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【2016年版】アプリ開発編・新人エンジニアが知っておくべきサービス4選

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今回は数あるSELECKの事例の中から、アプリ開発に関するサービス・ツール新人エンジニア向けにまとめてみました。DeployGate・Appium・Fabric・GrowthPushの4ツールです。

アプリ開発 ツール

誰でも簡単にアプリ開発ができる時代。この4月から入社した新入社員の中にも、入社以前からプログラムを書いていた人も少なくないかもしれません。

しかし個人開発では、なかなか「品質」と「納期」というものを意識しないものです。その2点が、会社でプログラムを書くこととの大きな違いではないでしょうか。

ということで、今回はアプリ開発において、品質向上・効率化に役立つサービスを紹介します。サービスの使い方、そしてアプリ開発のベテラン達の考え方を学んで、趣味から一歩進んだエンジニアリングを身につけましょう!

▼第1回の「スタートアップ編」はこちら

【2016年版】スタートアップ編・新人エンジニアが知っておくべきサービス4選

Twitter製のモバイルプラットフォーム:Fabric

バグの解析からデプロイまでを管理できるモバイルプラットフォームがFabricです。リリース後のアプリで、ユーザーの手元で発生したバグ情報を収集し、改善に役立てることができます(人気のあったバグ解析ツールCrashlyticsが買収され、統合されました)。

Fablic

また、アクティブユーザー数の解析や、プッシュ通知や特定のイベントの情報まで何でも収集できます。ギークス株式会社もFabricを導入し、バグの検出に役立てているそうです。

Fabricを導入してからは、問い合わせをしてきたユーザーIDに関するバグレポートを見て原因を突き止められるようになりました。このおかげでバグがあっても1日ほどで直せるようになりましたね。

クラッシュ率が1%未満に!バグ解析からデプロイまで、Fabricでアプリ開発・運営を効率化

テスト用アプリ配布ツール:DeployGate

iOSにはTestFlightという実機テスト向けのアプリ配布ツールがありますが、iOS・Androidの両方でそれを実現するのがDeployGateです。

deploygate

事前に登録してある端末に、PCをつなぐこともなくテスト用のアプリをインストールできます。

エンジニアでない方でも簡単にテストが出来るようになったり、過去に配布されたバージョンに簡単に戻せたりというメリットがあります。

ゲーム開発を行う株式会社サイバードでも、DeployGateを活用しています。

弊社では毎日のようにDeployGateでアプリの配布をしています。多い時では1日15回くらい配信することもありますね。リリース前のテストという用途だけではなく、企画メンバーに開発途中のアプリを見せる目的でも使用しています。そうすることで開発途中でも不具合を見つける事が出来ています。

モバイルアプリ実機テストを効率化!非エンジニアのテスト参加を支える「DeployGate」

テスト自動化ツール:Appium

Webサービスのテスト自動化ツールとして有名なSeleniumを、アプリ向けに移植したツールがAppiumです。Seleniumとほとんど同じ形式でコーディングができるため、ノウハウを共有することが可能です。

株式会社ディー・エヌ・エーでは、通称「ゴッドハンドさん」と呼ばれるテスターに依存した状態をぬけ出すため、SeleniumとAppiumを導入してテストの自動化を薦めました。その推進力は、領域に限らずどのエンジニアでも参考になると思います。

「その人がいないとテストが進まない」という状態では危険なので、ゴッドハンドさんがテストで繰り返し通る道をできるだけ技術で自動化していくことが必要だと考えていました。

開発を効率化しながら品質も上げる!DeNAの組織文化も変えた自動テストの仕組み

プッシュ通知配信・解析サービス:Growth Push

ネイティブアプリを作る大きなメリットである、プッシュ通知。Growth Pushはそのプッシュ通知をユーザーごとに出し分けてA/Bテストを行ったり、その結果の解析ができるサービスです。

▼プッシュ通知の出し分けができる、「Growth Push」

プッシュ通知

自前で構築すると非常に骨の折れるような機能を簡単に実現でき、アプリ自体の成長に注力できます。

自社サービスを運営している会社に入社したのであれば、エンジニアと言えどサービス自体の成長を目指しているはずです。Growth Pushは、そんなエンジニアがビジネスサイドに一歩踏み入れる助けになりそうです。

写真の共有サービスを運営するディップ株式会社では、Growth Pushによりアプリをグロースさせる方法が見えてきたようです。

例えば、「週末に遊んだ写真を投稿しよう」という通知を日曜の夜8時に送ることで、写真の投稿率が20%、シニア層のアクティブ率が15%も改善しました。また、具体的に「◯◯を◯◯してあげよう」という提案型の文言は反応が良いことも分かりました。

新規事業のパートナーに アプリのプッシュ通知を最適化する「Growth Push」とは

次回はインフラエンジニア編の予定です

残り2回の連載、次回はインフラエンジニア編を予定しています。クラウドの流行によりインフラ担当とプログラマの境界があいまいになっている現代、Webサービス・アプリの開発に関わる方は押さえておきましょう!

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