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【先週の人気記事まとめ】バズるより大切なこと、面接を変える、Slack徹底解説、他【2016年1月25日〜】

【2016年1月25日〜31日 人気記事8選ダイジェスト】

PVより大事なものがある?「村上総裁」のブログ運営

「ユーザーのことを見てください」と伝えるのはNG!?

もはやIT業界では常識。神チャットツール「Slack」を解説

人事未経験から組織づくりに取り組んだ「CCO」の記録

Wantedlyで実績を出している企業は、「運用術」を知っている!

部署の垣根を越えて社員の交流が起こるオフィスって?

優秀な人材を獲得するためには、面接を変えろ!

データは無料で、自動でグラフ化する時代です

※記事の最後に、今週(2016年2月1日〜)配信する予定の記事の予告があります!

PVより大事なものがある?「村上総裁」のブログ運営

「バズる記事はカネにならない。PVとか見るな!」8年間のブログ運営で得たもの

自ら次々に新しいWebサービスを生み出し、運営するブログには熱烈なファンも多い「総裁」こと村上 福之さん。「あまりにも暇だった」「営業に行きたくなかった」という理由から始めた、8年間におよぶブログ運営について聞きました。


ブログの反応を測るものとしては、僕は最近はもう、PVは見ていないです。PV至上主義になると、作品性はドブに捨てられるし。

しかも意外と、バズる記事は仕事につながらない。バズるものってちょっと攻撃的だったり、時事的だったりするので、誰かを傷つけていたり、嫌な思いをさせていることも多いです。

(株式会社クレイジーワークス 代表取締役 総裁 村上 福之さん)

「ユーザーのことを見てください」と伝えるのはNG!?*

「UXは遅効性の漢方薬」DMM.comラボに学ぶ「ユーザーを見る」組織文化

世界的なバズワードである「UX」に、企業としてどのように取り組むか。定性的なデータを拠り所とするUXは、すぐに数値での実績が出にくいという課題があります。DMM.comラボで1年におよぶ草の根活動を通じて、「ユーザー視点で考える文化」を作っていったという井上 誠さんにお話を聞きました。


また、UXという概念に関する「正しさの押し付け」をしないことも最初は必要不可欠だと思います。「ユーザーをみることが大切なんです」「そのためにはこのアプローチが必要なんです」なんて理想論はみんな当然わかってる。

サービスを運営していてユーザーのことが大切じゃないって思っている人なんていないはずです。(中略)それなのに改めて「ユーザーのことをもっと考えましょう!UXが大切なんです!」と言われると誰だってカチンときますよね。UXって言葉そのものにアレルギー反応を示すようになってしまいます。

(株式会社DMM.com ラボ 東京デザイン部 マネジャー 井上 誠)

もはやIT業界では常識。神チャットツール「Slack」を解説

【保存版・1/全10回〜設定について〜】大流行中!Slackの使い方を徹底解説!

リリースから2年半でDAU200万を突破したチームコミュニケーションツール「Slack(スラック)」。日本語でのガイドラインが存在しないSlackの機能について、全10回で徹底解説しています。


(Slackの導入事例記事より)全社導入して1年も経ちませんが、今やSlackはチャットツールの領域を超えています。いろいろな外部ツールと連携ができるので、Slackをハブにしてたくさんの業務改善の仕組みが生まれました。

(リレーションズ株式会社 ディレクター 福里 さや香さん)

人事未経験から組織づくりに取り組んだ「CCO」の記録

CCO就任後、1年で取り組んだこと(第1回)まずは「文化を作る」役割を明確に


CCO=Chief Culture Officer。簡単に言うと「組織によりよい文化を作るためにあの手この手を尽くす人」のことです。人事未経験からCCOに就任し、どのような取り組みを進めていったのかが赤裸々に語られています。

自分がCCOがになって最初に困ったのは「組織文化作りってどう進めたらいいのか」というインプットの部分でした。

組織文化作りの話をしようとすると、自社の弱い部分も一緒にさらすことになりますよね。そういう背景もあり、Googleのようなドヤ顔で内部を開示できる一部の会社を除いて、リアルなケースがまだまだ世の中に出回っていないなと思います。

(リレーションズ株式会社 CCO 高橋 直也さん)

Wantedlyで実績を出している企業は、「運用術」を知っている!

