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【5社事例】X(旧Twitter)スペースの運営ノウハウを伝授!NFTプロジェクトのAMAにも
音声を通してユーザーとリアルタイムの会話を楽しむことができる、X(旧Twitter)のスペース機能。
2021年頃に流行した音声ソーシャルの「Clubhouse」に似たUI設計で、気軽に配信・参加できることから、個人利用に留まらず、企業の広報活動やNFTプロジェクトのAMA(Ask Me Anything)を行う場として日々活用されています。
その一方で、「具体的にどのようなシーンでスペースを活用すべきか?」「どうすればリスナーを巻き込んだ会話が実現できるのか」といった点に悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、スペースを活用しているNFT関連のプロジェクトや企業事例を5つピックアップし、それぞれの運営における工夫やコツをご回答いただきました。ぜひご覧ください!
<目次>
- 「罵倒」トークに病みつき。唯一無二の世界観で魅了 / 罵尻ロマ子
- 拡散部隊の設置や独自のNFT発行システムでリスナー獲得 / NSM
- 属性の異なる複数のパーソナリティで会話の幅を広げる / オニコンラジオ
- ゲストの多様さと番組レギュラー化でコアファンを獲得 / NMO
- 企業の思いや裏側を発信。ファンとのコラボ製品も誕生 / タニタ
1.「罵倒」トークに病みつき。唯一無二の世界観で魅了 / 罵尻ロマ子
NFT界の罵倒エンターテイナーとして知られる、罵尻ロマ子(@romaco_0810)さん。ロマ子さんは、NFTクリエイターでありながら、スペース上で繰り広げられる「罵倒スペース」で一躍有名となりました。
罵倒スペースは、登壇したリスナーの悩みを即座に罵倒するスタイルで展開され、ファン(通称:マゾブタ)を増やすことを目的に放送されています。放送時間は、毎週月曜日の23時です。
ロマ子さんは、スペースを活用する以前は、2021年頃に日本国内でも流行した音声アプリ「Clubhouse」を利用していたそうです。
当時、有名インフルエンサーが開いていた「お悩み相談室」にてClubhouseで人気になる方法を質問したところ、「その声で罵倒すればいいんじゃない?『このブタ野郎』って試しに言ってみてよ」と言われたことがきっかけで、現在の「罵倒キャラ」が誕生したとのこと。実際に、ロマ子さんの声はとても可愛いらしいので、この声で罵倒されたらファンはたまらないはず…!
しかし、その数ヶ月後にClubhouseの利用者は減少し、閑散とした状態に。新たな活動場所を探していた際に出会ったのが、NFTプロジェクト「CryptoNinja」のファウンダーikehayaさんだったといいます。
彼が「今はNFTが話題だ」と話していたのを聞き、ロマ子さんはNFTクリエイターとしてNFT市場に参入を決意。同時に、スペースを活用して「罵倒スペース」を継続させ、「マゾブタ」との交流の場として現在も運営しているそうです。
「罵倒スペース」の運営においては、大きく2つの点を工夫されているとのこと。
1つ目は、対談の際に相手が「自慢話のような、話したいけど自分では言いづらいこと」を話せる空気を作ることです。そのために、事前に相手のプロジェクトをリサーチし、トーク内で強調したいと思っていそうな部分をピックアップしているそうで、細やかな準備が素晴らしいですね。
2つ目は、トーク中に「ジェットコースターのような感覚」を届けるように意識することです。会話の間に罵倒を挟むことでトークの波を作り、リスナーが飽きないように意識しているのだとか。
罵倒は対談相手だけでなく、リスナーに対しても行うそうで、「おい、お前らブタ共、ちょっと難しい話してるからって眠くなってんじゃねーぞ!?」などと話しかけることもあるそうです。こんな口調で言われたら、思わず「ドキッ!」としてしまいますね(笑)。
今でこそ、約1万5千人のフォロワーから支持を得ているロマ子さん。しかし、過去には「声優でもないのに、下手な演技しない方がいいですよ」といった心無い言葉を向けられたこともあったといいます。
その悔しさから大量の本を読み漁ったり、使えそうなフレーズをノートに書き留めたりして「罵倒トーク」を磨きあげてきたとのこと。この並々ならぬ努力の結果、今の人気があるのだと感じますね…!
