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新人プロダクトマネージャーが入社1週目ですべきこと【連載/第3回】

新人プロダクトマネージャーとの面談における私のお気に入りの質問は「プロダクトマネージャーとしての 1 週目をどうやって過ごしますか?」というものです。

この質問から得られた回答の一部を紹介します:

「プラットフォームとアーキテクチャに本腰を入れて勉強します。」

「チームとミーティングを数回行い、利害関係者がどのような人物かを見出そうとします。」

「開発者やデザイナーと関係を構築します。昼休みに彼らを連れてランチをおごります。」

「データを掘り出します。どのような分析が行われているかを調べ始めます。」

「最高の顧客と話し、製品で最も気に入ってる点について尋ねます。」

一部は素晴らしい回答です!

しかし、すべてのプロダクトマネージャーが入社 1 週目にすべきことは、ユーザーと直接関わり話すことです。

おそらく、チームには問題を解決するエンジニアとデザイナーがいて、彼らはあなたに問題の優先順位を決めてもらいたいと思っています。

あなたがユーザーと関わるよりも技術メンバーと話す方が気楽だと考えてしまった場合、彼らはあなたの意思決定を信頼できるでしょうか。

プロダクトマネージャーの仕事は、適切な問題を見つけチームと連携して解決すること

もしユーザーと話す時間があなたにない場合 (特に第 1 週に)、あなたはチームの問題を優先順位付けする適任者ではありません。

もちろん、ユーザーと話す以外にも、データや分析を検討する時間も作り出す必要があります。あらゆる優れたプロダクトマネージャーは数字に基づいて決断を下します。

しかし、最後にユーザーと話してからかなりの時間が経過してしまったならば、次のことを思い出す必要があります。

ユーザーは数字ではありません。

データは、ボタンをクリックしたユーザーの数を報告します。ユーザビリティテストでは、ユーザーがボタンを見つけにくかった理由がわかります。

しかし、ユーザーとのカジュアルな会話からは「ボタンよりも 1~800 の数字の方がよかった」というようなことがわかります。これは、会話をしなければ決してわからないことでした。

もちろん、入社して1週目はテクノロジーに慣れる必要もあります。プラットフォームの制約についてチームと話し、彼らの愚痴に耳を傾けましょう。基本的なアーキテクチャを学びましょう。

ですが、あなたの仕事はコードを作成することではありません。
あなたの仕事は解決すべき問題を見つけ出すことです。

もし、正式なユーザビリティ研究を実行するリソースが十分にあるならば、マジックミラー越しに面談を見てみるのも良いでしょう。面談風景からは (および面談担当者のテクニックから) は多くのことを学習できます。

ただし、ユーザーと実際に会話することを止めないでください。マジックミラー越しの面談は、製品を使用している人物との会話の代わりにはなりません。

そのため、あなたが新しい企業に入社する場合は、取り急ぎ、数人のユーザーと話してみてください。製品に満足しておらず、使用を中止したようなユーザーも含みます。

そして、どちらかといえば、製品に満足していないユーザーと会話をするべきです。
製品とユーザーに関して学べるだけではなく、あなたが接点となり、ユーザーが製品を使い続けるかもしれません。

顧客満足度に対してできる、最も安い投資であると考えてください。
忘れないでください。先入観なしにお客様の意見に耳を傾けることができるのは 1 回きりです。

その機会を無駄にしないようにしましょう!
機会を賢く利用して、ユーザーの気持ちを理解しましょう。

業務開始 1 週目の成功を祈ります!

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