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  • 大月 英照

大切なのは「サービスマインド」 DeNAのエンジニア採用を支える紹介会社とは?

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今回のソリューション:【テクノブレーン】

〜技術力とサービスマインドを持つエンジニアを採用するために使っている人材紹介会社「テクノブレーン」の事例〜

株式会社ディー・エヌ・エー(以下DeNA)で現在本社に在籍する正社員のうち、一番多い職種がエンジニアだ。そして更なる事業拡大のため常に中途採用の門戸を開いている状態にある。現在、同社でエンジニア採用の責任者と技術広報を務める大月 英照さんによると、DeNAが求めるエンジニアは技術力だけではなく、「サービスマインド」を持ち、技術以上にサービスへのアウトプットにこだわる姿勢が求められるそうだ。

このようなスタンスと技術を兼ね備えたエンジニアを採用することは決して簡単ではなく、DeNAであっても苦戦することも多いのだという。そんな中で大月さんが大きな信頼を寄せる人材紹介会社が、テクノブレーン株式会社だ。DeNAが5年以上に渡ってパートナーシップを組むテクノブレーンについて、大月さんに詳しいお話を伺った。

「人材 ✕ 技術 ✕ 営業」という経験を活かし技術広報・人事を担う

新卒で大手SIerのエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。その後、大手の人材紹介会社でITやWEB業界の法人営業を6年間務めました。こういった過去の「人材」「技術」「営業」というバックボーンがクロスする役割として、2013年よりDeNAでエンジニアに特化した技術広報、採用、教育などを担っています。

求めるエンジニアは「サービスマインド」を持つ人材

DeNAは現在約1,200人の組織ですが、その中で最も多い職種がエンジニアです。ただ採用数は実はそこまで多くはなくて、直近のエンジニアの中途採用数は年間40名程度です。「DeNAは採用には困らないでしょ?」と言われることもありますが、実際はそう簡単なものではなくて結構苦労もあります。

弊社は技術力で言っても決して低くはなくて、高い方だと思います。ただその一方で重視しているのは「サービスマインド」という考え方です。技術は使われなければ結局意味がないので、技術だけを追求するのではなくてサービスとしてのアウトプットにこだわっていく、ということです。

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実際に弊社のエンジニアは、技術はサービス実現のための手段として捉えている人が多いですね。与えられた仕事をただこなすような人は少なく、企画にも参加してすべて納得感を持ってこなしていくようにしています。こういった、サービスマインドと技術を兼ね備えた人材を見つけるのは簡単ではありません。

イベントによるコミュニティ形成と採用導線づくり

こうした背景もあり、私がエンジニアの採用と広報の責任者になってから、広報活動の一環としてイベントには特に力を入れています。勉強会が月6回から8回、中途採用のセミナーが月6回前後あり、それ以外の登壇系や、協賛しているものも含めるとトータルで月20〜30回ほどはイベントを行っているかと思います。

ある一定の露出をすることで、弊社に「求人がある」ということを対外的に発信していくようにしています。難しいのは、TVやラジオのような派手な媒体に露出すると、エンジニアって逆に警戒して、引いてしまうこともあるんですね(笑)。「同じような人が集まっている」というコミュニティ感が大事なので、特にイベントに注力しているということもあります。

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入社後すぐに、人材紹介会社を100社から40社へ「取捨選択」

弊社のエンジニア採用に関しては、エージェントさん経由の紹介も当然行っています。ただ、私が入社した時点でエージェントさんだけで100社ほどもお付き合いがあったんです。ついつい増やしてしまう気持ちもわかるのですが(笑)、まずはそれを40社まで減らしました。3ヶ月ほどかけて、全社と面談を行って選定していきました。

大月 英照さん

そもそも採用は、コミュニケーションビジネスだと考えています。候補者のことを理解しなくてはなりませんし、弊社のことも理解した上で、組織に合致する人を紹介していただく方がお互いにフラストレーションが溜まりませんよね。それが可能なエージェントさんかどうかを判断するために面談を行って、しっかり取捨選択を行いました。

そしてその40社の中でも、信頼を置かせていただいているのがテクノブレーンさんです。弊社とのお付き合いは私が入社する前からで、5年ほどはお世話になっています。きっかけになった候補者がいたのですが、今でも弊社で活躍しているメンバーになります。

難易度の高いエンジニアの人材紹介で、「すごい」テクノブレーン

テクノブレーンさんは技術系に特化されている紹介会社ですが、そもそも技術系の人材紹介は集客の難易度も高いですし、エージェントさん自体にも知識が求められるのでハードルが高いです。そんな中でもテクノブレーンさんには「すごいな」と感じるポイントがいくつかあります。

まず、技術系の採用トレンドを常に理解されています。WEB業界全体のトレンドも押さえていらっしゃいますし、競合他社の採用状況などもしっかり把握されています。そして技術そのものに関しても知識があって、技術トレンドに追いつくのも非常に早いです。例えばNode.jsやReact.jsが最近流行っていますね、というような会話ができるんです。エンジニアの勉強会にも常に参加されているそうで、現場の温度感を常にチェックしていらっしゃいます。

また、弊社が思ってもみなかったような細かいところまで、先にご提案いただけることにも驚かされます。GitHubやQiitaのアカウントに関しても、弊社から依頼するより前にレジュメに記載されていました。こういったことをされるのは他社さんではあまり見ないなと思います。

大月 英照さん

最後に、お人柄や姿勢の部分です。「絶対に会って下さい」というように押し込んでくるようなことは全くありません。そしてテクノブレーンさん経由で入社された方のトラブルや中途退職もほとんどないんです。

弊社の社風と候補者の特性を深く理解してくださっていることが大きな要因だと思います。候補者の方と良くお話しされているのは非常に感じていて、普通のレジュメにはない情報も面接の前にご提供いただけるんです。例えばこの人は右脳タイプだとか、結論から入るタイプだとか。こういった通常であれば「履歴書の行間」を読まないと出てこないような情報を事前にしっかり頂けるので、ミスマッチも少ないのかな、と思います。

今後辛い時期があっても、引き続き宜しくお願い致します

テクノブレーンさんの紹介に関しては他社さんと比較しても選考通過率が高いのですが、とは言え弊社自体の選考通過率が決して高くないため、人材紹介会社さんからすると良い会社とは言えないかもしれません。それでもテクノブレーンさんはいつも前向きに、継続的にご紹介いただいているのでありがたく思っています。

今後もテクノブレーンさんは弊社のエンジニア採用の中心のひとつになると思います。なかなか決まらなくて辛い時期も、技術トレンドが変わって大変な時期もあるかと思うのですが、心が折れないようにしていただければ嬉しいな、と思います(笑)。今後とも是非、宜しくお願い致します。

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