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  • 舟迫鈴

【感謝】SELECK10周年記念!「秒で変わるAI時代」に勝つ。最新AIツール完全攻略ガイドを無料公開

デジタル人材のためのWebメディア「SELECK」は、2025年5月25日をもってリリースから10周年を迎えます。

メディア経験者「ゼロ」のチームで立ち上げたSELECKが、こうして10周年を迎えられたことは奇跡だと思います。これまでご登場いただいた取材先の皆さま、読み続けてくださった読者の皆さま、そして編集部のメンバーと、メンバーを支えてくれた皆さまに、改めて感謝を申し上げます。

これまで支えてくださり、本当にありがとうございました。

本記事では、10周年の節目の記念記事として、これまでの媒体の歩みをふりかえると共に、皆さまへのささやかな感謝の気持ちをこめてホワイトペーパー 「『秒で変わるAI時代』に勝つ。最新AIツール完全攻略ガイド」を無料で公開しております。

手前味噌ながら、かなりの力作&編集部の叡智が詰まった内容になっておりますので、ぜひ、ダウンロードいただけますと幸いです。

<目次>

  • 10年で世の中変わりすぎ…!これまでのSELECKをふりかえる
  • 歴代PV1位はどの記事!? 編集部の思い出に残る記事5選!
  • 読者の皆さまへ:「秒で変わるAI時代」に勝つ。最新AIツール完全攻略ガイド
  • 終わりに(編集長コメント)

10年で世の中変わりすぎ…!これまでのSELECKをふりかえる

SELECKをリリースしたのは2015年5月25日。IT・デジタル業界を中心に「表に出ない“企業の知”を可視化し共有するメディア」としてスタートしました。

当時はクラウドツールが次々と登場し、それらを活用した業務効率化や自動化の取り組みが広がってきたタイミング。メディア名「SELECK」は、“SELECT + QUICK”の造語で、すべてのビジネスパーソンが、「仕事で困った時に、課題解決のヒントを素早く簡単に入手できる」状態を作ることをビジョンに掲げていました。

リリース当初より、メインのコンテンツは先端企業への取材によるインタビュー記事。さまざまな成功事例や現場のノウハウを取材し、リリースから1年で、記事数600本・掲載企業数300社を突破し、順調に成長を続けました。

その後はインタビュー記事にとどまらず、各種ITツールの使い方を解説する記事などのオリジナルコンテンツの蓄積により、読者層も着実に拡大。2025年5月時点で、記事数は1,600本・掲載企業数は900社を超えました。

また2021年4月にはEBO(エンプロイー・バイアウト)によって当時の運営会社から独立し、SELECK株式会社として新たなスタートを切ることに。同年12月には株式会社ゆめみの子会社に、そして2023年5月には完全統合により、より強固な体制での運営へと移行しました。

SELECKのこれまでの歩みを、各時代ごとのトレンドキーワードとあわせてまとめました。こうしてふりかえると、10年でこの世界はものすごく変わったのだなと改めて実感させられますね(クリックすると拡大表示できます)。

seleck10th_timeline_miniちなみに上記の画像はClaudeで作成したものです。編集部の仕事の仕方も、10年前とは本当に変わっています。

歴代PV1位はどの記事!? 編集部の思い出に残る記事5選!

続いて、これまでSELECKが作ってきた記事をふりかえっていければと思います。

心に残る記事は数あれど、今回はとくに思い出に残っているものや、媒体としての転換点になったものをピックアップしました。

  • 初めてSNS上での拡散、バズが生まれた記事(2015)
  • 「一撃で数十万PV」の巨大バズを初めて経験した記事(2017)
  • それぞれの時代を支えた「ITツール」解説記事シリーズ(2016、2020、2023)
  • いちばん長く、多くの人に読まれたインタビュー記事(2019)
  • AIツール記事のなかで、累計で最も読まれている記事(2022〜2025)

初めてSNS上での拡散、バズが生まれた記事(2015)

SELECKのリリースから1月ほど経ったころ、初めてSNS(当時のTwitter)で拡散されまくった記事がこちらです。特に戦略的にSNSを運営していたわけではなく、自然発生的に起こりました。

編集部のみんなで、IFTTT (なつかしっ)でTwitterのタイムラインと連携させたSlackチャンネルを見ながら大盛りあがりしました。GitHubを先進的なツールとして取り上げていることにも時代を感じる…もはや超・標準装備になりましたね。

▶記事はこちら:GitHubでコードを「公開しない」リスク?サイバーエージェント流、OSS時代の開発哲学

GitHubでコードを「公開しない」リスク?サイバーエージェント流、OSS時代の開発哲学

「一撃で数十万PV」の巨大バズを初めて経験した記事(2017)

この記事は、今も運営されているGoogleの自動描画ツール「AutoDraw」がリリースされた直後に30分くらいで書いて出したものです。一報を見てツールを触り、「これは即書くべきだ」と判断しました。

記事タイトルのキャッチーさも相まってあっという間に拡散さて、2、3日で20万PVを超えました。当時はまだそういう記事は全然なかったので、とても驚きましたね。

ただ、制作に何日もかけるインタビュー記事より、30分で書いた記事の数字が伸びることは複雑な心境でした。この記事以後、逆に媒体としてはPVを追いすぎないということは意識してきたと思います。

▶記事はこちら:【速報】Google天才すぎ。プロ仕様のイラストが誰にでも描ける「AutoDraw」がすごすぎる!

