• 株式会社ピチカートデザイン
  • 代表取締役
  • 白坂 翔

最高のUI/UX! 直感的に使えて、マルチデバイス対応のプロトタイプ制作ツール「Prott」

今回のソリューション:【Prott/プロット】

スマートフォンのアプリやWEBページの制作を行う上で大切なプロセスのひとつが、UI設計だ。そしてそのUI設計を行う上では、本番環境を構築する前にプロトタイプを作成し、検証を繰り返すことが重要になる。そのプロトタイプを簡単に制作できるツールが「高速プロトタイピングツール・Prott(プロット)」だ。

そのProttを開発する株式会社グッドパッチの「ファン」と公言するのが、株式会社ピチカートデザインの創業者で代表の白坂 翔さん。白坂さんが本当に素晴らしいプロダクトだと思っているというProttの、その魅力についてお伺いした。

学生時代からフリーデザイナーになり、現在はカフェも運営!

学生時代からフリーデザイナーをしていましたが、1人ではできることに限界があると感じ、2007年に1社目の会社を立ち上げました。そして2010年に2社目のピチカートデザインを立ち上げて今に至ります。両方ともメイン事業はWEB制作をしていまして、それに付随して名刺などのデザインも手がけてきました。

現在はそれ以外にも、渋谷でJELLY JELLY CAFÉという飲食店も経営しています。食べ物の持ち込みもできて、色々なボードゲームがある、非常に自由なカフェですね(笑)。

リリース当初から期待度が高かった「Prott」

グッドパッチさんは元々デザイン業界では有名で、WEBのUIデザインに非常に長けている印象を持っていたので、デザイン事例やブログを日常的に見ていました。Prottは、そんなグッドパッチさんがリリースしたサービスということで当初から期待していたんです。ほぼリリースと同時の、2014年の10月頃に知って、インストールもしていました。

でも実際にProttを使い始めたのは、実は2015年の2月くらいなんです。なかなか使える案件がなくて、やっとアプリ開発の話が出てきたので、その時に使い始めたんです。

やはりWEBサイトとは違って、アプリの場合はUI設計やページ遷移がより大切になります。それを考えていく時に、僕の頭の中にあるモノと、一緒に開発するデザイナーやディレクターが思い描いているモノを、お互いにどうやって共有して意識を擦り合わせていくか、ということを話していたんです。その時にProttのことが頭をよぎって、解決できるかもしれない、と思ったんですよね。

「10分」で画面遷移までを具現化するプロトタイプが完成

開発メンバーに「こんなデザインでどうでしょう?」と伝えたいときは、今までは画像だけを送って、アプリ上の画面遷移などの動きは口頭で説明していたんです。でもPrott上で同じことをすると、ここをタップしたらここに行く、という動きを実際に実機をタップして確認することができるので、今までとは全く違いますね。開発メンバーも、遷移のイメージが非常にわかりやすくなった、と言ってくれました。

デザイン自体にかかる時間は以前と同じなのですが、Prottを導入したことで、UI設計の部分にかかる時間が大きく短縮できました。実際にデバイスを触って確認出来るので、課題も見つけやすいですし、修正にかかる時間が短縮出来ます。本当に簡単にプロトタイプが作成できるんです。画像を入れて、ここをクリックしたらここに飛ばす、ということを設定するだけです。10ページほどのアプリであれば、10分もあればある程度見せることができるレベルのものが作れます。

多機能な上に、マルチデバイスに対応

アプリのUI設計は様々な動きを考慮しないといけないんですが、そのようなUIの種類もいろいろ選ぶことができます。例えばトランジションでタップしたら動くとか、スワイプしたら動くとか。そういった動きがプレビューで確認出来るのも助かっています。

またマルチデバイス対応なので、ログインすればどのデバイスでも使うことができます。しかもタブレットにも対応しているんですよね。MacとWindowsのアプリがあるのも便利です。

スマホのプレビューは全面!UI/UXも「素晴らしい」のがPrott

Prottを実際に使ってみて、やはりUIが得意なグッドパッチさんが開発したということで、非常に使いやすいなと感じています。良く考えられていて、直感的に使うことができるんです。「ここを押せば、ここに画像が入るんだな」というようなこともすぐにわかります。

UXの部分でも素晴らしいんですよね。例えばスマホでプレビューする場合、普通はヘッダーとフッダーがあって、その枠の中で表示されますよね。でもProttにはそれがないんです。プレビューした時に「Prottの画面要素」は全く出てこない。それがあるとアプリのイメージが壊れるかもしれないじゃないですか。だからないんですよ。本当にすごいと思います。

そして全面プレビューだと、前の画面に「戻る」ボタンがないじゃないですか。それはどうするのかというと、スマホを振ると戻るんです。非常に考えられていますよね。こういったUI/UXのおかげで、本物のアプリのイメージがちゃんと湧くんです。本当に素晴らしいと思っています!

グッドパッチさんの次の自社サービスも楽しみにしています!

僕はもともとグッドパッチさんが生み出していたデザインが好きだったんです。トレンドを取り入れながらも、ちゃんとした意味のあるデザインをしているイメージを持っていて、特にWEBサイトの実績をずっと注目して見ていました。

WEBサイトの制作をする企業さんのイメージがあったので、最初に自社サービスを開発されたと知った時はちょっと意外だったんです。でも実際にProttを使ってみて、非常に素晴らしかったので、これからはこういう自社サービスもたくさん作ってほしいな、と思っています。個人的に今後の新サービスも非常に楽しみにしていますね。

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