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【先月の人気記事まとめ】世界最大の求人検索「Indeed」、エンジニア採用に効く技術選定、他【2016年2月1日〜29日】
SELECK編集長の舟迫です。3月になりましたね!まだまだ厳しい寒さが続いていますが、そろそろ春が楽しみな季節です。今回は、【2016年2月】の人気記事5選を紹介します!
世界1.8億人が使う求人検索サイト「Indeed」、企業はどう使う?
世界50カ国で、月間1億8千万のユニークビジター数を誇る世界最大の求人検索エンジン「Indeed(インディード)」。日本ではまだまだ活用事例は少ないですが、株式会社メルカリでは、翻訳という専門職の求人において、1ヶ月で40名以上の応募を獲得するなど活用の幅を広げています。
募集を出した翌日には、ものすごい数の応募が来ていました。寝て、起きたらぶわっと来ていた、みたいな(笑)。
コスト感は1応募あたりで数千円ほど、採用人数あたりでは数万円ほどでした。コスト面でも非常に魅力的だったと思います。(中略)Indeedは、応募者の方が自社の採用ページを経由する形の求人を出せるので、自社媒体で採用を行うことに近いと感じています。
株式会社メルカリ HRグループ 石黒 卓弥さん
ネイティブアプリにおける優れたUXの実現には「デザインプロセス」が重要
ネイティブアプリにおいて優れたユーザーエクスペリエンス(UX)を実現するためには、プロトタイピングを含む「デザインプロセス」がとても重要になります。
App StoreのBEST OF 2015にも選出された「Player!」を開発・運営する株式会社ookami。同社で若干19歳ながらアプリデザインを手掛けるマッカートニー龍馬さんは、「Flinto for Mac(フリントフォーマック)」などを活用したデザインプロセスを作り上げました。
実は、ookamiに入るまで、チームでプロダクトを作った経験はありませんでした。(中略)チームでを開発するようになって気が付いたのは、自分の頭の中に入っているイメージやインタラクションをチームメンバーに伝える重要性です。
Flinto for Macであればプロトタイプを作るコストもかからないし、パフォーマンスも安定しています。コードを書かなくても、とてもComplexで難しいUXも作れるんです。最高のツールだと思います。
株式会社ookami デザイナー マッカートニー龍馬さん
技術力を持たないチームでも、技術選定の工夫でエンジニア採用に成功
まだアピールする技術力を持たない組織やチームは、どうしたら優秀なエンジニアを採用できるのでしょうか?
株式会社インテリジェンスでは、採用を見据えてHackやGo言語といったまだ新しい技術を選定し、エンジニアが成長できる環境を提供することで、約2ヶ月で優秀なエンジニア7名の採用に成功したそうです。
技術のイメージがないインテリジェンスという会社を、テクノロジーで勝てる会社にしていきたいと思っています。ただ、最初はPCも全員Windowsで、私服はNG、エンジニアが何をするにも情報システム部門の許可が必要という状態でした。
僕が考える優秀なエンジニアというのは、新しくて優れている技術が好きな人なんですよね。Hackという言語も、日本ではほぼ活用事例はありませんが、優れた言語です。そのようなエンジニアに「響く」ポイントを意図的に狙って、技術選定をしています。
株式会社インテリジェンス MIIDAS COMPANY 技術責任者 大谷 祐司さん
GitHubでの情報共有をもっとラクにする、無料ツールの使い方
エンジニア以外のビジネスサイドを含め、バージョン管理ツール「GitHub」を活用してプロジェクトの進捗を管理するWeb系の企業が増えています。しかしその一方で、GitHubでは直感的にプロジェクトの状態を把握しにくいという課題も…。
その課題を解決する無料のタスクボード「Waffle.io(ワッフルアイオー)」の使い方をお伺いしました。
開発はバージョン管理ツールのGitHubをベースに行なっていて、その中のイシューを使って仕様などを議論していました。でもイシューは、一次元で上から並んでいるだけで、一覧性がないんですよね。議論の数が増えてくると、それぞれのステータスがわかりにくい。
GitHub上の進行にあわせて、Waffle.ioのカンバンもリアルタイムに更新されていきます。(中略)GitHubて縦横でマトリクス状に情報が並んでいるので、全体を見渡しやすく、ぱっと見て状況を把握できるのが良いですね。
株式会社チカク シニアエンジニアリングマネージャー 高橋 一貴さん
クラウドサービスの対等で、プログラマもインフラ領域で活躍できる時代に
Amazon Web Service や Google Cloud Platform など、インフラの世界ではクラウドサービスが選択肢のひとつとしてもはや常識になりつつあります。
Google Cloud Platfromパートナーである株式会社grasysでは、Infrastructure as Codeの考えを元に、Ansibleを使ったサーバーのプロビジョニング、Terraformを使ったインフラ構成管理を行っており、プログラマがインフラ領域でバリバリと活躍しているそうです。
私はデータセンターにラッキングして、設定して…という昔ながらのインフラの話には決して詳しくありません。ただ、IaaS(Infrastructure as a Service)というインフラがクラウド化されている環境では、プログラマの知識が活きる場所が数多くあります。
人間なので、ミスは必ず発生してしまいますよね。ただ、ドキュメントを元に1台1台コピペで設定するフローだと、コピペですらミスは発生するし、どこでミスしたのかも分からなくなってしまいます。だから手順書を書くよりも、コードとして残しておく方が確実です。
株式会社grasys エンジニア 守永 宏明さん
今後の配信予告
-「DevOpsは技術だけでは成り立たない」。エバンジェリストが語る、本当のDevOps
- 3,000名のクリエイターが登録!DeNAが活用する、動画制作クラウドソーシングとは
- 2人で1日7本の記事を配信!ネタ探し、SEO、SNS拡散…Webメディア運営術を徹底公開
などなど、今月も鮮度あふれるインタビュー記事を平日は毎日配信していきます。今後ともSELECKを宜しくお願い致します。