- コラボレーター
- 加藤 章太朗
Uberも使う採用アシスタント!「ビデオインタビュー」で面接を効率化するVervoeとは
世界では、オンライン面接、人口知能による候補者スクリーニング、など採用活動を効率化する新たな手法が広がっています。
そこで、本日は採用の最強アシスタントになりそうなVervoeというツールを紹介します。
Vervoeを使えば、簡単に効率的な選考フローを設計することができます。
また、ビデオインタビューという機能によって、自社とマッチしない候補者を面接(オンライン面接含む)することなしに見極めることができ、採用活動を劇的に効率化することができます。
それでは、見ていきましょう。
Vervoeとは
Vervoeは、ビデオインタビューを用いて採用活動の効率を劇的に高めるツールです。
近年、スカイプなどを使ってオンライン面接をする会社が少しずつ増えてきました。
例えば、Facebook社においても、電話(オンライン)でのインタビューを通した候補者のスクリーニングを行ってから、面接をしているようです。
※詳しくはこちらの記事を参照
オンライン面接を実施すれば、face-to-faceの面接よりも工数を削減でき、エントリーシートなどでは分からない「候補者の印象」を掴むことができます。
ただし、オンライン面接と言えど、採用担当者の面接工数はそれなりにかかります。
そこで、新たな選択肢となるのがビデオインタビューです。
ビデオインタビューでは、候補者がWeb上で企業側からの質問に答える様子を録画します。
▼候補者が録画する画面
そうすることで、企業側は候補者と話す必要はなく、録画を確認して「候補者の印象」を掴むことができます。
▼企業側が動画を確認する画面
このようにVervoeを使えば、簡単に選考フローにビデオインタビューを取り入れることができます。それでは具体的に使い方を見ていきましょう。
募集要項を作成
まずは、VervoeのWebページから無料トライアルができるので、ログインしてみましょう。
そして、あなたの会社で募集するポジションの要項を作成します。
次に募集のタイトル、場所、種類(フルタイムかパートタイムかなど)、給料、といった情報を入力しましょう。
そして、仕事内容など募集に関する細かい情報を入力します。
すると、募集要項ができ上がります。
ビデオインタビューで、候補者と会わずにミスマッチを見極める
募集要項ができたら、選考フローを作成していきます。選考フローにビデオインタビューを組み込むことで、採用にかかる工数を削減できます。
選考フローは、複数の選考ステージから成り立ちます。
各選考ステージは、Vervoe上で行う「オンライン選考」とface-to-faceの面接などの「オフライン選考」に分類されます。
企業側、候補者側、双方の工数を削減するために、前半の選考ステージはオンラインで実施し、会う前にミスマッチを見極めましょう。
そして、「or create a new assessment」をクリックし、オンラインの選考ステージを作成します。
各選考ステージでは、候補者に答えてもらう質問を設定します。
質問に対する回答形式は選択可能ですので、テキスト、ビデオ、など見極めに必要な形式を選びましょう。
回答形式を「Video」にすれば、ビデオインタビューを実施することができます。候補者が回答している様子が録画されるため、後からそれを確認することができます。
▼ビデオインタビューで回答している様子
ビデオインタビューでは、エントリーシートなどでは得られない「候補者の印象」に関する情報を得ることができます。
面接(オンライン面接含む)でも、この情報は得ることはできますが、企業側、候補者側、双方の工数がかかります。
そのため、ビデオインタビューは、工数をかけずに候補者の印象をつかむことができるとても良いソリューションと言えるでしょう。
また、ビデオインタビューを選んだ場合は、回答に制限時間も設定しましょう。
このようにして、各選考ステージに質問を設定することができます。
さらに選考ステージを追加することで、面接全体のフローを作成することもできます。
▼Add a Stageをクリック
▼2次選考をフロー内に追加
オフラインのステージに行く前に、なるべくオンラインでスクリーニングできれば、採用工数を削減することができるかと思います。
候補者を募集し、オンラインで簡単に選考
それでは「GET CANDIDATES」を押して、実際に候補者を募集しましょう。
URLが発行されるので、自社サイトや自社のSNSなどに貼り付けましょう。
候補者側がURLを踏むと以下の画面が現れます。
「Apply」を押すと募集内容が表示されるので、選考を受ける場合は、「Start Interview」を押します。
すると、先程作成した質問と残り時間が表示されます。「Record Video」をクリックして質問への答えを記録します。
録画中の自分の顔が表示されます。
候補者はこのようにして、オンラインでインタビューを受けることができます。
カンバン方式で募集者を管理
また、選考の状況は、カンバン方式で分かりやすく表示されます。
候補者をクリックすれば、過去の選考を参照することができます。
各選考に対するスコアもつけることができるので、便利ですね。
さらに、先程作成した面接ステージと質問は、「Assessments」というページに蓄積されていきます。
そのため、面接を繰り返す中で、選考ノウハウが貯まり、採用活動の効率が高めていくことが可能です。
このように、ビデオインタビューを取り入れることで、採用活動を効率化できるのではないでしょうか?
興味を持たれた方は、ぜひ、Vervoeを是非試してみていただければと思います。
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