• 株式会社プレイライフ
  • 代表取締役
  • 佐藤 太一

リアルな想いと写真が決め手!「Wantedly」のインターン募集記事の作成ノウハウとは

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今回のソリューション:【Wantedly(ウォンテッドリー)】

〜ビジネスSNS「Wantedly」を活用し、地方と東京で10名の学生インターンを採用した事例〜

B to Cのメディア事業では、若者のトレンドをよく知る学生インターンがコンテンツ作りで活躍することも少なくない。しかし情報感度も高く優秀な彼らの興味を引く採用活動も、一筋縄ではいかない現状もある。

株式会社プレイライフは2013年創業の、「遊び」をテーマにしたオンラインメディア事業「PLAYLIFE(プレイライフ)を運営するスタートアップ企業だ。同社ではソーシャルリクルーティングサービスWantedly上に募集記事を出すと、約1週間で学生インターンの採用が決まると言う。

これまでの累計では、のべ70名以上の応募の中から「気持ちよくてセンスの高い人材」10名を採用することに成功したそうだ。同社代表の佐藤 太一さんに、学生に刺さる採用活動のコツをお伺いした。

過労で病床へ⇒「遊びの記憶」を集合知にするため、起業

新卒でコンサルティング会社に入社した後、DeNAの経営企画本部で業務改革や事業戦略に1年ほど取り組み、その後外資系コンサルティングファームで事業戦略のコンサルタントとして働いていました。当時、仕事に夢中になって月520時間ほど働き、結果的に過労で自立神経が全てやられてしまって2011年に入院することになったんです。

####▼代表の佐藤 太一さん(左)と、同社でインターン中の佐藤 礼女さん(右) 佐藤 太一さん

病床で正直、死にそうになりながら「俺にとって何が大事なんだろう?」と人生を振り返ったときに、出てきたのが「遊び」だったんです。友達と一緒に遊んでいるのが一番楽しいな、とその時思ったんですね。

自分のちっぽけな29年間の人生にもこれだけの遊びの記憶があるのなら、世界の70億人分の遊びの記憶ってそれだけあるんだって思って。それをノウハウとして共有できる「遊びの集合知」を作って、遊びの質も量も変えるサービスを作りたいと、2013年6月にプレイライフを創業しました。

「息づかいまで伝わる」遊びの記事を配信する「PLAYLIFE」

「PlayLiife」は、全て実名で実際に体験した遊びの体験記事を投稿している、遊びの課題解決メディアです。例えば、渋谷 ✕ デートといった感じで、場所と遊びの種類からプランを検索できます。

佐藤 太一さん

デートに行ったときに、ネタ切れだな、この前後どうしようかな、どの場所でどう遊ぼうかな、と考えるときの情報って飲食店検索サイトにはないですし、他のWebメディアにもないんです。

今そういった情報が見つかるのは雑誌になるのですが、距離感を感じる読者もいるんですよ。雑誌って、プロが撮った写真じゃないですか。人間って無意識に、メディアと自分との距離感を測ると思うんです。

例えば、ちょっとセレブ系の旅雑誌を見ていると(モルディブ、むちゃくちゃ綺麗な海だけど、ここに、俺がいるイメージ全然わかないな…どうせ、1泊5万円とかするんでしょう?) なんて思うじゃないですか。

PLAYLIFEでは、ユーザーが距離感を感じることのないように、実名でオリジナル写真をアップしていて、実際の息づかいも聞こえてくるような記事を出しています。アマチュアが撮る写真の中に人の手や顔が写っていて、(1泊3000円なら自分もいけるぞ)と思ってもらえるようなイメージです。

人材紹介では採用に工数がかかるため、Wantedlyを活用

現在、PLAYLIFEは社会人や学生、フリーランサーなど、いろんな人たちが関わって従業員27名のダイバーシティのあるチームで運営しています。基本的に私以外の正社員はゼロで、学生インターンはマーケティング13名、エンジニア2名で、残りが社会人です。

採用に関しては、創業からしばらくは紹介ベースで人に会って「一緒にやらなーい?」と声をかけていたのですが、弊社に合う人に出会える確度が低く、採用までの工数がすごくかかることが問題でした。

そこで、Wantedlyを2015年7月から使用しています。Wantedlyではエンジニア、ライター、マーケティング職などの募集をしていて、これまで8記事を投稿しました。マーケティング職は、東京に限らず全国で募集しています。地方の人には地方の遊びのプランを作ってもらっているんですね。

####▼実際に同社が掲載中の募集記事の一例 Wantedly

Wantedlyを使った採用の結果として、現在まで70名以上の応募をいただき、10名の学生インターンの採用ができました。ひとつ募集記事を上げれば、1週間以内には採用が決まる感じで、3記事目には逆に応募が来すぎて一度募集をストップしたほどです。

