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【設定3分&無料】意外に知らない、Slackのbotサービス5選を紹介します!【最新版】
DAU400万人を突破し、急成長を続けるビジネス向けのチャットツール「Slack(スラック)」。今回は、そのSlackをもっと便利に使うための「botツール」を紹介します。
Slackの連携ツールは英語のものがほとんどですが、今回は英語があまりわからない方でも直感的に使える、シンプルなツールを選んでいます!
ほぼ、【設定時間は3分以内】で使い始められる、本当にお手軽なbotばかりです。ぜひお試しください!(3個は、日々の仕事を効率化するものですが、2個はおまけです。)
▶3分で始められる、お手軽botツール5選
- Slack上で簡単にアンケートを作成&回答「Simple Poll」
- ミーティングもSlack上で効率化する「Geekbot」
- 一緒にランチに行く人を誘おう!「Lunch Train」
- おまけ①いますぐ明日の渋谷の天気が知りたい…!「Forecast」
- おまけ②GIFアニメで楽しくコミュニケーション!?「Giphy」
そもそもSlackってどんなツールなの? という方は、こちらの記事をどうぞ!:
ビジネス向けチャット「Slack(スラック)」とは?特徴と始め方を日本語で解説!
botについてもっと知りたい方は、こちらの記事をどうぞ!:
Slack上で簡単に記名式のアンケートがとれるbot「Simple Poll」
仕事をしていると、チームメンバーにちょっと質問したいことって出てきますよね。そんなときに使えるのが、「Simple Poll」です。
導入はとっても簡単。こちらのページへ行き、Add to Slack ボタンをクリックして、Simple Pollを使いたいチームを選んで連携させるだけです。
すると、Slack上で「/poll」というコマンドが使えるようになります。
アンケートをとるのはとても簡単です。「/poll “質問内容” “回答の選択肢①” “回答の選択肢②” …」と入力します。例えばシンプルな「はい・いいえ」で答えられる質問の場合は、こんな感じです。
回答者は、ボタンひとつで質問に答えることができます。
回答の選択肢はいくつでも増やせますので、例えば「お昼に何食べる?」といったことを聞いてみることもできます。
誰がどの選択肢を選んだのかも、わかりやすくて良いです!ちなみに、回答者はボタンをもう一度クリックすることで、回答を取り消したりやり直すこともできます。
サービスの名前の通り、とにかくシンプルです。質問を作るのも、回答するのも、すべてSlack上でできてしまうのがすごくいいなって思います。バリバリ活用中です!
ミーティングもbotで効率的に!「Geekbot」
ミーティング、減らしたくはないですか? そんなあなたにオススメなのが、軽いミーティングをSlack上でラクラク行える「Geekbot」です。
こちらも、このページからAdd to Slackをクリックするだけで開始できます。
連携ができたら、Slack上に「@geekbot」というアカウントが自動で追加されますので、ミーティングを行いたいチャンネルにそのbotを招待しましょう。「/invite @geekbot」と打つと、招待ができます。
これで準備は完了です!あとはGeekbotのページ上で、ミーティングの詳細を設定します。
まずはミーティングの名前を入力し、ミーティングを行うSlackのチャンネルを選択します。日本語が使えます!
次に、議題を入力していきます。今回は、リモートで朝礼を行うことを想定して、質問を作ってみました。
参加してほしいメンバーを選択します。
繰り返し設定なども使えるので、定例ミーティングには便利です。
他にも、ミーティングを始めるときのメッセージや、通知の出し方なども設定ができます。
さて、このような設定を終え、ミーティングの設定時刻になりました。すると…
geekbotから、DMでメッセージが届きますー!朝礼が始まるそうです!不参加の場合は理由を書いてほしいそうです!
こんな風に、質問にどんどん答えていきます。これは本当に、botっぽい!