ちなみに、当時読んでいた本をいくつか教えていただきました。
・「LOVE理論」 水野敬也 (著)
・「痩せない豚は幻想を捨てろ」テキーラ 村上 (著)
・「罵倒少女」mebae(著)
・「罵言雑言辞典」奥山 益朗 (編集)
現在では、NFT界でも広く知られるようになり、「ぜひ罵倒してもらいたいので、コラボしてください」といった依頼が著名人から多数寄せられているとのこと。過去には、お笑い芸人はんにゃの川島 章良さんや、Xで海外のテクノロジートレンドを発信している、くろますおさんなどからオファーがあり、コラボが実現しているそうです。
とにかくリスナーを楽しませることの努力を惜しまず、トークに磨きをかけ続ける罵尻ロマ子さん。一度聴いたら、そのオリジナリティと世界観に惹き込まれるはず。ぜひ覗きに行ってみてくださいね。
2. 拡散部隊の設置や独自のNFT発行システムでリスナー獲得 / NSM
猿をモチーフとしたキャラクターが人気を呼び、日本各地の地域創生プロジェクトとのコラボも実現している、NFTコレクション「Big Hat Monkeys(通称:BHM)」。同プロジェクトの情報拡散チーム「弓矢隊」の隊長を務める、おののさん(@ononono18th1)にお話を伺いました。
BHMは派生プロジェクトが多く、それらすべてのコミュニティをあわせて「モンキーズ」と呼ばれています。そのモンキーズ内の情報網として機能しているのが、スペースを活用した「猿山会議」です。毎週水曜日の13時から放送され、プロジェクトの進捗や週間トピックが共有されています。
その運営は、「弓矢隊」のコアメンバー6名で行われているとのこと。おののさんと副隊長であるcokeitiさんの2名が司会進行役で、企画内容は全員で話し合いながら決めているそうです。
「猿山会議」の大きな特徴は、告知における情報拡散力を最大化する「弓矢隊」の存在です。モンキーズのDiscord内で告知ツイートをリツイートするよう呼びかけられ、所属している約270名の弓矢隊が一気に拡散するのだそう。これだけの人数がツイートするだけでもかなりの拡散力ですよね….!
告知ツイートには毎回、企画名と簡単な予告、そして当日の登壇者の情報を記載した画像が掲載されています。ちなみに、この画像はすべておののさんが作られているのだとか。ゲストがいる際にはゲストに合わせたデザインにしているそうで、出演する側としても嬉しいポイントですよね。
画像を見たコミュニティの方から「楽しみにしています」とコメントが送られてくることもあるようで、一つの会話のきっかけとしても機能しているそうです。
▼猿山会議の告知画像の一例
さらに、「弓矢モンキーNFT」という独自システムも構築されています。
これは、該当するツイートを拡散したインセンティブとして、「お猿の弓矢」と呼ばれるNFTアートが一つもらえる仕組みです。お猿の弓矢をたくさん貯めると、自動的にレアなNFTがエアドロップされる仕掛けもあるのだとか。ブロックチェーンはポリゴンを利用することで、ガス代を節約しているそうです。
Discordに参加していなくともNFTをもらえるとのことですが、この仕組みをきっかけにコミュニティに入会してもらうことも狙いとしてあるとのこと。よって、NFT配布対象のツイートと知らずに拡散した方に対しても、XのDMを通じてプレゼントされています。
NFTの配布は週単位で、弓矢隊のコアメンバー5名が交代しながらツイート毎のリツイート数を集計し、Googleスプレッドシートで管理しているそうです。
また、特別なタイミングにプレゼント企画を行うことでリスナーの獲得にも繋げており、過去には限定のNFTやAllow Listなどが配布されています。
その準備にあたっては、普段からモンキーズと交流のある方々に提供を依頼しているとのこと。例えば、派生プロジェクト「KURENAI」のファウンダーであるBLUE ²さん(@aonisai1122)に猿山会議限定の描き下ろしNFTを用意してもらったり、モンキーズのファウンダーBig Hat Monkeyさんにも、Allow ListやNFTを用意してもらったりしているそうです。