ビジョンに共感する人の採用ために「キリ」のような記事を書く

Wantedlyでの募集記事は、100人が閲覧して2、3人に響けばいいなと思って書いています。100人中80人に面白そうだね、と思われるよりは、少数でもじっくりと読んでくれるように自分の想いをきちんと書いています。ビジョンに共感してくれる人を採りたいので、ハンマーよりもキリに近いイメージですね。

また、学生に興味を持ってもらえるものを絡めて記事を書いています。具体的には、マーケティングを体験できるという点と就活のノウハウを教えるという2点を記事に盛り込んでいます。

マーケティングは学生にとっては授業で聞くだけの存在となっていて、その実務が一体何なのかに彼らは興味があるんです。プレイライフでの仕事は、悩みを抱えているユーザーに、いい情報を提供して満足させるプランを作る業務なので、まさしくマーケティングの実務を体験できるんです。

就活のノウハウについては、自分自身が学生時代に38社から内定をもらっていてよく分かっているんです(笑)。週に1回はメンバーと面接して、将来こういうことやりたいね、というプランをを作ってそこから逆算して就活に活かしてもらっています。結果的にインターン1期生は、全員第一志望に通りました。

ちなみに、記事で使っている写真は読み手を意識して最適なものを使用するようにしています。例えば、東京の募集では皆がオフィスでワイワイ作業している画像を出しても、地方の人はそれに混じれないので、地方の募集記事では実際の仕事のイメージが伝わるような写真をトップに持ってきています。

面接ではデートプランとInstagramをチェック

弊社の採用では「気持ち良くて、センスがある人」を求めています。事業のためのセンスを測るために、面接ではデートプランをその場でプレゼンしてもらうのと、Instagramを見せてもらっています。

デートってやっぱり、困る時もあるじゃないですか(笑)。ユーザーが日常で一番課題に感じる部分のひとつだと思うので、そこに対するプランのプレゼンをしてもらってセンスを測っています。

Instagramでは写真の綺麗さだけでなく、どんな写真を撮っているかも見ています。例えば人の写真だけでなく、景色の写真もとても大切です。人って「この景色やばい!」という感動を思い出として写真に残すものなんですよ。PLAYLIFEはその感動を伝える仕事なので、そこについてこれるかどうかが大事です。

インターン生をインタビュー トップ写真とリアルな想いが決め手

※編集部注:実際にWantedly経由で参加されたインターンの方に、なぜ応募されたのかお話をお伺いしました。

佐藤 礼女と申します。京都外国語大学の4回生で、9月末にWantedlyを見て応募させていただいたんですけど、なんで応募したかっていうのは2つありまして。まずはトップ写真が良くて、目を引いたこと、そして、自分が好きな京都を発信できるという点です。

トップ写真でカップルが公園みたいなところで、手をつないで話している写真がすごく綺麗で、いいなあって。他の会社は企業ロゴだったり、会議している写真とかで、あんまり会社の中身が伝わってこなかったんです。あと、東京に住んでなくても応募できるところも良かったです。

▼実際の求人記事に使われていた写真

PLAYLIFE

洗足学園音楽大学ミュージカル科の高橋 ほのかと申します。Wantedlyでライターとして応募しました。決め手は、隣の部屋で携帯いじってアップできますよ、というトップ画像がすごく楽しそうだったことと、週1からフレキシブルに働けることでした。

▼実際の求人記事に使われていた写真

▼高橋 ほのかさん(左)と、佐藤 礼女さん(右)

PLAYLIFE

青山学院大学経営学部マーケティング学科2年の、近藤 悠太郎です。マーケティングの仕事を探していた時に、Wantedlyで求人を見つけて社長のリアルな体験を交えた想いを読んで「この人について行きたい!」と思って応募しました。

▼近藤 悠太郎さん

近藤 悠太郎さん

Wantedlyは地方を活性化したい人にも最適なツール

Wantedlyは地方を盛り上げたい人たちや、そこで何かを展開したい人たちにももっと活用されればいいなと思います。弊社もWantedlyのおかげで地方の優秀なインターン生とつながることができて、本当に地元の人でないと分からないような情報を記事にしてもらっていて、事業の推進力になっていると思うので。

実は地方にはビジネスチャンスがたくさんあると思います。地方の会社と東京の会社との情報ギャップを埋めることがポイントです。地方創生と言いながら、東京の人達だけでやっている取り組みも多いですが、全然本質的じゃないですよね。

だったらWantedlyを使って地方のリアルな情報を持っている、意識の高い人材を巻き込んだらいいのに、と思います。

今後は女性の活用を推し進めていきたいと思っています。女性ってハマると爆発力がすごくて、弊社でもいい遊びのプランを書く人が多いんですよ。

前職の外資系コンサルティングファームでも、デキる女性のパートナーも多かったので。今後はWantedlyを、女性のエンジニアやデザイナーの採用もできるように使っていきたいですね。(了)

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