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【厳選12】誰でも簡単にNFT発行やDApps開発ができる!「Web3.0ノーコードツール」をご紹介

「NFTアートプロジェクトを立ち上げたい」「コミュニティをDAO化したい」
昨今のWeb3.0の隆盛に伴い、こうした新しい挑戦をされたい方も増えているのではないでしょうか。

とはいえ、ブロックチェーン技術のコーディングは難しそうなイメージがありますよね。実際、ブロックチェーンを使ったアプリやサービスの開発は高度な技術と知識が求められ、エンジニアであってもその学習に時間がかかるとされてきました。

しかし、最近ではブロックチェーン技術を簡単に扱うことができる「ノーコードツール」が多く誕生していることをご存知でしょうか。

ノーコードツールとは、プログラミングの経験がなくとも、誰でも簡単に、直感的な操作だけでシステム開発ができるツールです

ブロックチェーンを活用したノーコードツールには、NFTの発行・販売ができるツール、NFTプラットフォームを開発できるツール、トークンゲート機能を用いてコミュニティを形成できるツール、メタバース空間を構築できるツールなどがすでに存在しています。

そこで今回は、コーディングに馴染みのない文系の方でも気軽に利用できる「Web3.0ノーコードツールを12個厳選してお届けします!日本語に対応していないツールも多くありますが、Web3.0周辺の基礎知識さえあれば利用できるツールかと思いますので、ぜひ活用してみてくださいね。

<目次>

1.独自のNFTやマーケットプレイスを簡単に作成できる「Thirdweb」


Thirdweb」はNFTやトークンの作成・発行、DAppsの開発、DAO構築などができる多機能ツールで、Web3.0ノーコードツールの中では最もよく知られているものの一つではないでしょうか。

過去、自由民主党がNFT「岸田トークン」を発行した際にも利用されたとのこと。

Thirdwebの大きな魅力は、作成できるコントラクトの豊富さにあります。特に、以下のようなものが人気です。

  • NFT Collection…ERC721規格のNFTコレクションを作成
  • MerketPlace…ERC721、ERC1155規格のトークンを売買できるマーケットプレイスの作成
  • Membership…NFTを活用したメンバーシップの作成。サブスクプランやイベントチケットの発券なども可能
  • Edition Drop…ERC1155規格のNFTを作成(ひとつのアセットに対して複数のNFTを発行できる)
  • Token…ERC20規格のトークンを発行
  • StakeERC721…ERC721規格のNFTをステーキング
  • Split…DAOでの報酬分配機能を作成
  • AirDrop…ERC20やERC721規格のNFTをエアドロップ

ダッシュボードやアナリティクスといった分析機能、複数人で管理できる機能なども備え付けられており、初心者が使いやすいUIなのも嬉しいポイント。メインネット(本番環境)は、Ethereum、Polygon、Avalancheなど、複数のブロックチェーンに対応しています。

また、SDKも多く用意されているため、既存のアプリやゲーム等にWeb3.0の機能を組み込むことも可能です。

例えば、ゲームに機能を追加することでゲーム内のアセットをNFT化して収益を得る仕組みを構築したり、コマースアプリにトークンゲート機能を付与することもできます。

デプロイする際に発生するガス代はかかりますが、これだけ多機能にも関わらず利用料金は無料…!Web3.0の世界で本格的にプロジェクトを立ち上げたい方や、既存のプロジェクトをより充実させたい方まで幅広い層におすすめのツールです。

2.たった数分でNFT コレクションを作成できる「Fair.xyz」

Fair.xyz」は、NFTの発行・販売が簡単にできるツールです。運営元はメタ、インスタグラム、ゴールドマンサックスという名だたる企業で働いていた三名のエンジニアによって創設された企業で、「Web3.0を民主化する」ことをミッションに掲げています。

Web3.0業界の課題である、NFT発行の手数料が高いことや、開発知識のない初心者がプロジェクトを立ち上げるハードルが高いことに着目し、手数料を抑え、初心者でも気軽に利用しやすいプラットフォームの提供を目指して開発しています。

同社は以前、ウクライナ政府が独自のNFTを発行した際にも支援を行っていました。

Fair.xyzでは初期費用は必要なく、一次販売の手数料も6%と低く設定されています。特に大規模なNFTコレクションを作成したい方にとっては、嬉しいツールではないでしょうか。