とにかく拡散力と巻き込み力が素晴らしい仕掛けですが、おののさん曰く、日頃の企画作りにおいては「モンキーズというコミュニティがしっかり活動していて、仲間に入るととても楽しいよ」ということを発信し続けるように心がけているとのこと。
以前、SELECKにてBig Hat Monkeyさんに取材させていただいた際にも、「NFTアートを売って終わりではなく、その後もコミュニティの方々にわくわくしてもらう仕掛けを作り続けたい」とお話しされていました。その「楽しませよう」とする心持ちが、コミュニティのカルチャーとして浸透していると感じた事例でした。
3. 属性の異なる複数のパーソナリティで会話の幅を広げる / オニコンNFTラジオ
NFT関連の情報を楽しく、わかりやすく発信する番組「オニコンNFTラジオ(@OnikonNFTradio)」。同番組でアートディレクター兼コンテンツディレクターを担う、こみなと(@Kominato_works)さんにお話を伺いました。
オニコンNFTラジオは、「NFTの可能性を一緒に模索する仲間を探すことができる」場として、NFTクリエイターに向けて業界の最前線で活動する人々の実体験を発信しています。基本的には週に3回の放送で、毎回21時からスタートし、約1〜2時間ほど実施されているとのこと。
オニコンNFTラジオの運営における最大の特徴は、その「パーソナリティ」の豊かさです。2023年6月時点で計6名所属しており、番組のディレクターはもちろん、国産NFTの情報発信担当やメタバースの情報発信担当、アートディレクターなど多様な方々で構成されています。
▼オニコンラジオのパーソナリティ
パーソナリティの属性がリスナーと一致していることもあり、放送中の目線合わせがしやすいとのこと。誰が質問するかによって、その回答に関心を持つリスナーが変化するそうで、一例として下記の2名で放送する場合はどのような目線で質問しているのかをご紹介します。
<パーソナリティの属性>
・ONIちゃん:NFTに関する最新情報の収集欲が強く、界隈を盛り上げるためにもクリエイター支援を積極的に行なっている
・こみなと:絵描きとして活動しており、自身の活動にNFTを活かすために情報収集を行っている<それぞれの質問内容>
・こみなとからONIちゃんへ質問する場合
▶︎NFTクリエイターとして活動しているリスナーにとって有益な情報を質問する
・ONIちゃんからこみなとへ質問する場合
▶︎NFTコレクター目線で、NFTクリエイターに対して聞いてみたい内容を質問する
このように、各々が知っている情報を共有したり、普段感じていることを質問し合うだけでも情報発信になる点が、異なる属性のパーソナリティが揃っていることのメリットといえそうです。この点を踏まえ、パーソナリティが最低でも2人いる状態にしているとのことで、1名しか出られない場合はお休みにしているのだとか。
放送時には、「個人クリエイターさんの宣伝を歓迎する」姿勢を心がけているといいます。実際に、放送中にリスナーの方がスピーカーとして参加し、自身の活動を宣伝する機会がよくあるそうです。こうした機会を設けることで、リスナーの活動を具体的に把握でき、やりたいことが似ている人同士に「この人とつながるといいよ」と紹介することもあるとのこと。
過去には、犬や猫のアートをモチーフとしたNFTを作るクリエイターが多かったこともあり、「犬の日」と「猫の日」を設け、それぞれ2時間ずつ、NFTクリエイターの作品紹介をするイベントが開催されました。このイベントをきっかけに、複数のクリエイターでグループ活動を行うといった動きが生まれるなど、コミュニティ内での繋がりが広がっているといいます。
▼犬の日の際の事前告知
さらに、「オフィシャルパートナー」の存在もオニコンNFTラジオの特徴の一つです。「ブドキンラジオ」で有名なブドウちゃん(@budou_chan)をはじめ、オニコンNFTラジオの一部の放送を担っていた方々が「パートナー」として参加しており、一緒にNFTの未来を盛り上げる仲間として位置付けられています。
