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コンバージョン改善のその先へ Kaizen Platform ✕ Domoが導く価値ある数値分析とは

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今回のソリューション:【Domo/ドーモ】

Webのユーザー・インタフェース改善を通じて企業の成長を支援するKaizen Platform。米国と日本で躍進を続ける同社は、2015年8月よりクラウド型ビジネス管理プラットフォーム「Domo(ドーモ)」との連携による「Advanced Report(アドバンスレポート)」という新たなサービスの提供を開始した。

Domoはビジネスに関わるデータを1つのプラットフォームに集めるツールで、社内にある様々なデータソースの情報を集約し、グラフとして可視化することができる。

Kaizen PlatformとDomoの連携により、サイト最適化を進めるためのより深いマーケティング効果の分析が可能になったという。今回はこの連携の背景について、同社の河部 裕さんと友永 雅浩さんに詳しくお話を聞いた。

▼Kaizen Platform ✕ Domo で実現したマーケティング効果のより深い解析法とは…

様々なデータを組み合わせてグラフ化

友永 2015年7月にKaizen Platformに入社しました。Domoはビジネスに関わるデータを1つのプラットフォームに集め、ダッシュホード上でグラフ化するツールなのですが、弊社では私の入社前から導入しています。

今ではSalesforce、MySQL、Google Analytics、Google BigQuery、Facebookなどのデータソースと連携させ、あらゆる数値を可視化しています。今回、弊社のお客様にも同様にDomoを使ったデータの可視化を提供するプロジェクトに携わっています。

河部 私は前職では生産管理とサプライチェーンマネジメントの仕事をしていました。比較的大きな企業だったのですが、弊社が今Domoを使って行っているようなデータの解析には、主にExcelを使っていました。

サーバーからデータをダウンロードしてマクロを書いて集計する、ということを毎回行っていたので、相当時間がかかっていましたね。

Kaizen Platformに移ってきて最初にDomoとの連携に携わったのですが、初めてDomoを見た時には驚きました。前職の時にもしこれを使っていたら、格段に作業が早く終わっていただろうなと思います。

Kaizen Platform ✕ Domo で、より深いデータ分析が可能に

河部 2015年8月から、Kaizen PlatformではDomoと連携し、Advanced Report(アドバンスレポート)という新しいサービスを提供しています。連携によって新たに提供できるようになったことは大きく2点です。

まずは、以前のKaizen Platformのダッシュボードでは見ることができなかったマーケティング効果が可視化されました。Kaizen Platformの中には貯まってはいたけれどお客様には提供できていなかったデータを、高速かつ直感的に公開できるようになったんです。

具体的には、お客様内の組織それぞれで行っていた改善活動を一元化して、改善率やROIの高い順にグラフで表示したり、詳細を深掘りしたりしていく、といったことがすぐに表現可能になりました。

友永 さらに良かったのは、Domoを使ってお客様の会社のデータベースとKaizen Platformのデータを繋ぐことで、より価値のある分析ができるようになりました。

例えば、Kaizen Platformを活用して作ったランディングページで「サンプル購入」や「会員登録」といったコンバージョン率が上がったとします。

それだけでももちろん意味はありますが、その「サンプル購入」や「会員登録」を行ったユーザー自体がその会社にとってどれだけ重要か、ということが、リピート購入率などの別データと組み合わせることで初めて見えてきます。

どのようなデータを紐付けるべきかはお客様の会社ごとに違うので、弊社からあらかじめそのパターンを全てカチッと想定したサービスを提供するのはなかなか難しいです。

でもDomoと連携することで、個々のお客様が元々持っているデータを活用することができるので、今あるリソースを最大限に活かす形でより意味のあるレポーティングを提供できるようになりました。

スタートアップだからこそ!外部リソースを活用する

河部 このように、Domoとの連携によってKaizen Platformのデータをより深く見せるということと、お客様ご自身のデータと繋げることが可能になりました。ただ、前者の部分であれば、自社で開発をしてプロダクトに組み込めばいいじゃないか、と思われるかもしれません。

でも、いかんせんスタートアップということもありリソースも限られているため、変動する顧客ニーズをすべて想定したような開発を行うことは難しいんです。Domoは柔軟性が非常に高いので、連携によって、こちらの開発工数はかけずに、お客様それぞれが必要なデータの分析ができる環境が提供できました。

外部の優れたサービスと提携することで、リソースを温存しつつ顧客ニーズに柔軟に対応することができます。

友永 特にデータをどう見せるか?という部分はお客様ごとに欲しいデータも異なりますし、ニーズが変わりやすいので、その度に開発していくのは大変です。そのため、弊社では初めからリッチなものを作らずにまずは必要最小限のプロダクトを作ります。

その後プロトタイピングを行い、製品に組み込む価値が高いと判断すれば開発をする、といったスタイルを取っています。

CVRの改善だけでなく、マーケティングROIの最大化を目指す

河部 Kaizen Platformのデータとお客様のデータが連携したことで、コンバージョンした後のユーザー行動までが追えるようになりました。これにより例えば「このランディングページはコンバージョン率が高い。

しかし、ここでコンバージョンしたユーザーの購入金額は低い」といった意外な事実も明らかになるかもしれません。そうすると、より価値ある改善を提供できるようになります。

友永 僕達はWebサイト上でのコンバージョン率だけではなく、お客様のマーケティングROIの改善に貢献するようなプロダクトを開発していきたいと思っています。

そのために提供する価値としてはコンバージョン率を上げるだけでは十分ではない可能性があり、よりお客様が本当に求めることにフォーカスしていきたい、という想いから今回のサービスをリリースしました。

今後も外部の優れたサービスとも連携しながら、お客様に価値ある機能を素早く提供していければと思います。(了)

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