃる方は、一度試してみてもいいかもしれません。

他にも、同様の機能を提供しているものには、ドイツ発の「Off Time(オフタイム)」というアプリもあります。こちらはよりシンプルに、電話を含めたスマホ上に来る「通知」を、自分の好きな間、ストップしてくれるアプリです。


大きな特徴としては、自分が「Off Time」になっている間、電話やテキストメッセージに自動で応答してくれるそう。日本語には対応していないようですが、面白いですね。

こちらは有償で、現在 light 版がiOS向けで360円で提供されています。

ネットサーフィンを防止する!Webブラウザをコントロールするツール

パソコンを開いていると、ついつい、いま進めている仕事とは関係ないものにも目が行きがちです。例えばニュースサイトを開いてみたり、SNSをチェックしてみたり…。

そういった、いわゆるネットサーフィンをやめて仕事に集中することで、仕事を早く終わらせ、パソコンの前にいる時間を減らすことができるかもしれません。

そのために役立つツールが、まず、「KeepMeOut」です。


このツールは非常にシンプルで使いやすい!Webブラウザ上で、ついつい見てしまうニュースサイトやSNSを、専用のブックマークとして登録します。

その際に、各サイトにどれだけの頻度で訪問するか、上限を設定できます。

Webブラウザ専用なので、スマホからだと読みづらくてすみません…


上限を超えてアクセスすると、このようにアラートが流れます。

またまたやや読みにくいのですが…

このようにUIはわりとオールドファッションですが(!)、 シンプルでわかりやすく、ダウンロードも不要なのが良いですね。

他にも、Mac専用の無料ツールには、「SelfControl」があります。こちらはオープンソース(無料)アプリケーションで、「ブラックリスト」に予め登録したサイトへのアクセスを、一定の時間、完全に禁止できます


ブラックリストに登録して、タイマーをスタートするだけ。非常にシンプルですが、強力です。一度セットすると、ブラウザを閉じようが、再起動しようが、タイマーが切れるまでは絶対に指定サイトへのアクセスはできません。ひゃー。

そして最後に、「Cold Turkey」です。

パソコンで仕事しているとありがちな「誘惑」から、仕事中のあなたを遠ざけてくれるツールです。Safari、Google Chrome、Firefoxといった、主要なWebブラウザにはすべて対応しています。

こちらは予めセットしたスケジュールに応じて、特定のサイトやアプリケーションへのアクセスを制限してくれるツールです。

(※ちなみにこちらですが、Windows、MacOS、Abdroidに対応しているはずなのですが、現在なぜかMacでの動作確認ができず…。Windowsユーザーの方にお使いいただければと思います。)

長時間パソコンやスマホを見ると起こる、「目の疲れ」を軽減

いまやすっかりお馴染みになったワード、「ブルーライト」。デジタル機器から発せられる光の中でももっとも波長が短く、強いエネルギーを持っているため、疲れ目やドライアイの原因になったり、生体リズムの悪化も引き起こす可能性があると言われています。

そんなブルーライトを防ぐ方法としては、専用のメガネをかけることが最も一般的かもしれません。ですが、デジタルデバイス自体をコントロールすることでも、ブルーライトを減らすことができます

例えばこの、「iDetox」。iDetoxは、デバイスのブルーライトや画面の明るさをチェックし続け、目の疲れが検知されると、明るさの設定を変更するアラートを飛ばしてくれるアプリです。


時間と連動した動きをしてくれるのが、ひとつの特徴です。例えば日の出と日の入りの時刻から計算して、画面の明るさを自動で変えてくれるオプションもあります。また特に就寝前には、ブルーライトが高くならないよう、アラートを飛ばしてくれます。


他にも、いわゆる「ブルーライト削減フィルター」と呼ばれるアプリは、無料で色々と提供されています。一例を貼っておきますね。

今回ご紹介したようなツールを活用して、ぜひとも少しずつでも「デジタル・デトックス」に挑戦してみてはいかがでしょうか?

;