すると、ミーティングを設定したチャンネルに、このように表示されます。
便利です!朝会のようなクイックにやりたい・かつ議題が定型化しているようなミーティングには、とくにオススメですよ。設定画面のUIもイケているので、使っていて楽しいです。
一緒にランチに行く人をSlack上で募集できる、「Lunch Train」
お昼ごはんを外に食べに行く時、ひとりだとさみしい…でも、事前に誰とも約束していない…。そんなときに使えるお助けbotが、「Lunch Train」です。
こちらのページから、ワンクリックでSlackと連携させましょう!
連携させると、「/lunchtrain」というコマンドが使えるようになります。
このサービス、発想がけっこうおもしろいんですよね。誰かとランチにいきたいなーと思った人が、「ランチトレイン(お昼ごはん列車?)」の発車時刻を決めて、電車を走らせます。そうすると、そのランチに参加したいメンバーが、電車に乗ってくるのです!
では、使ってみましょう。(※今回はランチじゃなくて、夜ごはんの時間ですが…)使い方は、「/lunchtrain ごはんに行きたい場所 at 時刻」と入力します。今回は19:45より、焼肉を食べにいこうと思います!
「/luchtrain 焼肉屋かるべ at 19:45」と入力しました。ちなみに、現在から6時間以内の時刻にしか、設定できないようになっています。
すると、ランチトレインを走らせますか? と聞かれるので、「Yes, start train」を押して、走らせましょう!
するとみんなが、電車に乗れるようになります!
ぞくぞくと乗ってきました!わーい。
一方で主催者には、slackbotからのDMが届きます。ここから出発時刻を10分遅らせたり、電車自体をキャンセルすることもできます。
そうこうしているうちに、電車の発車時刻になりました。すると参加者に通知がとどきます!時間ですよ、エントランスで会いましょうと言っています。
こんな感じで、ちょっと楽しく、チームメンバーをごはんに誘えます。
超シンプル。今すぐ天気予報を確認したいときは、「Forecast」
Slack上で予定の調整などをしていて、あーいますぐ明日の天気が知りたいなーっていうこと、ありませんか? そんなときに使えるのが、「Forecast」です。
天気予報を届けてくれるbotはいろいろあるのですが、連携がめんどくさいものも多くて…。でもこれですと、1分です!こちらのページから、Slackと連携させましょう。
連携させると、「@forecast」というメンションが飛ばせるようになります。使い方は、「@forecast 場所」と打ち込むだけです!
このツールがいいのは、「場所」をかなり拾ってくれることですね。例えば、「@forecast Tokyo」
「@forecast Shibuya」(渋谷です)
他にも、「Minatoku」(港区)とかでもイケました!これってけっこうすごいですよね。
難点としては、気温が摂氏ではなく華氏での表示なんです…。まぁ、華氏50°で摂氏10°ですね。華氏75°で24°くらいです。ご参考までに。
面白GIFアニメで、コミュニケーションを盛り上げよう!「Giphy」
GIFアニメーションの検索サイトである、「Giphy」。このサイトをSlackと連携させると、Slack上でさまざまなGIFアニメを見ることができます。
実はこの連携は、もう2年くらい使っていますね。あんまり毎日使うものでもないですが、ちょっとしたときに活用すると楽しいですよ!こちらから連携させましょう。
連携させると、「/giphy」というコマンドが使えるようになります。実際にGIFアニメを表示するためには、「/giphy 検索ワード」と打ち込みます。
例えばこんな感じで、感謝の気持ちを示したいときには、「/giphy thank you」と打ってみます。
すると、「Thank you」っぽいGIFが出ましたー!笑
これは「/giphy cat」の場合です。働くねこちゃんかわいい。
こんな風に、雑談に使ってみるとけっこう楽しいですよ。仕事に潤いを!
botサービス5選、いかがでしたでしょうか。
今回は以上になります!この記事では、あくまでも設定が簡単、英語がわからなくてもOK、そして無料という観点から、シンプルなbotサービスのみを選びました。
ただ、Slack x bot でできることはもっとたくさんあります。Slack上でwikiが作れたり、ToDoを管理できたり、従業員の満足度を調査できたり…。こういったサービスも、今後紹介していきたいと思います。
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