これらの施策からも、オニコンNFTラジオはつながりをとても大切にされていることがわかりますね。常連のリスナーも増え、最近ではコミュニティに入ってくる情報量が増えている実感があるといいます。
また、「声」で繋がっているからこそ、実際にリアルイベントで会う際にも初対面という感覚があまりないとのことで、スペースを通じたコミュニティづくりとして参考にしたい事例です。
4. ゲストの多様さと番組レギュラー化でコアファンを獲得 / NMO
NFTマーケティングの攻略を目的とした、オンラインサロン/NFTコレクション「NFT Marketing Orchestra(通称:NMO)」。同プロジェクトのコミュニティを運営するこんさん(@kon39000)にお話を伺いました。
NMOでは、ファウンダーのこんさんが司会進行を務めるスペースが日々開催されています。開催されているイベントは、大きく分けて以下の3つ。
・国産ジェネ最新ニュース(毎週月曜日)…注目のNFTプロジェクトのニュースを伝える
・おふたりさまスペース(平日16〜17時)…NMOのコミュニティメンバーと対談。テーマは運営から提案するか対談相手が決める
・セミナーやイベントなど単発イベント(不定期)
▼【左】国産ジェネ最新ニュース【右】おふたりさまスペース
基本的に企画から台本作成、運営までこんさん主導で行われていますが、コミュニティメンバーの方々も番組のゲストとして参加することで、各々の活動実績を発表する場としても活用されているそうです。
とはいえ、普段のDiscord上の会話や放送中のコメントがあってこそ番組が成り立っているとのことで、こんさんは「コミュニティメンバー全員で番組を作っている感覚がある」と話します。
放送時間の設定にあたっては、「他のインフルエンサーがやっていない時間帯か」「自分が継続的に実施できる時間帯か」「リスナーがリアルタイムで聞ける時間帯か」の3点を考慮して決められているとのこと。また、ファンの獲得にあたっては、スペースをレギュラー番組化することがポイントだといいます。
さらに、スペースは現状「ガヤ」や「コメント」を拾いにくい設計となっているため、放送中はDiscordのチャットも同時に活用し、コミュニケーションの活性化を図っているそうです。
▼NMOのDiscord活用術について、こちらの記事もご参考ください
Discordの活用事例を総まとめ!6つのWeb3.0プロジェクトに聞いた、コミュニティ運営ノウハウ – SELECK(セレック)
そして、NMOの特筆すべき点は、やはりゲストの多様さにあるのではないでしょうか。基本的に一人ではなく誰かと話すようにし、放送の準備にあたってはDiscord内のコミュニケーションやVoicyの放送、X等で情報収集を行っているとのこと。
それらの情報を元に、話を広げられそうな話題や、リスナーの方々にとって興味がありそうな質問を事前に用意しているそうです。例えば、コミュニティマネージャーを担われている方が対談相手の場合は、運営にあたって大変な点を事例ベースで聞き出したり、報酬体系などを質問しているのだとか。
さらに、最近では通常のスペースの「PR」という位置付けで、カンファレンス形式のイベントも開催されています。この際は、Zoomで実施しているものをスペースにそのまま流す形で放送されているそうです。
そのように長時間スペースを開いておくことで、これまで時間が合わずに参加できなかった人や、参加のタイミングを逃していた人などを巻き込むことができ、リスナーの獲得に繋げられるのだとか。
なお、長時間に渡る放送中はあまり音が立てられない点が難点でもありますが、スペースの開放はイベントのおまけのようなものなので、トラブル等も含めて「無料で流してるから許してね」精神で運営しているそうです。
最後に、これらの番組の告知はXだけでなくDiscord、メルマガ、Voicyなどさまざまなチャネルで行われています。メルマガでまとめて情報が送られてくるのは、ファンからしても嬉しいですよね!
