• 株式会社ジオコード
  • 社長室 広報担当 主任
  • 加藤 康二

無料軽食サービスからサッカー休暇まで ユニークな福利厚生を持つメリットとは?

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今回のソリューション:【セブンミール】

〜社員食堂を持つのが難しいベンチャー企業。宅配サービス「セブンミール」の導入で、社員に軽食を配布する福利厚生制度を実現〜

福利厚生は、一般的に大企業の方が充実していると思われがちだ。しかし働き方の多様化が進んだ近年では、ベンチャー企業であってもユニークな制度を持つことも増えている。

福利厚生は、もはや従業員のためだけのものではなく、企業の特色を表現し、コーポレートブランディングにも寄与するものだと言えるだろう。

リスティング広告やSEOといったWebマーケティング事業を展開する株式会社ジオコードも、そんな「ちょっと変わった」福利厚生が充実している企業のひとつだ。「唯一無二の魅力的な会社」を目指すことを掲げ、「サッカー休暇」や「エンドレスサマー制度」といった、オリジナリティーのある制度を設けている。

そんな同社で最近始まった新しい取り組みが、セブンイレブンの宅配サービス「セブンミール」を利用した無料軽食サービスだ。

今回は同社で広報を務める加藤 康二さんに、セブンミールを導入した理由、そしてユニークな福利厚生を持つことのメリットについて、幅広くお伺いした。

世界一周中に届いたメッセージをきっかけに、ジオコードに入社

僕がジオコードに中途入社したのは、会社の設立からおよそ2年経った2007年のことです。実は入社直前まで、世界一周旅行をしていました。旅の合間に日記を投稿していたmixi経由で、前職の先輩であり、ジオコードの代表である原口から「いい仕事があります」とメッセージをもらって。

もともと原口のことを尊敬していたこともあり、帰国後1週間で、ジオコードで働くことを決めました。

当時の弊社はまだ8名ほどの組織で、僕はSEOのディレクターを担当していました。契約している企業さんのコンサルタントのような立場で、ひたすらパソコンでコードを触っていましたね。初めて経験する領域だったので苦労もしましたが、仲間と思いっきり働く毎日がとても楽しかったことを覚えています。

その後、他部署の立ち上げにも関わりつつ、2013年8月からは広報を務めています。今では弊社も、従業員数80名ほどの組織に成長しました。

####▼現在では従業員80名まで拡大したジオコード ジオコードの社内風景

会社をもっと知ってもらいたい!という思いから「ひとり広報」に

広報という仕事には、昔から興味がありました。というか、もっとジオコードという会社のことを知ってもらいたい、という思いがあって。もともと弊社には広報は誰もおらず、社長が個人でブログを運営していたのが唯一の情報発信だったんですよね。

最初は広報のノウハウもなかったので、ひたすら書籍を読み、広報向けの勉強会にも参加しました。それからプレスリリースや自社HPを使って、記者の人が検索しそうなキーワードを意識して発信したり、時事ネタを取り上げるような地道な取り組みを続けて。

今では、おかげさまでTV取材の機会もいただけるようになりました。例えば先日は、NHKの「おはよう日本」で社内コミュニケーションや福利厚生について紹介していただきました。

加藤 康二さん

広報の仕事内容は、企業規模や事業内容によって大きく変わります。ただ、僕個人の経験から言うと、「とにかくできることは断らずになんでもやる」ということが本当に大切だと思います。具体的に心がけているのは、「問い合わせにはゼロ回答しない」ことです。

例えばメディアの方から「こういうネタありませんか?」という問い合わせがあった時に、弊社で対応できない場合は他社を紹介したり。何かしら相手にメリットを渡すようにすることで、自然にお声がけいただく機会も増えていくと思います。

「唯一無二の会社」であるため、ユニークな福利厚生制度を

今は、社外向けの広報活動だけではなくいろいろな業務を担当しています。例えば自社サイトのディレクションや社内イベントの企画、それからお歳暮や年賀状の発注まで…(笑)。広報は僕ひとりなので、何でもしています。その中で、社内の福利厚生制度に関する取りまとめにも関わっています。