【速報】Google天才すぎ。プロ仕様のイラストが誰にでも描ける「AutoDraw」がすごすぎる!

それぞれの時代を支えた「ITツール」解説記事シリーズ(2016、2020、2023)

SELECKで最も多くの方にお読みいただいているのは、それぞれの時代に流行したさまざまなITツールの「使い方」を解説した記事です。とくに人気だったものについては都度シリーズ化し、徹底解説をしてきました。

そのなかでも、下記のシリーズは大人気となりました。それぞれの「1本目の記事」とともにご紹介します。

▼Slack(2016〜)
世界中で大流行の「Slack」とは? 特徴と始め方、日本語化の手順を解説!
※この記事が、SELECKの累計PV数1位の記事でもあります

▼Notion(2020〜)
ついに日本語化!神アプリ「Notion」の基本的な使い方と特徴をご紹介【基礎編】

▼Discord(2023〜)
【これだけ読めばOK】「Discord(ディスコード)」の始め方・使い方を徹底解説!〜参加編〜

いちばん長く、多くの人に読まれたインタビュー記事(2019)

SELECKが大切にしている「インタビュー記事」のなかで、公開から何年経っても流入が止まらず、結果的に最も読まれた記事となっているのがこちらです。

さすがスターバックス…!というところでしょうか。ただ、この記事については、「内発的動機」というキーワードも注目を集めることが多く、相乗効果があったのではと思います。実はSELECKでは、こうした人事・組織系のカテゴリーの記事はずっと人気が高いです。

▶記事はこちら:カギは「内発的動機」にあり!スターバックスの店舗で、主体的な人材が育ち続ける理由

カギは「内発的動機」にあり!スターバックスの店舗で、主体的な人材が育ち続ける理由AIツール記事のなかで、累計で最も読まれている記事(2022〜2025)

SELECKでは、2022年からいわゆる生成AI関連のコンテンツを強化し始めました。この「Gamma(ガンマ)」の記事は、その1本目になります。

ツールのアップデートにあわせて何度もリライトを繰り返し、結果的に2025年の現在においても月間PV数でTOP10に食い込んでくるような記事になっています。個人的にも、登場したときに感動したツールのひとつです。

▶記事はこちら:2025年最新!AI搭載の神ツール「Gamma」の使い方を徹底解説!ドキュメントが自動でプレゼン資料に

2025年最新!AI搭載の神ツール「Gamma」の使い方を徹底解説!ドキュメントが自動でプレゼン資料にこうして記事を振り返ると、それぞれの記事を担当してくれた編集部メンバーの顔も目に浮かびます。皆さん、本当にありがとうございました。

読者の皆さまへ:「秒で変わるAI時代」に勝つ。最新AIツール完全攻略ガイド

10周年の節目に、読者の皆さまになにかお礼をしたいと思ったのですが、やはり「今すぐ読んで真似できる」というSELECKの変わらぬコンセプトにならい、今皆さまが最もほしいと思われる情報を提供することにしました。

その名も、「秒で変わるAI時代」に勝つ。最新AIツール完全攻略ガイド です!!!

ご存知の通り、近年、AI関連サービスは爆発的なスピードで進化しています。毎日のように新しいツールがリリースされる一方で、SNS上では広告色の強い情報や、過大評価されたコメントも多く見受けられます。

情報量があまりにも多く、さらにノイズも混ざる中で、「自分にとって本当に使えるツール」にたどり着くことは、簡単ではありません。だからこそ、「正しい情報源を選び、効率的にキャッチアップすること」が、これまで以上に重要になっています。

そこで今回は、SELECK編集部が日々実践している「最新AIツール情報の探し方・選び方・使い方」のノウハウに加えて、編集部が推薦する、現場で使えるAIツール22選をすべてまとめてお届けします。

少しでも、読者の皆さまの日々の業務におけるヒントになれば嬉しく思います(もちろん無料です)。

▶本ホワイトペーパーの詳細・ダウンロードはこちらから

終わりに(編集長コメント)

私は2015年の立ち上げ当初から(途中、2年ほど離れていた期間もありますが)、編集長としてSELECKに関わってきました。当時は、取材の方法も、記事の届け方も、まったくの手探り。それでも10年という長い時間、記事を途切れることなく更新し続けてこられたのは、皆さまの支えがあってこそです。

10年という時間の中で、ビジネスのあり方も、テクノロジーも、働き方も大きく変化しました。SELECKもまた、EBOによる独立やグループ経営への移行を経て、常に進化を続けてきたメディアです。そして直近では、生成AIの急速な台頭によって、メディアのあり方そのものも、大きな転換点を迎えています。

正直、11年目以降のSELECKがこれからどうなっていくのか、私にも全くわかりません。

けれど、「読んで、真似できる」実践的で役に立つメディアでありたいという原点は、今も変わりません。この思いを大切にしながら、これからも、できるかぎりは走り続けていきたいと思います。

SELECK編集長 舟迫 鈴

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