• Kaizen Platform, Inc.
  • Product Director
  • 河部 裕

あらゆるデータの可視化で意思決定が速くなる!Kaizen流データマネジメントとは

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今回のソリューション:【Domo/ドーモ】

Excel、Salesforce、Google アナリティクス、MySQL、Facebook…企業が管理するデータは、様々な場所に偏在している。これらのデータ全てを見たい切り口で、ひとつのダッシュボード上で可視化できる仕組みがあればどんなに楽だろうか。

Webサービスの売上アップを導くための「サイト最適化」を簡単に実施できるサービスを提供するKaizen Platform, Inc.。同社では「Domo(ドーモ)」というツールを活用し、営業やマーケティングの数値から経営指標まで、あらゆるデータを集約して可視化している。

誰でも同じ最新のデータに常にアクセスできる状態ができたことで、現場や経営の意思決定を素早く行う組織文化が根付いたのだという。同社の河部 裕さんと友永 雅浩さんに、どのようなデータを可視化し、どのような効果が出ているのか、詳しくお話を聞いた。

ビジネスに関わるデータを集約するプラットフォーム「Domo」

河部 リコーでサプライチェーンマネジメントの仕事をした後、Kaizen Platformに入社し、プロダクトの開発をしています。常に3ヶ月先の開発に関する仕様を具体化してスケジュールに落とし込み、開発メンバーとコミュニケーションを取りながら進めています。

友永 グリーでエンジニアとしてゲーム開発、プロジェクトマネジメント、データ集計、などを担当した後、2015年7月にKaizen Platformに入社しました。

現在はDomoというツールを使って社内にあるデータを可視化したり、Kaizen Platformのお客様にA/Bテストに関わるデータを可視化して提供するプロジェクトを手がけています。

Domoはビジネスに関わるデータを1つのプラットフォームに集めるツールです。

Salesforce、MySQL、Google アナリティクス、Google BigQuery、Facebookなど様々なデータソースと連携することで、データを集約・可視化することができます。弊社ではビジネスに関わるほとんどの情報をこのDomoを使って可視化しています。

▼様々なデータを集約し、可視化できる「Domo」

社内メンバーが得る情報の「鮮度」が統一できる

河部 Domoのアウトプットはダッシュボード上にグラフとして集約されるのですが、その元になるデータはSalesforceなどのデータソースから自動的に抽出されます。このように、ビジネスに関わるデータをクラウドで集約する価値の1つは、メンバーが見る情報の鮮度が統一される点ですね。

みんながクラウド上の同一データに常にアクセスする状態になっているので、情報の鮮度が統一されるんです。データ更新も自動で行われますし、更新のタイミングも15分毎、1時間毎、といった形で設定することができます。

友永 例えばエクセルやスプレッドシートなどでデータを管理すると、バージョン毎に資料を作るので、各メンバーが見ている情報が異なる可能性もあります。その管理も面倒ですし、常に全員が同じデータにアクセスできるという状態は良いですね。

経営のKPI、グロースハッカーの成績などの多様なデータを可視化

友永 経営指標の可視化もDomoで行っています。ミクロのアクティビティグラフもあれば、収益の先読みなどマクロなデータまで、幅広い数値をまとめています。

河部 他にも現場の要望に応じて、必要なデータを集約しています。Kaizen Platformでは2,500名(2015年10月現在)を超えるWebデザインの専門家「グロースハッカー」をネットワーク化しており、彼らにWebページの改善案を募ることができます。

集まった改善案をマネージしているのが、カスタマーサクセスチームです。契約後のお客様が成果を上げられるよう、支援する役割を持ちます。

カスタマーサクセスの要望により、改善案のチェックを行うために必要な情報もDomoで可視化しています。

例えば誰からいくつの案が上がってきているのか、そしてそれぞれの改善案のA/Bテストのパフォーマンスの成績はどうだったか、といったデータですね。

▼Domoでグロースハッカーの改善案も管理

また、改善案のクオリティを担保するために、グロースハッカーごとに過去にデザインが採用された割合を出しています。成績表みたいな感じです。

Kaizen Platformでは広く改善案を募るサービスと別に、顧客に専任の「特化型グロースハックチーム」を用意するサービスも提供しています。

グロースハッカーの方によってデザインが採用される割合は異なるので、その数値を把握することで、常に高いクオリティを生み出すグロースハッカーをチームにアサインすることが可能になります。

プロトタイプを作る意思決定もスピードアップ!

河部 また、かなり特徴的な使い方として、Kaizen Platformのサービス上で表示するグラフのプロトタイプを作るのにも使っているんです。

「こんな切り口のグラフを作ってお客様に見せたら面白いのではないか」と思った時に、その都度開発をするのではなく、まずはDomoでプロトタイプを作ることにしています。

開発をすると2週間かかるようなグラフがDomoを使うと2時間でできてしまうので、ぱっと作ってぱっと試すことができるんです。

▼グラフのプロトタイプも簡単に作成可能

実際に作りこんでみて「これはあまり役に立たないね」ということになると作り損になってしまうので、まずはDomoで作っています。

2週間の開発工数を使うとなるとプロトタイプを作るという意思決定も中々できないのですが、Domoがあることで素早く意思決定をし、実際に試すことができます。

素早く仮説・検証を行う習慣が組織に根付いた!

友永 データの可視化もグラフのプロトタイプ制作でも言えるのですが、Domoの導入による最大のメリットは、仮説・検証のスピードを上げることができたことです。

例えば、現場のメンバーが何か仮説を確かめるためにデータを見たいと思った時、そのための作業にすごく時間がかかると知っていたら頼みづらいですよね。Domoによって、素早く仮説・検証をする習慣が組織に根付いたと言えるかもしれませんね。(了)

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