• コラボレーター
  • SELECK

【事例10選】「会員権×NFT」で切り開く、次世代のビジネスモデルをご紹介

2023年9月に、海外のWeb3コミュニティdappGamblが「市場に流通するNFTの95%が価値の無いもの」とするレポートを公開したことで、一時は業界内でNFTの活用に関して悲観的な見方が広がりました。

しかし、そのような中でも根強い支持を得ているNFTプロジェクトも多く存在します。特に注目すべきは、NFTとRWA(現実資産)やフィジカル体験を紐づけたプロジェクトです。その一例として、コミュニティなどの「会員証(PASS)」にNFTを用いるケースが挙げられます。

NFTを会員証に活用することで、従来の会員カードやオンライン会員サイト上の課題であった、パスワード漏洩や情報の偽造といったリスクを防ぐことができ、サービスの安全性を向上させることができます。

さらにNFT会員権は、プロジェクトによっては販売や貸出が可能なケースもあるため、取引の流動性が高まり、発行元の認知度向上や収益還元の仕組みを実現できるといったメリットがあります。

そこで今回は、実際に会員権とNFTを組み合わせて発展しているプロジェクトを10個厳選してご紹介します。プロジェクトによって提供されている会員特典の内容は様々なので、ぜひ自社に合った活用方法のヒントを探してみてくださいね。

<目次>

  1. 【盆栽】BONSAI NFT CLUB
  2. 【サウナ・シーシャ】MOKUMOKU
  3. 【宿泊】NOT A HOTEL
  4. 【バー】CryptoBar P2P
  5. 【飲食】ロイヤルホールディングス株式会社
  6. 【自動車】HANEUMA Membership
  7. 【ミュージッククラブ】DiscoverFeed株式会社
  8. 【美術館】NFT鳴門美術館
  9. 【賃貸】Sakura no Sumai
  10. 【ゴルフ】セブンハンドレッドクラブ

※編集部より:本記事に掲載している情報は記事公開時点のものとなり、プロジェクトのアップデートにより、情報が記事公開時と異なる可能性がございますので、予めご了承ください。また、記事の内容についてご意見や修正のご提案がございましたらこちらまでお願いします。

1.【盆栽】BONSAI NFT CLUB

BONSAI NFT CLUBは「盆栽を世界中のアート好きが熱狂するコンテンツへ」をテーマに、リアルな盆栽×NFTの可能性を模索し続けるプロジェクトです。

盆栽業界では現在、すでに国内外で市場があるものの、盆栽農家の高齢化に伴って海外輸出に積極的に取り組めないという課題が存在しています。この課題を打破し、盆栽の生産者に還元できる仕組みづくりとして、このプロジェクトが立ち上げられました。

BONSAI NFT CLUBでは、3種類のNFTコンテンツを運営しています。まず1つ目は、コミュニティのメンバーシップNFTとなる「BONSAI NFT CLUB」です。2022年5月から毎週5体ずつ販売し、計100体のNFTが発行されています。

NFT購入者には本物の盆栽が自宅に届けられ、盆栽愛好家やプロの方から盆栽の育成について学べるDiscordコミュニティに参加することができます。

そして2つ目は、2022年10月にリリースされたジェネラティブNFTの「BONSAI NFT FARM」です。これは、NFTの販売益で本物の盆栽園を経営することを目指すプロジェクトで、NFTホルダー間で盆栽園を管理する仕組みが構築されています。

なお8,031体すべてを完売した後に、コミュニティユーザーをさらに増やす施策として、2023年11月から新たに「BONSAI NFT FARM Ⅱ」も販売されています。

50〜100体ほどの「BONSAI NFT FARM」と実物の盆栽を交換できるようにし、市場からNFTを回収してイラストを変えた形で再販されているのが、BONAI NFT FARM Ⅱです。この仕組みにより二次流通を促すことができ、運営費用を継続的に稼げるというメリットもあります。

そして、2023年7月からは保有するNFTの種類と数に応じて毎日付与されるポイントとして、「BONSAI COIN」の仕組みも導入されています。発行上限枚数は8,031,000枚と定められており、オリジナルグッズやリアル盆栽などと交換できたり、盆栽関連のグッズが当たる「ガチャ」などで利用できます。

最後の3つ目は、「BONSAI NFT GALLERY」です。これは、アーティストが制作した「現代盆栽」に紐づけされたNFTを発行・販売することで、国内外における盆栽の流動性の最大化を図るプロジェクトです。BONSAI NFT CLUBの提携盆栽園にて現代盆栽が管理され、所有権のみがNFTとして流通する仕組みを実現しています。