弊社の経営理念は、「社会の模範となる、唯一無二の魅力的な会社を創る」です。普通の会社と同じだったらつまらない、面白いことをどんどんやっていこう、という風土があります。そういった背景もあって、以前からちょっと変わった福利厚生の制度をいろいろ作ってきました。

一番最初にできたのは「お前は一つの枠に囚われる人間じゃない制度」です。実は名前が面白いだけで、要するにジョブローテーションなのですが(笑)。他事業部、他職種への転属の希望を出せる制度になります。

他にも通常の夏季休暇に加えて6月~7月で6日間の休暇が取得できる「エンドレスサマー制度」や、サッカー日本代表の試合のスケジュールに合わせて、全社が休業になる「サッカー休暇制度」などがあります。

最初は経営メンバーのアイデアから制度を作っていたのですが、ここ2、3年は社員からも広く制度案を募集しています。このようなちょっと面白い取り組みを行っていることで取材のご依頼をいただくこともありますし、採用面で大手と戦う時にも武器になっている部分があると感じていますね

社員の健康面が心配… 「セブンミール」で無料軽食の配布を開始

そんな弊社で2ヶ月ほど前から始めた新しい福利厚生で、社員にも非常に好評なのが「無料軽食サービス」です。セブンイレブンが運営している宅配サービスの「セブンミール」を利用しています。

弊社では16時半に全社員が一斉に休憩を取るのですが、その時間に、コミュニティスペースでおにぎりやサンドイッチなどを軽食を無料で配布しています。一部の社員には「配給」なんて呼ばれていますね(笑)。

加藤 康二さん

もともと食事に関しては、保存がきくようなお菓子や、カップラーメンを販売する自動販売機を設置していました。でも休憩時間に社員が一斉にお菓子を買っているのを見て、ちょっと心配になったんですよね。「健康面大丈夫か」って。

もう少し栄養のあるものを社員に食べてもらおうということで、軽食の宅配サービスの導入検討を始めました。

社員のコミュニケーションを活性化する「無料軽食サービス」を開始!

セブンミールに決めるまでに、いくつかの社食サービスを検討しました。重視していたポイントはいくつかあるのですが、まずは手軽さです。調理の必要がなく、すぐに食べられてゴミなどの片付けも簡単なこと。

それから飽きないような豊富なメニューがあり、ボリュームもある程度あるもの。弊社は平均年齢が30歳ほどで若者も多いので。最後に予算内で、いかにより多くの社員に行き渡るようにするか。これらの条件を検討した結果、セブンミールを選びました。

僕は健康面と、1食100円〜という価格面で「オフィスおかん」を押していたのですが、レンジで温める必要があるんですよね。弊社の場合は80人で一度に休憩を取るのですが、電子レンジは2台しかないんです。それだとちょっと難しいのと、あくまでも休憩時間のための軽食なので、気軽に食べることができるもので考えました。

弊社の従業員は80名ほどですが、今は50名分を注文しています。2週間分をWebで一気に注文すると、毎日決まった時間にセブンイレブンからオフィスに配送してくれます。一度注文してしまうと品目の変更を電話でする必要があるのが面倒なのですが…。

パンやおにぎり、サンドイッチなどを、予算内でバランスよく購入しています。社員の評判はかなり良くて、今では注文した分はもう全部、きれいになくなります。

####▼パンやおにぎりなど、豊富なメニューから注文可能 セブンミールのパン

社員が「ひとつの場所に集まる」きっかけを作ることができた

そもそも弊社で社員が一斉に休憩を取るのは、社内コミュニケーションの機会を作ることと、時間管理の意識を高めるという目的がありました。そのような理由から、休憩時間の過ごし方についても、「仕事はしないで必ず休む、人と話す」ということを指導してきた部分があります。

加藤 康二さん

とは言え、休憩を取ることを強制しているわけではないので、以前はその時間に会議や来客を入れていた社員もいました。でも今ではこの無料軽食サービスが始まったことで、休憩時間になると「みんな集まれー!」という感じで、コミュニティスペースでわいわいすることが社内に習慣づいたと感じています。

社員が「ひとつの場所に集まる」きっかけとしても、今回の制度を作ったことは良かったかなと思っています。(了)

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