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【先月の人気記事まとめ】エンジニア採用における「言語選定」、楽天の新オフィス、ヤフー7,000人が使うツール、他【2016年3月1日〜31日】

SELECK編集長の舟迫です。【2016年3月】の人気インタビュー記事6選を紹介します。エンジニア採用における「言語」の考え方、楽天の新オフィス紹介、Webメディア運営術など、先月もさまざまな記事を配信しました!

Webメディア運営をどう効率化する?ネタ探しやSEOのノウハウを公開!

2人で1日7記事配信!ネタ探し、SEO、SNS拡散…Webメディア運営術を徹底公開

株式会社VOYAGE GROUPで「appéti(アペティ)」、「時短美人」、というふたつのメディアを運営する伊藤 淳さん。

正社員2名、内定者アルバイト2名で「1日7本」の記事を配信するため、「BuzzSumo」、「Google Apps Script」、「Slack」などを活用し、バズる記事のネタ探し・SEO対策・記事の評価などを仕組み化しているそうです。

Webメディアの運営って、取材、ライティング、ソーシャル対策、SEO対策、などなど…考慮しなければならないことがたくさんあって、慣れるまでは大変でしたね。

メディア運営を仕組み化するために、まず行ったのは配信する記事にそれぞれの「狙い」を設定したことです。全体の1割ほどをバズを狙うキラーコンテンツ、2〜3割を速報性の高いニュース、それ以外を検索流入狙いの記事にしています。

株式会社VOYAGE GROUP コンテンツメディア事業本部 伊藤 淳さん

ヘアサロンや託児所も!従業員の「生活」をサポートする、楽天の新拠点

家とオフィスの中間!?楽天の新拠点クリムゾンハウスが提案する新しい働き方

2015年夏に、その拠点を品川から二子玉川に移した楽天株式会社。「楽天クリムゾンハウス」と呼ばれる新拠点は、カフェテリア、ライブラリ、ヘアサロン、託児所、フィットネスクラブといった様々なファシリティを備えたています。

その背景にあったのは、シリコンバレーからヒントを得た「家とオフィスの中間」という考え方だったそうです。

オフィスと家の中間、というコンセプトの背景にあったのは、オフィスにいる時間と家にいる時間とを切り分けるのがだんだん難しい時代になってきていることです。

多様な働き方をきちんとサポートしながら、従業員が1日24時間、週7日間の時間を有効に使えるようにしたいと考え、こちらのオフィスを作りました。

カフェテリア(社員食堂)、クリーニング、ライブラリ、ヘアサロン、託児所、クリニック、フィットネスクラブ、マッサージルームなどなど…生活に必要な一通りの設備が館内に揃っています。また福利厚生の一環として、カフェテリアでは朝・昼・晩の3食無料で食事をとることができます。

楽天株式会社 ファシリティマネジメント課 高橋 朋之さん

コストをかけずにクオリティの高い動画を制作できるクラウドソーシング

3,000名のクリエイターが登録!DeNAが活用する動画制作クラウドソーシングとは

マーケティング施策のひとつとして「動画」を活用する企業が増加しています。株式会社ディー・エヌ・エーでは、動画制作にクラウドソーシングサービス「Viibar(ビーバー)」を活用しているそうです。

コストを抑えながらも、最終的に「デザイナーが胸を張って世の中に出せる動画」を作成できたストーリーをお伺いしました。

今回の動画制作には、トータルで2ヶ月弱かかりました。Viibarの方々がすごいと思ったのは、こちらの要望水準に寄り添って、ずっと伴走してくださったことです。

「デザイナーが納得いくところまで、徹底的にやれ!」ということが弊社の文化としてあるのですが、Viibarさんはそこに最後までとことんお付き合いしてくださって、本当に感謝しています。お陰様で、自分が胸を張って世の中に出せる動画を作ることができました。

株式会社ディー・エヌ・エー デザイン戦略室 寿福 まりかさん

エンジニア採用のための「言語選定」をどう考える?

「言語で採った人は、言語で採られていく」えふしん氏に学ぶ、エンジニア採用の今

ガラケー・スマートフォン用のTwitterクライアント「モバツイ」の開発者であり、現在はBASE株式会社で取締役CTOを務める藤川 真一さん、通称えふしん。

えふしん氏は、エンジニアを採用する上でポイントになる「言語の選定」についても独自の考えをお持ちです。エンジニア採用において企業があるべきスタンスや、実際に優秀なエンジニアを獲得するためにどのようなツールを使っているのか、お話を聞きました。

言語でブランディングしてしまうと、その言語がナンバーワンであるうちは良いのですが、良い言語というのは移り変わっていくんですよ。Railsの魅力で入ってきた人たちは、Go言語の会社に持っていかれる。

現在は月に10人ほどの人と面談をしていますが、採用までつなげるのは結構難しいですね。優秀な人材はどこでも選べるので、会社というのは基本的に選ばれる立場だと思います。

BASE株式会社 CTO 藤川 真一さん(通称えふしん)

「優秀な技術者を集める」ためにGo言語を選択した、その理由

経験者ゼロの状態からGo言語を採用。「効率性」だけを求めない、その理由とは

株式会社インテリジェンスでは、経験者ゼロの状態から「Go言語」を採用しました。その目的のひとつには、「優秀な技術者が集まる会社を作る」とうことがあったそうです。

私は7年くらいずっとPHPを書いてきたのですが、全体的に緩くスピード感をもって作れるのが特徴の言語です。一方で潜在的なバグを発見しづらい部分もありましたが、Go言語ならそういった不満を突破できると思いました。そして何より、ソースコードを書いていて、とても楽しかったんです。

なぜ僕らは新しい言語に挑戦しているかと言うと、「事業を作る」ということと「優秀な技術者が集まる会社を作る」ということを、どちらも実現したいと考えているためです。

株式会社インテリジェンス 技術責任者 大谷 祐司さん

ヤフー7,000人の従業員が使いこなす、情報共有ツールとは?

7,000人が持つ情報・ノウハウを一元管理!ヤフーが10年以上使い続ける情報共有ツール

ヤフー株式会社では、7,000人を超えるすべてのメンバーが情報共有ツール「Confluence(コンフルエンス)」を使いこなし、そこには1日におよそ15,000回もの投稿がされるそうです。

「もはや社内の必須ツール」になっていると言う、Confluenceの使い方や、組織への浸透のさせ方をお聞きしました。

Confluenceの記事編集画面は、ワードと似たUIになっています。従って事務職の人でも使いやすく、誰でも投稿しやすい設計になっているのがいいですね。

今では新しいことを始めるときや何かが必要なタイミングで、まずはConfluence内を検索して、先人の知見を見つけるということが当たり前になってきていますね。

検索すると、過去に同じことをした人が持っていたノウハウに出会えます。「こういう手順でやったんだ」ということがわかるので、ある意味で情報のコラボレーションが自然に起きていると思っています。

ヤフー株式会社 情報システム本部 高橋 邦洋さん

今後の配信予告

  • Rettyに学ぶ!月間UUを1,000万に倍増させた、誰もがビッグデータを扱える環境とは
  • 営業⇔マーケの「溝」を越える!カギは「共通のゴール」と「情報共有の仕組み」にあり

などなど、今月も新しいインタビュー記事を平日は毎日配信していきます。今後ともSELECKを宜しくお願い致します。

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