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  • 加藤章太朗

フォーム追加やプレゼン化も!大人気「Notion」がもっと便利になる連携ツール5選を紹介

Notion_連携ツール5選

もはやメモアプリの域を超え、ドキュメント管理からプロジェクト管理、社内Wikiまで作成できる、オールインワンの万能ツール「Notion」。当媒体ではこれまで、様々な使い方を紹介してきました。

今回は、Notionをより便利に使える外部連携ツールを、厳選して5つ紹介します。なんとすべて無料で使える or トライアルできるツールです!

▼今回紹介するツールはこちら!

  • NotionでWebサイトを作成できる「Wraptas
  • Notionで作成したページを分析できる「Notionlytics
  • Notionで作成したページにフォームを追加できる「Chilipepper
  • Notionのページをプレゼン資料に変えるWunderpresentation
  • (事前登録受付中の新ツール)Notionからメルマガ配信ができるTract

工夫次第でやりたいことがどんどん実現できるNotion、ぜひ使いこなしてみてください。

NotionでWebサイトを作成できる「Wraptas」

まずは有名どころを紹介します。Notionにコンテンツを書くだけでWebサイトが構築できる「Wraptas」です。以前の「Anotion」というサービス名でご存知の方も多いかもしれません。

wraptas_notion

※以下、スクリーンショットはWraptasのWebサイトより引用

Wraptasのサービスページ自体も、Notionで制作されています。Notionで通常のページを作成するように画像やテキストを追加するだけで、Webサイトを構築でき、プログラミングなどは必要ありません。

▼WraptasのWebサイトの元となっているNotionのページ

wraptas_notion_page

Wraptasの主要な機能には、下記のようなものが挙げられます。

  • Notionで書いたページをそのままWebサイトとして公開
  • 独自ドメインやサイトタイトル、Favicon等の設定
  • CSSでのデザインカスタマイズ(HTML・Scriptの直接挿入も可能)

単にNotionでページを作って公開するだけでは、URLがNotionのURLになってしまいますが、Wraptasを使えば、自社の独自ドメインを設定できるのでコーポレートサイトなどにも問題なく使うことができます。

またヘッダーロゴのやページ内のセクションなども設定できるので、Webサイトとして見栄えを整えることも可能です。

実際にWraptasを使って作成されたWebサイトには以下のようなものがあります。ぜひ、チェックしてみてください。

Notionで作成したページを分析できる「Notionlytics」

NotionをWebサイト化しなくとも、作成したページをそのまま外部に公開している会社も増えてきました。例えば、以下のページはNotionで作られ、外部公開されています。

このように、コーポレートサイト、採用サイトなど外部に公開するページをNotionで作った時に、ページビュー等の数値を可視化したくなるかと思います。そうしたケースで便利なのが、「Notionlytics」です。

Notionlytics※以下、スクリーンショットはNotionlyticsのWebサイトより引用

Notionlyticsでトラッカーを発行し、Notionのページに埋め込むだけでページビューやセッション、滞在時間、流入元の地域などを確認できるようになります。

▼Notionページのページビューやセッションを確認できます

Notionlytics

▼アクセス元の国と地域

Notionlytics

▼導入企業には「SmartNews」も

Notionlytics_companyトラッカー5本までは無料で発行できるので、まずは試してみることがオススメです。

このようにサイトのトラフィックが簡単に確認できれば、非エンジニアがWebページを作り、数値分析をして、改善をする…という一連の改善活動をひとりでできるようになりますね。

Notionで作成したページにフォームを追加できる「Chilipepper」

Notionで作成し外部に公開したページに、メールアドレス等の「登録フォーム」を置きたいケースがあるかと思います。そんな時に便利なのが「Chilipepper」です。

Chilipepper

※以下、スクリーンショットはChilipepperのWebサイトより引用

まずは、氏名、メールアドレス、電話番号等、フォームのフィールドをに設計します。テキスト、email、phoneなどフィールドのタイプを選択することもできますし、フィールドへの記入を必須か任意にするかも選択可能です。

▼Chilipepperのフォーム設計画面

Chilipepper

次に、フォームが送信された際の通知場所を設定します。この際、Notionのテーブルと自動連携させることも可能です。フォームでユーザー情報を取得して、そのままNotionのデータベースで管理することもできるわけですね(これは便利!)。

▼フォーム送信があった場合の通知(連携)先を設定

Chilipepper

たったこれだけで、フォームが完成です。URLが発行されるので、Notionで作成したページに埋め込みましょう。

Chilipepper

作成したNotionのページに上記フォームを埋め込むと、以下のようにNotion上にフォームが表示されました。

Chilipepper

簡単な登録機能がプログラミングなしで作れるのはとても便利ですし、なんとこのChilipepperは基本的にずっと無料で使うことができます(フォーム数、送信数、Notionとの連携が無制限)。ぜひ、使ってみてください!

Notionのページをプレゼン資料に変える「Wunderpresentation」

次に紹介するのは、Notionのページをそのままプレゼン資料に変換できる「Wunderpresentation」です。

Wunderpresentation

※以下、スクリーンショットはWunderpresentationのWebページより引用

まずは、プレゼンテーションのスライドにしたいNotionのページを作成します。この際、見出しなどをしっかりと設定して、パラグラフに分けてページを作成することがポイントです。

▼スライド化したいNotionのページを作成してみます

作成したNotionページのURLをWunderpresentationの入力欄に入れるだけで、プレゼンテーションスライドになっちゃいます!

Notion_to_presentation_slides

Convertボタンを押すと即スライド化されます。Playボタン等を使ってプレゼンテーションを進めましょう。

▼Wunderpresentationでページがスライド化されました!

PowerPoint、Keynote、Googleスライドなどをわざわざ作らず、Notionでドキュメントを作成し、そのままプレゼンテーションをしたい方にとってはとても便利なツールです。現在(※2021年9月)は無料なので、ぜひお気軽にお試しください。

(事前登録受付中!)Notionからメルマガ配信ができる「Tract」

最後に、まだ正式リリースはされていませんが、めちゃくちゃ便利そうなツールがあるので紹介しておきます(現在、事前登録を受付中!)Notionを使ってサクッとメルマガ運用ができる「Tract」です。

※以下、スクリーンショットはTractのWebサイトより引用

Tractを利用する際は、まずメールマガジンの読者をNotionのデータベースに登録します。

▼メルマガ読者のデータベースをNotionの中に作成しましょう

そして、Notion上でメールマガジンを作成し、スケジュールをセットするだけでデータベースに登録してあるユーザーにメルマガが送信できるそうです。

▼Notionを使ってメルマガを作成し、送信スケジュールをセット

開封率等のトラッキングもできるそうなので、ライトにメルマガを運用したい方にはとても便利なツールになりそうです。前述したフォーム作成のChilipepper等と一緒に使えば、Notionを採用やマーケティングの武器としても活用できるのではないでしょうか。

以上、Notionをもっと便利にする5ツールを紹介しました。柔軟性が高く何でもできるからこそ、どこまでをNotionでカバーし、どこに他のツールを使うのか、線引きが重要になりそうですね。

当媒体では他のノーコードツールもたくさん紹介していますので、ぜひ併せてチェックしてみてください。

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