- コラボレーター
- SELECK編集部
- 舟迫 鈴
【テレワークに神降臨】バーチャルチャット「SpatialChat」がすごい。会議も飲み会もOK!
このリモートワーク時代に、全く新しいチャットツールが登場しました。その名は「SpatialChat」。
SpatialChatは、FunCorp Lab社が提供するバーチャルビデオチャットのサービスです。おそらく10日ほど前に公開されたばかりだと思います。
これまで私はZoom、Whereby、Slackはもちろん、CiscoやHousepartyまで、実に色々なオンライン会議ツール・コミュニケーションツールを使ってきました。そのどれとも、SpatialChatは全く違う!
オフィスの中で働いているときって、「誰かに近づいて話しかける」ということがよくありますよね。まさにあの体験が、画面上でできるんです。
product huntに開発元からのコメントが出ていましたが、「カクテルパーティをデジタルスペース上で表現する」ことを目的に、1年ほど前に開発したそう。そこから「better time」を待ち、この度の公開に至ったとのことです!素晴らしいタイミングですね。
▼実際の画面はこんな感じ…
SpatialChatでできることを簡単にまとめます。
- 1分で新しいトークスペースが作れる
- URL共有するだけで、50人まで同じスペースに入って会話できる
- 無料(今のところ)
- ユーザーは画面の中を自由に動きまわれる(ズームイン/アウトも)
- 画面上で「人に近づく」と「その人の声が大きくなる」
- 複数のグループで、同じ画面上で別の会話ができる
- 画面共有、画像や動画の共有が簡単にできる
- 宇宙みたいなUIが面白い(笑)
今回は、この全く新しいコミュニケーションツールSpatialChatについて解説していきます!
SpatialChat最大の特徴は「近づくと声が聞こえる…!」こと
SpatialChatが一番おもしろいのはここだと思います。画面上で「近づくとその人の声が聞こえ、離れると聞こえなくなる」という体験です!
実際の画面はどんな感じかというと、公式YouTube動画でご覧いただければと思います。
実際に試してみると、「近くにいる人」の声は大きく聞こえ、逆に人から離れるとその人の声がどんどん小さくなって聞こえなくなります。
この体験が、完全に新しい!!とりあえずみんなで集合して、その中から話したい人を見つけて話す…みたいなことができるわけです。すごい。
誰でも超簡単に始められます!新しいトークスペースの作り方
SpatialChatは、現時点では誰でも超簡単に新しい部屋をつくることができます。所要時間、1分くらいです。
まずはSpatialChatのトップページにいきます。
左側の「Try Me」を押すと、SpatialChatが公開しているオープン部屋に入れます。いきなり知らない人と一緒の空間に送られるので、最初はびっくりします(笑)。
▼入ってみたらCafe & Jazzの動画が流れていた
自分たちで使いたい場合は、右側の「Create Space」をクリックします。するとメールアドレスと部屋の名前を入力するポップアップがでてきます。
送信すると、登録したメールアドレスに作成したスペースのURLが届きます。クリックすると
もうできました!!はやっ。あとはこのURLを、招待したい人にシェアするだけです。
▼ぞくぞく集まってきました
上部にはメニューバーがあります。シンプルですがビデオチャットに必要な機能が揃っていますね。
どんどん画像を共有してみました。自由にファイルを投稿して、好きなサイズで表示することができます。Youtubeを共有したり、自分のPC画面を共有することもできます!会議のときなどに便利ですね。
▼画像データを適当に共有してみました
▼画面共有も複数人で同時にできます!
例えば、「部屋」の画像を作って投稿し、バーチャルオフィスみたいに使うこともできると思います。
▼話したい人は会議室に移動してね
こんな感じで、機能はシンプルですが色々なケースで使えるツールです。ユースケースとしては、こんなものが考えられると思います!
- 「今日はSpatialChatに全員集合」して、バーチャルオフィス体験!先ほど紹介したように、画像データを使って部屋分けしたら面白い。
- 各自の画面を共有しながらの会議。特にクリエイティブが関係するものは良さそうですね。
- オンライン飲み会!会場をウロウロできるので、懇親会的なものでも活用できそう。
- 複数コンテンツを同時開催するウェビナー。
- 各社が出展してのオンライン展示会。来場者がブースを覗く感覚で、各社のサービス紹介を受けられる。
ぜひぜひ、試してみてはいかがでしょうか。