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「誰でも使える」チャットツールを技術で「ランサーズ流」にカスタマイズ!

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今回のソリューション:【チャットワーク】

企業が「全社的に」新しいITツールを導入する場合は、「誰にでも使える」ツールを選ぶことが重要だ。特にチャットツールなど、全メンバーが日々使うようなものであれば、なおさら使いやすさを重視することが多いだろう。

「働き方の変革」の実現を掲げてクラウドソーシング事業を展開するランサーズ株式会社でもやはり使いやすいUIを重視し、「チャットワーク」を導入している。しかし、その使いやすさを更に向上させるために、社内エンジニアの手によるカスタマイズをしているという。現在同社でCTOを務める田邊 賢司さんに、ランサーズ流のチャットワークの使い方を聞いた。

▼チャットワークの使い方については以下の「徹底解説」を参照ください。

人気急上昇中!チャットワーク/Chatworkの使い方【保存版・1回/7回】

SIerからWEB系へ 現在はランサーズでCTOを務める

元々はシステムインテグレーターで、銀行のシステム開発の2次・3次受けをしていました。ただ自分の作ったサービスがどう評価されているのか見えないのが嫌で、6、7年ほど基幹系をやった後にQ&Aのサービスを運営していた会社に転職しました。そこではFAQやヘルプデスクシステムの開発をしたり、新規事業を担当していました。

それからインタースペースという会社に転職して、新規事業チームの立ち上げや開発責任者をしていました。そしてソーシャルゲーム、スマートフォンサービスの開発・運用を行っている株式会社トライフォートの立ち上げから関わりました。開発者の採用から始めて、最終的にはカスタマーサポート部門やテスト部門もみていたので、50名近いメンバーのマネジメントをしていました。

「誰でも使えるUI」のチャットワークを社内コミュニケーションに活用

2014年にCTOとしてランサーズに入社した時には、もう社内でチャットワークを使っていました。導入の時については弊社代表から聞いた話になりますが、元々社員が10名程になるまではSkypeを使っていたそうなんですね。でもSkypeの場合は、新しいメッセージが入ると古いものがどんどん流れていってしまいますよね。そうすると業務依頼をしてもそれがちゃんとタスクにならず、社員が増えていくにつれて取りこぼしが出てくるようになったそうです。

そこで、コミュニケーションとタスク管理の両方の課題を解決できるサービスという観点からチャットワークを選んだそうです。誰でも使えるUIで、アプリがあることも重要視していたということです。

メールよりチャットワークを全員が常に見ている状態

現在チャットワークは社員全員が使っていて、常にPC上で開いている状態になっています。他の業務管理ツールともAPI連携していて通知が飛んでくるようにしているので、みんなメールよりチャットワークを見ている時間の方が長いです。

ベーシックにチャット機能を使いつつ、案件ごとにグループチャットを作って終わったら消す、というようにタスク管理ツールとしても使っています。タスク管理には他のツールも使っているので、そこは個々で住み分けしている感じです。

チャットワークってとにかく気軽に使うことができるUI/UXなんですよね。エンジニアからは例えばSlackを使いたい、という要望もあって試してもいますが、現時点で、みんなにとって使いやすいという意味ではチャットワークがいいと考えています。

▼「チャットワーク」画面イメージ

GitHubとの連携でエンジニアのタスク見逃しも防ぐ

チャットワークは他のITツールとも連携させて使っています。例えば開発チームであればGitHubとAPI連携をさせていて、コードのレビュー依頼が自動でチャットワークにタスク化されるようになっています。この機能のおかげで開発業務の見落とし、取りこぼしはかなり減りました。

また弊社は新しい技術が好きな人が多くて、そういったものを見つけたら投稿する部屋をチャットワークに設けています。会社によってはそういった取り組みって長続きせずに投稿がなくなる場合もあると思うんですが、弊社はみんな頻繁に投げていますね。

サービス開発が大好きで「技術は手段」と捉えている人と、技術が本当に大好きなスペシャリストの人の両方がいます。そして技術や新サービスに対して高いアンテナを張っている人が多いんです。

手軽に作れるbotがリマインダーとしても活躍

他にもチャットワークではbotが作れるので、色々と活用しています。例えば毎週金曜日に全社会議があるんですが、そのリマインダーとして「金曜の17時と言えば!」ってbotくんが毎週叫んだりとか(笑)。開発のミーティングの場合、必ずミーティング始まる前にアジェンダを上げるというルールがあるんですが、「◯◯時から開発定例です。アジェンダ出来ましたか?」って自動で聞いてくれたり。

他に面白い使い方で言うと、夕方にお弁当屋さんが弊社に来てくれるんですが、3人以上頼みたい人がいないとダメなんですね。それで決まった時間になったら、botくんが「今日食べたい人?」とか、「そろそろですよね。」って聞いてくれます。頼みたい人の数も集計してくれて、そうするとコーポレートの人がその数を注文してくれることになっています。

不便だ、と思ったら作ってしまう それこそサービス開発

こんな風に、色々と工夫してチャットワークを使っています。弊社のエンジニアにはちょっとしたアイデアがあったら、パッと作る人が多いですね。不便だ、と思ったら作っちゃう。そういった技術を持っていることがエンジニアの強みですし、そうやって何かを作ると、それをもっと良い物にできるんじゃないかという意見が他から出てきたりもします。そしてそれをまた、ブラッシュアップしていく。社内ツールではありますが、こういった創意工夫ってサービス開発のある意味正しい姿だと思っています。

▼チャットワークの使い方については以下の「徹底解説」を参照ください。

人気急上昇中!チャットワーク/Chatworkの使い方【保存版・1回/7回】

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