▼【左】実際に配信されているメルマガ【右】Discord上の告知
とにかく、リスナーに対するきめ細かな配慮と企画力、そしてスケジューリングが素晴らしい事例ではないでしょうか。NFTに関して学びたい方はもちろん、対談の際のコミュニケーション方法を学びたい方にもぜひおすすめしたい番組です。
5.企業の思いや裏側を発信。ファンとのコラボ製品も誕生 / タニタ
世界初の乗るだけで計測できる体脂肪計を販売し、業界を牽引してきた健康総合企業の株式会社タニタ。大手企業がスペースを活用している事例が少ない中、同社は公式X(@TANITAofficial)を通じて、フォロワーとの交流を目的としてスペースを活用しています。
スペースでは、より深く自社を知ってもらうきっかけとして、普段のツイートでは伝えきれない企業の裏話や思いなどを発信しているそうです。具体的には、投稿したツイートの意図や裏話を話したり、Xを担当されている方の反省といったリアルな情報を届ける場合もあるとのこと。
これらの配信内容は事前に決めているわけではなく、基本的に台本なしのアドリブで行われているのだとか…!毎回スペースの配信中に考えながら話しているそうですが、アドリブで話している背景としては、調子の良し悪しなどの「人間らしさ」も同時に楽しんでもらいたいという思いがあるとのこと。
現状、スペースを担当されている方は1名のみとのことで、この規模感で運営を継続されているのは驚きです。毎回同じ方が発信することで、聞きに行くたびに親近感が湧きますし、コミュニケーションも取りやすくなるというメリットがありますね。
運営においては、大きく3つの点を工夫されているそうです。
まず1つ目は、「配信中のハッシュタグをつけたコメント募集」です。スペースは双方向のコミュニケーションを取りづらい特性を持つため、ハッシュタグ「#タニスペ」をつけたコメントを投稿してもらうことで、参加者とのコミュニケーションを図っています。ハッシュタグ付きのコメントを配信中に呼びかけたり、スペースのタイトル名に記載したりして投稿を促しているそうです。
▼スペースのタイトルでコメント投稿を促す
2つ目は、「一部の参加者をスピーカーとして招待し、実際に会話する機会を設ける」ことです。実施頻度は少ないとのことですが、参加者と直接話す機会を設けることでリスナーのエンゲージメントを高く保つことができるのだとか。
ただし、スペース上で話すことに慣れていない人や、素性がわからない方もいるので、「誰を招待すべきか」はプロフィール欄とツイート内容をチェックしたりして、慎重に選んでいるとのこと。
そして3つ目は、「可能な限り、同じ時間帯で配信する」ことです。実際に、開始時間は固定していませんが、大体22時から24時の間に配信されています。また、基本的に配信内容はアーカイブせず「ここだけの話」感を作り出すこともポイントとのこと。その背景には、「できるだけ偶然の出会いで配信を聞いてもらいたい」という思いがあるそうです。
同社は、スペースを活用することで、ツイートだけでは接点を持つことが難しかったフォロワーの方々と繋がる機会が増えたといいます。
過去には、日本のロックバンド「サカナクション」のボーカル、山口 一郎氏とスペース上でコミュニケーションを取り、コラボタイマーの販売に至った例もあるそうです。「偶然の出会い」とはいえ、新たなプロダクトが生まれる推進力はさすがですよね。
▼スペースでのコラボによって誕生したタイマー
タニタ社の事例からみても、ファンとのコミュニケーション手段としてだけでなく、新たな価値やビジネスの創造の場としても活用できるスペース。使い方や人の巻き込み方次第で、活用効果は大いにあると思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか。どの事例も独自の運営ノウハウがあり、参考になりそうですね。すでにスペースを活用されている方はもちろん、これから利用しようと思っている方もぜひ参考にしてみてくださいね。(了)
▼Twitterスペースの使い方についてはこちらの記事もぜひご参考ください
X(旧Twitter)の「スペース」「コミュニティ」機能を徹底解説!NFTプロジェクトにもおすすめ – SELECK(セレック)