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  • 舟迫 鈴

【先週の人気記事まとめ】最高のデザインプロセス、リアルタイムのWebメディア運営、他【2016年2月1日〜】

【2016年2月1日〜7日 人気記事5選ダイジェスト】

※記事の最後に、今週(2016年2月8日〜)配信する予定の記事の予告があります!

13歳からデザインの道へ。「最高の」デザインツール「Flinto for Mac」とは

19歳のデザイナーが追求する、優れたUXを生む「最高の」デザインプロセス

App StoreのBEST OF 2015にも選出された「Player!」のデザイナーである若干19歳のマッカートニー龍馬さん。彼のデザインプロセスは、まずはラフスケッチをプロトタイピングツール「Prott(プロット)」で作り、「Sketch(スケッチ)」でデザインに落とし、「Flinto for Mac(フリントフォーマック)」でインタラクションを確認するというものだそうです。

Flinto for Macを関しては「コードを書かなくても、とてもComplexで難しいインタラクションも作れる最高のツール」と語るマッカートニーさんにお話を聞きました。

実は、ookamiに入るまで、チームでプロダクトを作った経験はありませんでした。(中略)チームで開発するようになって気が付いたのは、自分の頭の中に入っているイメージやインタラクションをチームメンバーに伝える重要性です。

僕は日本語、フランス語、英語、が話せるのですが、特に日本語に関しては100%ではありません。だからこそ、完成したデザインに誤解が起こらないようにチームに共有する方法を工夫した結果、今のプロセスになりました。

(株式会社ookami デザイナー マッカートニー龍馬さん)

プログラマもインフラ領域で活躍できる時代に役立つOSSとは

人はミスをするもの。手順書よりも確実にインフラ構築を自動化する「Terraform」

Google Cloud Platfromパートナーである、株式会社grasys。同社ではInfrastructure as Codeの考えを元に、Ansibleを使ったサーバーのプロビジョニング、Terraformを使ったインフラ構成管理を行っています。

Terraformを使う最大のメリットは、やはり実行した形跡が残せることですね。インフラの構成が定義ファイルとして存在しているので、問題が起こった場合は何を間違えたのかすぐに分かります。

人間なので、ミスは必ず発生してしまいますよね。ただ、ドキュメントを元に1台1台コピペで設定するフローだと、コピペですらミスは発生するし、どこでミスしたのかも分からなくなってしまいます。だから手順書を書くよりも、コードとして残しておく方が確実です。

(株式会社grasys エンジニア 守永 宏明さん)

「オススメ記事」への遷移率をリアルタイムで追求するメディア運営とは

PVよりも「愛着」を追求サイト回遊率を上げるリアルタイムアクセス解析ツール

メールマガジン配信サービスに加えて、「MAG2 NEWS」などのWebメディアを運営する株式会社まぐまぐ。同社ではリアルタイムアクセス解析ツール「Chartbeat(チャートビート)」を使うことで、記事を配信後にリアルタイムで記事のクリック傾向を分析しています。

それの結果を元に表示する「オススメ記事」を最適化し、メディアの回遊率の向上につなげているそうです。

メディアを運営していると、ついついPV数に目が行きがちです。けれど同様に重要な指標のひとつに、ユーザーのエンゲージドタイムがあります。弊社では1セッション毎のPV数を上げることも重要視していて、サイト内の回遊率を上げることを意識するようにしています。

(公式メルマガを配信する)流入のヤマがサイトにとってはチャンスで、「人気のオススメ記事」の記事表示も、そのタイミングを逃さずに即座に最適化する必要があります。(中略)リアルタイムのクリックランキングの変動に合わせて最適化作業を行っていて、スピード勝負で15分ほどで作業をしています。

(株式会社まぐまぐ 編集部/ジモトのココロ編集長 藤松 美佳)

クラウドストレージ「DropboxBusiness」のメリットとは?

スタートアップに最適なクラウドストレージは?Dropbox Businessを選択した理

各種ファイルの保存先として、社内のファイルサーバーではなく、クラウドストレージを選択する企業が増加しています。数多くのサービスが世の中に登場していますが、クラウドキャスト株式会社が選択したのは「Dropbox Business(ドロップボックスビジネス)」。

同社で取締役を務める藤垣 慶介さんは、選定の理由は、同サービスが持つアクセス権限や更新履歴の管理のしやすさにあると言います。

2013年8月にDropbox Businessを導入しました。Google Driveも検討したのですが、Dropbox Businessの方が優れていると感じた点が2つあったんです。まず1点目は、ファイルの変更履歴がリアルタイムで確認できて、共同で作業をするときに使いやすいことでした。

2点目は、ファイルを共有しているメンバーがすぐにわかるUIになっていることです。ファイル一覧の画面に、各ファイルを共有しているユーザーが一覧表示されるようになっていてとても見やすいですね。

(クラウドキャスト株式会社 取締役 藤垣 慶介)

「褒め合う」社内文化はどうしたら作れる?IT版サンキューカードとは

「明らかに社内が明るくなった」IT版サンキューカードを送り合える社内SNS

株式会社ジャックアンドビーンズでは、お互いにバッジを送って感謝を伝えることができる、社内SNS「CIMOS(シーモス)」を導入したことで、減点主義になりがちだった社内文化を加点主義に変えることに成功したそうです。

「子どもと同じように会社員だって褒められれば頑張る。だから『褒め合う』空気を作りたかった」と語る、同社代表の渡井 基之さんにお話を伺いました。

CIMOSでは、日々仕事をしていて良い働きをしている人や、感謝を伝えたい人に対してシステム上で「バッジ」を送ることができます。これまで、多い時では社内で月間1,400個ものバッジの受け渡しがありました。

CIMOSの活用で、明らかに社内が明るくなったと思います。「ありがとう」という言葉を面と向かって言えなくても、バッジと活字で伝えられることで思いやりが伝わって、どんどん社内がいい雰囲気に変わっていきました。

(株式会社ジャックアンドビーンズ 代表取締役 渡井 基之さん)

今週(2016年2月8日〜)の配信予定記事

  • 「気軽に会える」ダイレクト・リクルーティング! 「Switch」の活用法とは
  • 「何を作らないか」を決めることが大事。新規Webサービスの開発工数を最適化した手段

など、インタビュー記事4本の配信を予定しています。

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