また、NFTの作成だけでなく以下のような機能も兼ね備えており、これからNFTアートコレクションを作ろうと思われている方にはぜひチェックしていただきたいツールです。

  • ミントページの作成
  • トークンゲートコンテンツの作成
  • DiscordやShopify等で使えるユーティリティの付与機能
  • NFTプレセールの実施
  • NFTにリビール機能の付与
  • ダッシュボード機能
  • エアドロップ機能
  • クレジットカード決済機能

3.NFTの作成だけでなく、独自のメタバース空間も構築できる「Bueno」

Bueno」もNFTアートを作成、販売できるツールです。その機能は、大きく三つに分けられます。

  • Bueno Generator…ジェネラティブNFTをノーコードで作成する。Photoshopはもちろん、「BuenoFigma」プラグインを使えば、Figmaでもコレクションを作成できる
  • Bueno Contract…独自コントラクトで簡単にNFTを作成する
  • Bueno Forms…Allow Listやフォームを作成してホルダーの情報を取集できる

特に便利なのが、三つ目の「Bueno Forms」の機能です。コミュニティの運営に必須な、ホルダーのウォレット情報、Discordのロール、メールアドレス、Twitter情報などをフォームで回収できます。これらの情報はダッシュボード上で確認することも可能です。

そして、Bueno最大のユニークな点は、メタバース空間を構築できる「Microverseが利用できる点にあります。

発行したNFTコレクションを元にアバターを作成してメタバース上で利用したり、トークンゲート機能を活用してNFTホルダー限定の空間を構築することも可能です。

メタバースはドット絵調や手書き調の世界を選ぶことで、好みのバーチャル空間を創造できます。スターターキットも用意されているので、「City」「Yoga」「Village」などのテーマに沿ったメタバース空間をすぐに立ち上げ可能です。

また、メタバース空間内では、アバターが着用するシャツやアクセサリーといったアイテムの作成・販売もできるとのこと。

さらに、ミュージックイベントやヨガセッションの開催や、ゲーミフィケーション的なコンテンツを作ったり、空間内にNFTをミントできるアイテムを設置するなどして独自の経済圏を形成できます。

自分が作成したNFTを活用してメタバース空間で遊べるなんてワクワクしますね…!2023年3月現在で、Microverseの利用にはWaiting Listへの登録が必要ですもので、ぜひ登録しておいてはいかがでしょうか。

4.マーケティング機能が豊富!マーケットプレイスの作成ができる「NFTify」

NFTify」は、たった数分で独自のNFTのマーケットプレイスを作成できるツールです。収益の管理や、ロイヤリティの設定、ショップ利用者の手数料や支払い方法などの細かい設定が可能で、現時点で利用料は無料です。

また、数名のNFTクリエイターと契約を結んでプラットフォームを形成したい際に便利な機能として、メンバー管理機能や、NFTの売上の一部収益をもらう仕組みも構築できます。

直感的な操作でマーケットプレイスのデザインをカスタマイズできるのも、初心者にとっては嬉しいポイント。

ヘッダーを追加したり、色やタイポグラフィをカスタマイズしたり、ドメインを設定するなどしてブランドを確立したマーケットプレイスを運営することも可能です。

また、マーケティングツールが豊富に搭載されている点も魅力です。主に以下のような機能があり、マーケットプレイスのPRやNFTホルダーとのコミュニティ形成を一貫して行うことができます。

  • SEO対策
  • ソーシャルメディアとの連携
  • ブログコンテンツの作成
  • NFTのエアドロップ機能
  • メルマガ作成機能
  • GoogleAnalyticsとの連携
  • 顧客分析機能(サイト訪問者の分析)

日本語の公式Twitterアカウントもあるので、初めてNFTマーケットプレイスを立ち上げるという方におすすめしたいツールです。

▼実際にNFTifyを使って構築されたマーケットプレイス

5.DApps開発の強い味方!多種多様なweb3インフラを提供「moralis」

Moralis」はDApps構築プラットフォームで、主にWeb3.0インフラの構築ができるツールです。DApps開発の際に必要なAPIやSDKを数多く提供しています。

運営元はスウェーデンで設立されたスタートアップ企業で、Web2.0からWeb3.0への切り替えの際に直面する、ユーザー認証やデータ集計といった課題を解決するためにMoralisを開発しました。

