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ついに日本語化!「Trello」の便利なChrome拡張・Slack連携を紹介します!
タスク管理を画期的にラクにする「Trello(トレロ)」。2016年4月20日に、ついに日本語にも対応しました!
おおー
通知が来て気が付きました!対応言語が20まで増えたようです。
今回はちょっと応用編として、Slackとの連携や、便利なChrome拡張を紹介できればと思います。
▼基本的な使い方や、始め方はこちらの記事をご覧ください。
無料で使える「Trello」でタスク管理がラクになる!使い方・始め方を解説
▼Trelloの使い方、応用編①はこちらです。
ラベル・絞り込み・ガントチャートまで!見逃しがちなTrelloの機能を紹介
▼他の企業が、Trelloをどのように使っているかも紹介しています
Web制作の進行を見える化!Trelloで自由自在に「カンバン」方式でタスク管理!
エンジニアと企画のタスクを一元管理!「互いの業務への理解」がチームワークを変える
全メンバーがプロジェクト進捗を直感的に把握!カンバン方式✕画像というタスク管理術
それにしても、日本語化でカードの中身も本当にわかりやすくなったなー!
チャットツール「Slack」とTrelloを連携させよう!【初級編】
Trelloで管理しているタスクをチームの誰かが更新したとき、それをリアルタイムに確認できるとラクですよね。いちいち「あれ更新した?」なんて確認するのは、めんどくさいものです。
そんな時は、チャットツール「Slack」とTrelloを連携させましょう!
▶無料でも使える、Slackの解説記事はこちら
▶Slackインテグレーションの解説記事はこちら
Slackインテグレーションの機能を使えば、Trelloのさまざまな更新情報を、Slack上で確認できます。設定はものすごく簡単です!
まずはSlackの左上の「∨」から、「Apps & Custom Integrations」を選択します。
Trelloを検索などで探します。このような画面が出てきます。「Add Configuration」を押して、先に進めます。
連携するTrelloをアカウントを認証させます。
この画面で、連携させるTrelloのアカウントを選びます。
次に、Trelloの更新情報を通知するSlackのチャンネルを選択します。
Trelloの連携させるボードや、どんな時に通知を飛ばすのか、といったことを設定します。
「Trello-bot」という名前をつけました。また、アイコンなども選択できます。すべての設定が終わったら、「Save Integration」を押します。
すると、Slack側で連携できたことが確認できました!
例えば、Trelloでカードに担当者を追加したり、コメントを書き込むと、このように通知が飛んできます。ものすごくリアルタイムです。チームの誰がアクションしても、飛んできます。
▼Trelloで何かアクションをすると…
▼Slackにも飛んで来る!
このように、Slackインテグレーションを活用すれば、とても簡単にSlackとTrelloを連携させることができてしまうのです!
チャットツール「Slack」とTrelloを連携させよう!【上級編】
次に、ちょっとした応用編を紹介します。先ほどの連携はTrello→Slackでしたが、Slack→Trelloを実現する方法がこれです。
IFTTTなどを使って簡単に連携させることもできますが(Slackの投稿を、特定のTrelloのボードに自動的に移行する)、これはそうではなく、ちょっと技アリの使い方。
実際に弊社でも実践していて、簡単に言うと、Slack上にあらかじめ指定したコマンドを打ち込むことで、Trello上にタスクを追加できる、という機能です。
詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
タスク管理ツールのTrelloやWrikeとも同様に連携していて、Slackで「want ◯◯◯」と打つとTrelloに、「request ◯◯◯」と打てばWrikeに、それぞれタスクが追加されます。
日常の業務の中で思い立ったことをすぐにタスク管理ツールに登録できるのはすごく便利です。
これは、エンジニアさんがいないと実現はちょっと難しいです…。私にも解説できないので、詳しくは弊社エンジニアが書いたQiitaの記事をご覧ください…。(ごめんなさい!!)
便利なChrome拡張を紹介します
次に、Trelloをもっと使いこなすための便利なChrome拡張を紹介します。Chromeの拡張機能は、Chromeのユーザーであればお馴染みかと思います。
こちらから誰でも利用できる、Chromeがちょっと便利になるオプションのようなものです。無料のものも多いです!
①カード(タスク)の分類を分かりやすくする「Card Color Titles for Trello」
Trelloはそのまま使っていると、ラベルに文字が表示できないですよね。カード毎に色分けされたラベルを付与できるだけなので、どういう分類になっているのかわかりにくい…。
そこで役立つのが、このCard Color Titles for Trelloです。このChrome拡張を活用すると、各ラベル上に指定した文字を表示できるようになります。ぱっと見て、タスクの分類がわかるのがいいですね。
②エンジニア向け!開発工数が見積もれる、「Scrum for Trello」
次はエンジニアの方向けの機能です。開発タスクの管理にTrelloを使っている場合に便利なのが、このScrum for Trello。カードごとに開発工数を見積もって、付与することができます。
詳しくは、この記事でも解説されています。
開発は2週間単位でスプリントを回しているのですが、その管理もTrelloで行っています。
「Scrum for Trello」というエクステンションを使うと、チケットにポイントを付与することができるので、開発工数も管理することが可能です。
▼実際に使っているTrelloのボード
▼各カードごとに、開発工数の見積もりを入力できる
他にもさまざまなChrome拡張が提供されていますが、レビュースコアの高いものであっても、今はうまく動かないものも多いです。色々と試してみると良いかと思います。
今回は以上になります。Trelloは拡張性の高いツールなので、ぜひSlackのようなほかのサービスと連動させたり、Chrome拡張を導入してもっと便利に使いましょう。
Trelloが気になったあなたへ
当媒体SELECKでは、このようなツール紹介記事の他にも、企業へのインタビューを通して、様々な課題解決の事例を発信してきました。
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