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企業の海外進出を加速させる!「いつでも・どこでも」世界と繋がるWEB英会話

今回のソリューション:【DMM英会話】

日本を代表するIT企業が集まる「渋谷ヒカリエ」にオフィスを構えるレバレジーズ株式会社は、2005年にSIerとしてスタートし、現在は「IT、人材、メディア」という3つの事業ドメインで活動している。

同社は創業当初よりグローバル化を志向しているが、社員の英語力を一朝一夕に上げることは難しい。そんな中、人事部の齋藤 宏幸さんは、福利厚生としてオンライン英会話を導入し、「TOEICの点数200点アップ」など期待以上の成功事例を得た。現在同社が利用するサービス「DMM英会話」の選定の背景から運用方法まで、齋藤さんに話を聞いた。

創業1年目に代表に出会い、秒速で入社を決めた

レバレジーズがまだ創業1年目の2006年に入社しました。当時はまだ社員も5人で、マンションの一室で仕事をしていたのですが、代表の岩槻と出会い衝撃を受けて、すぐに入社を決めてしまいました。

零細企業だったので、社員全員がほぼ営業部隊だったんですね。もちろん、自分も営業として入社しました。でもそこから2年ほど経って社員が30人、40人と増えてきて、採用や研修を戦略的に行う必要性が生じたので、人事部の立ち上げを行いました。

1年ほどかけて営業から人事に移行して、最初は1人でやっていましたが、今では10名を超える体制になりました。今年で創業10周年になるので、記念誌なんかも作ったのですが、当時を思い返すと非常に感慨深いですね。

新卒の本格採用のタイミングから、外部研修を導入

創業4年目の2009年から新卒の採用が始まりました。始めた頃は新卒の母集団形成や組織への定着に苦労しましたが、少しずつノウハウがたまり、2012年からは毎年30人ほど採用しています。

研修に外部サービスを導入し始めたのも2012年からです。新卒が増えてきたタイミングで、内製だけではなく外部サービスも導入していこうという流れになり、マネジメント研修やマナー研修のサービスを取り入れました。

社内では、特にマインドを伝える研修に重きを置いて、代表の岩槻が3、4時間かけて「創業からの想い」を全メンバーにしっかり伝えています。他には事業部ごとや人事主導で行っている定期的な研修がいくつもあります。

英会話もその取組みの1つです。代表の岩槻は創業当初から「この会社をグローバル化していきたい」と考えており、将来的に欧米やアジア各国への進出も考えています。そこで、早い段階から英語力を会社全体で上げていこうという話になり、場所と時間に縛られないオンライン英会話の導入検討が自然と進んでいきました。

徹底的にサービスを比較検討し、DMM英会話を選択

最初に導入した英会話は、講師の方の国籍がみなさんほぼ同じだったので、英語の幅が広がらないなと感じていました。また、予約が取りにくいという声もあったので、切り替えを検討していたんです。

検討は、ありとあらゆる全てのところに相見積を取りました。比較軸をマトリクスにして分析して…という流れですね。その結果、2014年11月に、コスト、予約の取りやすさ、外国人講師の幅の広さ、など総合的に優れていたDMM英会話に切り替えました。

全社員への福利厚生としてオンライン英会話を提供

初めは、エンジニアとマーケッターが使うことを想定してました。というのも、エンジニアやマーケッターの世界では、先進的な取組みはアメリカに多く見られるので、英語でのリサーチが必須になるんです。

また、弊社はベトナムにも支店があり今後もグローバル化を志向しているので、誰もが海外支店に行く可能性があります。そこで、今後のことを考え、福利厚生として全社員から受講希望者を募ることにしました。

すると、全社員の半分近くが手をあげたんです。さすがにそこまで集まると思わなかったので、「どうしようか!」という話になりました(笑)。制限なく受講させる訳にもいかないので、月に20回は受ける、毎月振り返りのレポートを提出する、TOEICの試験を定期的に受ける、基準点に達さなければ費用は自腹、など、ルール作りをしました。結果的に20名ほどで制度をスタートすることになりました。

場所も時間も選ばないのがオンライン英会話の利点

オンライン英会話は、場所を選ばないところが最大の利点ですね。帰宅後に家で受講している人も多いです。定時後にタイムカードを切ったあと、会議室や倉庫で受講している人もいますよ。どんな場所でも端末とネット環境があればできてしまうのが、メリットだと思います。時間も朝6時から夜中2時まで選べるので、自由度が高いです。

また、予約から受講までの流れがとてもスムーズです。講師を選び、予約し、用意されるテキストを手元に置き時間になったら繋ぐ、だけです。授業内容は自由度も高くて、フリートークで内容を決めていくこともできます。

講師も世界65カ国で3000人以上いらっしゃって、地域や趣味などのバックグラウンドから検索できるところも面白いポイントだと感じます。趣味の話であれば英語でも話しやすいらしく、女性社員がネイルのことなどを話して盛り上がったりしているそうです。

全く英語が話せなかった社員にも着実な成果

受講しているメンバーのうち、3割くらいは全く英語を喋れない人です。しかし講師の方がきちんと受講者のレベルに合わせて対応してくれるので、週4回ほどレッスンを続けていると、かなり英語が耳に慣れてくるそうです。

成果はTOEICの成績にも表れています。ケースバイケースですが、400点くらいだった人が600点になったり、600点くらいだった人が800点を超えるといった例が出てきています。全体的に大きく伸びていますね。

今後のグローバル展開へ向けて

弊社が海外に進出していくのはマストなので、しっかり英語で調査やコミュニケーションができる能力が必須になってきます。その中で費用を抑えて、かつ実践的に英語研修をやっていくためには、今の方法がベストだと思います。

今後、人材ビジネスは先進国以外に、より大きな需要が出てくると思うんですよ。現地でマネジメントできる人材を育てるためにも、この施作はどんどん社内で広げていきたいと思います。

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