開発者が直面しがちな課題を解決してくれるのはもちろん、同社のサイトによると開発時間も大幅に減らしてくれるとのこと。具体的には、プロジェクトリリースまでの時間を平均して87%削減し、さらに、合計して8,640万ドルの開発費を削減するのに貢献しているといいます。

現時点で、Ethereum、BNB、Polygon、Avalanche、Fantom、Solanaなど幅広いチェーンに対応しています。ガイドとして公開されているドキュメントやYouTubeの内容も充実しており、無料で始められるので、初めてDAppsを作るという人にもおすすめです。

▼ガイド用のドキュメント

6.50種類以上!NFTホルダー向けのユーティリティ設計なら「Tropee」

Tropee」は、NFTクリエイターがホルダー向けのユーティリティを簡単に作成できるツールです。

作成できるユーティリティは、AllowListやエアドロップといったオンライン上の体験だけにとどまらず、アパレルグッズやイベント参加券など、フィジカルと結びついたユーティリティの設計もできます。

また、NFTホルダーの属性や過去の購入履歴などのアクションに基づいてセグメント化し、それぞれに対してユーティリティを設計するといったことも可能です。

しかし、NFTプロジェクトを始めたばかりの際には、「どんなユーティリティを設計すべきかわからない…」という場合も多いのではないでしょうか。そこで便利なのが、Tropee側で用意されているテンプレートで、その数なんと50種類以上…!以下、その一部をまとめました。

  • オフラインイベント/オンラインイベントの参加チケット作成
  • オフライン/オンラインミーティングの実施
  • クーポンや割引の作成
  • 抽選の実施
  • Allow Listの作成
  • エアドロップ
  • クイズや投票の実施
  • 限定ムービーや画像の公開
  • ニュースレターの作成

これだけ用意されていればホルダーの属性に合ったアイデアに出会えそうですね。現在、無料で利用できるので、NFTプロジェクトをすでに運営されている方々にぜひ気軽にお試しいただきたいツールです。

▼NFTユーティリティテンプレート

7.トークンゲートのコミュニティを構築するなら「Bonfire」

Bonfire」は、オリジナルのWebサイトを構築し、NFTやソーシャルトークンなどを活用したオンラインコミュニティを形成できるツールです。主に以下のような機能が兼ね備えられています。

  • NFTの作成と発行
  • エアドロップ
  • ソーシャルトークンの発行(作成したWebサイト上で利用できるような設計も可能)
  • トークンゲート機能を用いたコンテンツの作成
  • 音声やビデオコンテンツなどのアップロードと共有
  • コンテストの開催
  • バウンティと報酬設定

実際のユースケースとしては、音楽アーティストDaniel Allan氏がBonfire上で1,000個の音楽NFTを完売し、約70ETHを調達した事例があるとのこと。

また、2021年にBanklessDAOを立ち上げたことで話題となった企業、Banklessが運営するポッドキャスト「Bankless Collectibles」では、番組と紐付けたNFTを販売するというプロジェクトが行われているといいます。

今後、デザインのカスタマイズ性の向上や、チームでの共同編集機能の実装、コミュニティメンバーの分析機能などの搭載が予定されているそう。

Web3.0プロジェクトのコミュニティを本格的に運用したい、ソーシャルトークンを活用したコミュニティを形成したい、という方におすすめしたいツールです。

▼実際にBonfireで構築されたWebページ

8.NFTクリエイター向け!動くポートフォリオサイトが作成できる「Tellie」

Tellie」は、キャンバスにコンテンツを貼り付けるかのようなUIで、独自のポートフォリオサイトを構築できるツールです。

2,000種類以上のサイトやアプリと連携されており、リンクを貼り付けるだけで動的なサイトを立ち上げられる点が大きな特徴です。

現在、ポートフォリオ作成サービスとしては「Linktree」が有名かと思いますが、LinktreeのアカウントとTellieを連携するだけで、自動でTellieページを作成してくれる「Tellieport」という機能も最近実装されました。

同社によると、Linktreeの静的なページよりも、動的なTellieページの方が約2倍も閲覧時間が長い傾向にあるのだとか。

機能としては、ポートフォリオページの作成に留まらず、NFTの作成と販売、POAPの発行なども可能です。さらに、トークンゲート機能を備えたページも作成できます。

現在、無料でも十分に楽しめる機能は公開されているものの、Web3.0機能を利用するには課金が必要とのこと。すでにNFTコレクションを販売されているクリエイターの方はもちろん、コレクターの方にもぜひ活用していただきたいツールです。

