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新卒採用のリーダーは、新卒2年目の営業ウーマン!「素人」チームを支える採用支援サービス

今回のソリューション:【スローガン】

株式会社ネットプロテクションズでは、ワーキンググループ制度という独自の取り組みを行っている。それは自分のリソースの2割を、担当業務とは別の全社プロジェクトに充てることができる仕組みだ。

ワーキンググループで扱う業務領域は新卒採用・風土づくり・次年度予算策定など多岐に渡る。若手であっても、自ら手を挙げることで事業領域にとどまらない「会社づくり」に携わることができる環境がある。

同社営業部に所属する坂根 扶美さんは、その制度を利用して、新卒2年目ながら16年度卒の新卒採用チームのリーダーを務めている。

その坂根さんが、「採用素人」のチームに手厚いサポートをしてくれたと語るのが、グロースヒューマンキャピタル事業を展開する「スローガン株式会社」だ。今回は坂根さんの新卒採用への挑戦について、詳しくお話を聞いた。

学生時代にスローガンに出会い、研究職からベンチャー志望へ

私は新卒2年目になるんですが、入社前は大学院で生物学を研究していました。理系だったので、自分は院に行って研究者になるものだ、と当たり前のように考えて院に進んだんです。

でも個人でやっていく研究活動はちょっと私には合わなかったんですよね(笑)。やっぱりチームで成果を出すようなフィールドに行きたいと思って、就職活動を始めました。

それこそ最初はメーカーの研究職などを考えていたんですが、就職活動を始めて3ヶ月くらい経った頃、スローガンさんが運営している「Goodfind」という採用サービスに出会ったんです。

Goodfindでは、就活生向けのキャリアセミナーを開催していて、私はたまたま、その中のロジカルシンキング講座に参加しました。

その講座の講師だったスローガンさんの役員の方から、ベンチャー企業で働くという選択肢もあると教えていただいたんです。そして何社か企業をご紹介いただいて、一番自分に合っていると思えたネットプロテクションズに入社を決めました。

つまり元々は、私もスローガンさんのユーザーだったんですよね。

若手にチャンスを与える制度を活用 新卒2年目から採用リーダー

ネットプロテクションズに入社し、半年の研修後営業部に配属されました。今の業務で言うと、8割を通常業務に、残りの2割を採用活動にあてています

弊社にはワーキンググループ制度というものがあって、自分の2割のリソースを担当業務ではない活動に使うことが全社的に推奨されているんです。

ワーキンググループの活動内容は、一般の会社では人事部が行うような組織づくりに関する業務が多いですね。現在は採用、研修、社内風土醸成といったテーマを扱うグループが存在しています。

少し毛色の違うところだと、次年度の予算策定という経営企画の色を持ったグループもあります。

参加するメンバーは基本的に立候補制になっていて、私は新卒1年目で15卒の新卒採用チームに加わりました。ただ研修もあって半年しか関われなかったので、16卒もやりますって言ったら「じゃあリーダーで」ということになりました(笑)。

若手でもどんどんチャレンジできるように、そして全社的な視点を身に着けられるように、という想いからワーキンググループ制度ができたと聞いています。そういった組織文化なので、2年目でもリーダーをやらせてもらえたのではないでしょうか。


よく社外の人には「どうやって両立しているの?」って聞かれるんですが、ほとんどのメンバーが利用をしている制度なので、やりやすい空気が社内にはあります。

変な言い方ですが、事業部とワーキンググループが敵対関係にないんです。正直、大変なこともありますが。

忙しさに波があるので、「業務が8割、ワーキンググループが2割」と言っていても、結局は8:5で働いてしまっている、みたいな時期も正直あります(笑)。

でもメンバーが自発的に集まっている仕組みなので、みんな楽しくやっていますね。

新卒採用で圧倒的な成果を上げているスローガン

スローガンさんとは2008年頃からのお付き合いで、当時スローガンさんでインターンしていた学生が弊社のメンバーの知り合いだったことがきっかけと聞いています。

その年の新卒採用は7人だったそうですが、全員がスローガンさん経由だったそうなんです。新卒は今も毎年10名ほど採用しているんですが、大体半分くらいはスローガンさんからです。圧倒的な成果が出ているんですよね。

成果が出る理由は、そもそもスローガンさんがベンチャー精神をもった企業に特化して支援をしているので、弊社とは根本的に前提が擦り合っているからだと思っています。あとは弊社が欲しいと思うようなマインドを持っている学生さんが多くいらっしゃいます。

ロジカルシンキング講座などをされているからなのか、体力があって動くことが好きな方より考えることが好きで思考力が高いタイプの学生さんが多いんです。

弊社はベンチャー企業ですが、展開しているビジネスは決済領域で、メンバーには仕組みを作るための実行力と高い論理的思考力が求められます。その人物像がマッチしているのかな、と思います。

もはや「社外人事」と感じるほど、頼りにしているのがスローガン

採用する側からすると、スローガンさんってとにかくサポートが手厚いんです。具体的には、いつどんなDMを打つとか、説明会の打ち出し方とか、どんなイベントに参加するかといったことを一緒に考えてくれます。

もちろんご紹介いただいた学生さんについても、「今こんな状態ですよ」「ここをもっと打ち出した方がいいですよ」と、細かくフォローしていただいています。

驚いたのは、他の人材会社から紹介された学生であっても、スローガンさんと接点があればフォローをしてくれるんです。

弊社に学生を入社させようという働きかけをするということでもなく、すごくフラットに動いて下さるんですよね。個人的には、もうここまできたら何でも相談できる社外人事の方みたいだな、と感じています。そのくらい頼りにしているんです。

ワーキンググループ制度の弱点へのフォローアップも抜群

スローガンさんのサービスは、ワーキンググループでの採用活動の弱点を上手くカバーしてくれています。

ワーキンググループが抱える問題のひとつとして、リソースの少なさが挙げられます。私たちは自分たちのリソースの2割を使って採用活動をしているので、メンバーが5人いてやっと1人分。スローガンさんには私たちの手がなかなかまわらない部分をフォローしていただいています。

例えば会社案内って、普通は自社で作ると思うんですが、コンセプトを決めたり、写真を撮影したり、インタビューしたり、非常に工数がかかります。選考の企画や実施でどうしても手一杯になりがちなため、そういった会社案内の冊子作りはスローガンさんにご協力いただいています。

コンセプトや内容は両社で相談して決定していますが、インタビューや、撮影、編集等の作業はすべてお任せしています。おかげさまで今年も滞りなく会社案内を発行することができました。

####▼スローガンが作成した「ネットプロテクションズ特集号」

また、ワーキンググループの別の課題として、メンバーがほぼ毎年入れ替わってしまう、ということがあります。

私はたまたま2年連続で新卒採用チームに参加しましたが、採用は1年単位の大掛かりなプロジェクトということもあり、ワーキンググループメンバーは毎年総入れ替えになることが多いです。ある意味で採用メンバーは毎年、採用「素人」なんです。

スローガンさんはその背景も踏まえて、学生さんの考えていることや、就活のサイクルなどの基本中の基本から、私たちに毎年教えてくださいます。

他社さんの採用担当者だと当たり前に知っていることも含めて手厚くサポートしていただけるので、弊社の採用チームは本当に助かっています。取引先というより、もうパートナーとして一緒に採用をしていると感じています。本当に今後共、よろしくお願い致します。

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