設立1年目で15名を採用!運用がカギの「Wantedly」活用ノウハウ(前編)

2014年6月創業のシェルフィー株式会社では、ビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」の運用を工夫し、設立1年目の時点で合計15名もの中途入社の社員と、インターンの獲得に成功したそうです。


Wantedlyの募集記事を作る上で、まず大切なのは「クリックしてもらえる記事を作る」ことです。(中略)ちなみに、今までで一番引きがあったのが「代官山で働きたい女子学生求む!」タイトルの募集記事でした。

同じ職種を募集する場合でも、記事は2週間に一度ほど、内容をがっつり変えるようにしています。そうすると、アクセス数を伸ばすことができるんです。(中略)数字が伸びないときには、タイトルだけを変更することもあります。

(シェルフィー株式会社 経営企画室 鈴木 晶子さん)

部署の垣根を越えて社員の交流が起こるオフィスって?

カフェ、ライブラリ、リフレッシュルーム…社員の自然な交流を実現するオフィス

株式会社Speeeでは、異なる事業に関わる社員同士が交流できる場所を作るという目的を持って、2015年12月にワンフロアの増床を行いました。オフィスデザイン会社「テントテン」と共に、カフェコーナーやライブラリ、リラックススペースなど、社員が自然に集まることができる仕掛けをいくつも用意したそうです。


弊社はBtoB事業とBtoC事業の両方を展開しているので、事業ごとに職種の比率も異なれば、会話のテイスト、持っている知識も違います。もともとのオフィスも、事業領域によってフロアを分けていました。

ただ、オフィスが分断されていたとしても、それぞれのメンバーが集って交流できる場所があれば、コミュニケーションが誘発され、誰が何を知っているかを把握できるようになるはずです。

(株式会社Speee 経営管理部 泉谷 翔さん)

優秀な人材を獲得するためには、面接を変えろ!

スタートアップ、ベンチャーの採用力③ 面接は営業交渉の場!鍵は本音の引き出し

特にスタートアップ、ベンチャー企業が苦労することが多い「採用」。このシリーズでは、採用力を高めるために何をするべきかを徹底的に解説しています。3回目となる今回は、採用活動のメインイベントである「面接」のポイントがまとまっています。

実際の面接で一番重要になるのは、ヒアリングです。しっかりとヒアリングをしていると、その人が何をしたいのか、何ができるのかが掴めてきます。そうすることで初めて、「うちの会社に来ればそれが叶うよ」という落とし文句を言うことができます。要は営業と同じなのですが、意外とそれができていないことが多いです。

特にベンチャーの場合は、面接官が熱くなって持論を展開し過ぎてしまうことがよくあります。でも大切なのは、話すより「聞く」ことです。候補者にとっては自分の話を聞いてもらえた方が好印象につながりますし、面接官がいくら熱く話しても逆効果になってしまう可能性もあります。

(株式会社キープレイヤーズ 高野 秀敏さん)

データは無料で、自動でグラフ化する時代です。

SQLさえ書ければOK!ビッグデータを無料でグラフ化する「Re:dash」


ビジネスを展開する上で必ずついてまわる「数値分析」。その効率化について、これまでSELECKでも多くの事例を紹介してきました。今回は「無料」、そのかわりSQLを書ける能力が必須、というツール「Re:dash(リダッシュ)」の紹介です。

以前は(中略)ビジネスサイドから数値を取る要望が出る度に、エンジニアがコードを書いて、デプロイして閲覧できる状態を作らなければなりませんでした。開発の優先度の関係から、どうしても数値の取得は後回しになってしまうことが多々あったんです。

有料のダッシュボードサービスの利用も検討しましたが、明らかなスペックオーバーのBIツールか、機能が少ない割に金額が高いオンラインサービスしか見つけられず、自分たちで作ることも考えました。

(株式会社マナボ ディレクター 塚本 洸介さん)

今週(2016年2月1日〜)の配信予定記事

  • スタートアップに最適なクラウドストレージは? Dropbox Busineeを選択した理由
  • Webメディア運営を支える広告管理は面倒? 自動化に最適なGoogle DFPを使い倒せ!

等、今週はインタビュー記事8本の配信を予定しています。ぜひご覧くださいませ。

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