9.プロジェクトやチームのタスク管理に超便利「CREW3」

CREW3」は、Web3.0コミュニティのメンバー管理やクエストの作成を通じて、コミュニティのエンゲージメントを向上できるツールです。

クエストをカンバン形式で一元管理できることに加え、以下のような機能も兼ね備えています。

  • オンボーディングフローの作成…コミュニティメンバーのオンボーディング用に一連のタスクを設定できる
  • Discordとの連携…ロール連携や、レベルに合わせた報酬の設定ができる
  • タスク管理と報酬設計…オンチェーン/オフチェーンの報酬を設定できる
  • メンバー分析機能…エンゲージメントの高さや貢献度に合わせてセグメント化し、メンバーを管理できる

そのほかにも、複数人でのレビューシステムの構築タスク履歴のエクスポート機能などが搭載されているのもコミュニティ運営者としては嬉しいポイントです。

クエストは30以上のテンプレートから設定することができ、具体的にはTwitterのフォローや、Discordコミュニティへの参加、クイズへの回答などが用意されています。オンボーディングを設計する際には3〜8個ほどのクエストを準備しておくのがおすすめとのことです。

▼LINE Blockchainのページ

10.ブロックチェーンベースのフォーム作成なら「BlockSurvey」

https://dpd29bjwmgbr8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2023/03/13190944/dbac3a9bc034daf1d73dbf206802c26a.pngBlockSurvey」は、ブロックチェーンを活用したアンケートフォーム作成ツールです。

回答者のデータの機密性と所有権の担保、セキュリティ保護を目的としてブロックチェーンが活用されており、データは暗号化されて分散型のプライベートストレージに保存されるため、情報漏洩などの心配がありません。

アンケートフォームだけでなく、フィードバック用の回答フォームや登録フォームなど、目的に合わせて多種多様なフォームの作成が可能です。加えて、以下のような機能も搭載されており、他のフォーム作成ツールと比較しても機能性は抜群ではないでしょうか…!

  • 匿名回答機能
  • メールでの自動応答機能(回答者に対してメールを送信、など)
  • SlackやDiscordへの通知設定
  • 複数人での共同利用も可能
  • カスタムドメインの設定も可能
  • コードで出力し、Webサイトに埋め込み可能

また、フォントやデザインテーマ、ロゴなどの細かい設定も可能で、ブランドを反映した独自のページを作成できます。さらに、フォームデザインはレスポンシブ対応とのこと。

回答データは、CSVやExcelデータでのエクスポートも可能です。グラフやチャートによる表示もでき、データの分析もBlockSurver上で簡単に行えます。個人プロジェクトでの利用はもちろん、企業内でも活用できるほど優れたツールかと思います。ぜひお試しあれ。

11.写真から3Dアバターを作成できる「ReadyPlayerMe」

https://dpd29bjwmgbr8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2023/03/13190740/79398c3880d02857607379fbc06a380d.jpgReadyPlayerMe」は、誰でも簡単に3Dアバターが作成できるツールです。

顔写真をたった一枚アップロードするだけで、アバターを自動生成してくれるという優れもので、アバター開発にかかるコストを大幅に削減できます。顔写真をアップせずとも、用意されているテンプレートから顔や衣装をカスタマイズして作成することも可能です。

完成したアバターは無料でダウンロードでき、「VRChat」「Mozilla Hubs」など様々なバーチャル空間上で利用できるます。利用しているサービスに縛られずにアバターを利用可能です。

現在、6,000以上の開発企業とパートナーシップを結んでいるとのことで、今後の展開も期待できます。

また、世界的スポーツブランドの「アディダス」やドイツの自動車メーカー「BMW」、大手化粧品メーカーの「ロレアル」などの有名企業と提携しており、ユーザー側はアバターにブランドの衣装を着用させておしゃれを楽しんだり、企業側は新商品のPRをメタバース空間で行うといったマーケティング活動にも活用できます。

最近では、大手NFTアートプロジェクト「Crypto Punks」ともコラボレーションしており、NFTホルダーは、保有するNFTの情報に基づいたオリジナルのアバターを購入できるのだそう。

さらに、2023年2月には、ジェネレーティブAI「DALL-E」を使ったアバター衣装の作成機能のトライアルも開始しています。なんと、テキストを入力するだけでAIが自動で衣装を生成してくれるのだとか…!

普段からジェネレーティブAIを活用されている方にとっては、クリエイティブの幅が広がる嬉しい機能ではないでしょうか。今後の本格実装が楽しみです。

12.イベント開催も可能!独自のメタバース空間を構築できる「Spatial」

https://dpd29bjwmgbr8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2023/03/13190832/86b889312965edf3d09dd8ee1a78f517.jpgSpatial」は、個人法人問わず、誰でも無料で独自のメタバースを構築できるプラットフォームで、パソコンだけでなく、スマートフォンやVRからアクセスできるメタバースを構築できるのが特徴です。

すでに世界中で多くの人が利用しており、アーティストがギャラリーを作ったり、音楽イベントが開催されたり、企業がショールームを作ったりといった形で活用されています。

SpatialはNFTも利用可能で、保有しているNFTをデジタルコンテンツとして空間に設置したり、作成したNFTを販売することもできます。また、先ほどご紹介した3Dアバター作成ツール「ReadyPlayerMe」のアバターも利用可能です。

また、以下のような機能も兼ね備えてられており、バーチャルオフィス的に活用するのも面白そうです。

  • 空間の共同編集機能
  • ホワイトボード機能
  • ファイル共有・アップロード(動画、3Dモデル、音楽、PDF、パワーポイントなど)
  • テキストチャット機能
  • スクリーン共有機能

MetaMaskなどのWeb3.0ウォレットを持っていなくとも、GoogleやMicrosoftなどのアカウントを連携してログイン可能なのも嬉しいポイント。

無料プランでも十分に利用できますが、有料プランに課金すると同時接続できる人数が500名に増えたり、トークンゲート機能やリアルタイム翻訳機能を利用できるなど、さらに活用の幅が広がります。

▼実際のメタバース作成画面

【国産ツール】たった1分でDAOを立ち上げ可能!「Clubs」

Clubs」は国産のDAO構築ツールで、誰でも無料でweb3コミュニティを簡単に立ち上げることができるツールです。

これまで、DAOを立ち上げるには複数のツールを連携させないといけなかったり、その多くが海外ツールで使い勝手が難しい…などの課題がありましたよね。

Clubsは直感的な操作でスタートすることができ、日本語も対応しているという点で、「DAOを立ち上げたい!」と思われていた方にとって、とても嬉しいツールではないでしょうか…!

Clubsの特徴は、主に以下の三つがあります。

  1. オリジナルのweb3ページを作成…コーディング不要で、プラットフォームに依存しない形でのウェブサイトを構築できる
  2. コミュニティに参加できる人数が無制限…会員証として機能する独自のメンバーシップNFTを発行できる
  3. DAOの構築に便利な機能も…認証機能や、NFTやトークンの発行、DeFiが内蔵されている

すでに、Clubsを活用したDAOがいくつか公開されており、お寺を支えるファンづくりや修復資金の調達を目的とした「寺DAO」や、ビジュアルアーティスト兼音楽家であるTAITO OTANI氏が作品の共同制作を目的として立ち上げた「TAITO OTANI DAO」などがあります。

また、アニメ・マンガなど独自に進化した日本カルチャーに「本気」で向き合う「遊び場」として立ち上げられた「JILL LAMM DAO」も近日公開されるとのことです。

▼ビジュアルアーティスト・音楽家TAITO OTANI氏の「TAITO OTANI DAO

まとめ

今回はWeb3.0ノーコードツールを厳選してお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。NFTコレクションやマーケットプレイスを作成できるものから、メタバースを構築できるツールまで、本当に多種多様でしたね…!

今後は、昨今話題になっているAIと掛け合わせたツールも出てくるのではないかと思いますので、引き続きチェックしていきたいと思います。

※本記事は情報提供を目的としており、情報の真偽、各種ツールの安全性などについては保証されておりません。ツールの使用に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。また、本記事に掲載している情報は、記事公開時点のものになります。サービスのアップデートにより情報が記事公開時と異なる可能性がございますので予めご了承ください。最新の情報については、各種ツールの公式ページをご参照ください。

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