今後の展望としては、BONSAI COINの発行上限枚数に達する2024年4月頃のタイミングをきっかけに、新たなエコノミクスへと転換を図っていく予定とのことで、NFTホルダー向けの更なるユーティリティも検討されているそうです。

▼過去、BONSAI NFT CLUBに取材した際の記事もぜひ一緒にご覧ください

BONSAI NFT CLUBの軌跡。NFTプロジェクトを継続させる3つの秘訣とは – SELECK(セレック)

2.【サウナ・シーシャ】MOKUMOKU

MOKUMOKUは、日本一株式会社により運営されている「サウナ・シーシャの魅力をいかした地域活性」の実現を図るNFTプロジェクトです。

サウナやシーシャに対する熱量が高いユーザーが集まったコミュニティを形成し、ユーザーと店舗事業者を繋げるマッチングプラットフォームを運営することで、NFTの普及促進と、事業者への新たなビジネスモデルの提供を目指しています。

昨今、サウナやシーシャはリラックスできる空間として幅広い層に支持されていることから、ただ楽しむだけではなく、共有・交流の場を設けることで、新たな価値を生み出す「共創型コミュニティ」を構築できるのではないかという仮説のもと、同プロジェクトが立ち上げられました。

そして2023年6月には、NFTを用いたデジタル会員証「MOKUMOKU GENESIS VIP PASS」が販売されました。これはユーザーコミュニティへの参加権として機能するだけでなく、MOKUMOKUが提携する店舗に来店すると割引等の特典を享受できたり、限定イベントに参加できるといった仕組みが構築されています。

さらに、この「MOKUMOKU GENESIS VIP PASS」は、保有者の行動によって進化する機能もあります。具体的には、NFTの保有枚数や提携店舗への来店数といった条件を満たすことで会員権がランクアップし、会員証の見た目だけではなく享受できる特典や優待もアップグレードするとのこと。

以下が、それぞれのランクで享受できるユーティリティの一例です。その詳細は公式サイト上で公開されています。

<ブロンズ>
店舗特典の利用 / 限定グッズの購入権
<シルバー>

限定グッズの購入権 / 限定グッズの先行購入権
<ゴールド>
選べる限定グッズのドロップ / MOKUMOKU施設の会員利用権
<プラチナ>
フィジカルパスの贈呈 / MOKUMOKU施設のレセプション招待 / MOKUMOKUフェスVVIP招待
<VIP>
MOKUMOKU施設の年1回無料招待

今後はプロジェクトの認知拡大を目指して、より積極的にリアルイベントを開催していく予定とのこと。その際、会員パス保有者に対しては、割引招待や無料招待、来場者特典などが提供され、会員証の価値向上を目指すそうです。

※出典・参考:《サウナ/シーシャ×地方創生》を実現するNFTプロジェクト『MOKUMOKU』が2ndセールを開始! – PR TIMES

3.【宿泊】NOT A HOTEL

NOT A HOTELは、「世界中にあなたの家を」をコンセプトに掲げ、メンバーシップ権となるNFTを購入すると、日本各地の上質な別荘ホテルを利用できるNFTプロジェクトです。すでにNFTは完売しており、初期からの根強いファンが存在するプロジェクトの一つです。

NOT A HOTELのメンバーシップNFTは大きく3つ存在し、年間あたりの宿泊利用日数として、1〜3泊から選ぶことができます。また、NFTの価格は185万円から販売されていましたが、47年間有効なため、本来なら1泊数十万円かかる部屋を、実質3〜4万円ほどで利用できる仕組みです。

▼NOT A HOTELの3つのメンバーシップNFT(公式サイトより

そして、メンバーシップNFTには、ランダムで特定の「日付」が刻印されます。毎年、その日付の3ヶ月前に宿泊先がランダムで決められ、住所等の情報に加えて鍵となる「THE KEY」が届く仕組みです。このNFTカードは、OpenSeaなどのプラットフォーム上で二次流通させたり、知り合いにプレゼントすることも可能です。

▼「NOT A HOTEL NFT」のメンバーシップカードとTHE KEY(イメージ)

また、2023年11月には、日本初の不動産担保型IEO(※)に向けて、GMOコインと暗号資産の販売を検討する覚書を結んだことを発表しています。

※IEO(Initial Exchange Offering)とは、暗号資産交換業者が事業者の計画遂行をモニタリングしつつ、事業者から販売委託を受けたトークンの売り出しを行うこと。IPOでは企業が株式を発行するのに対し、IEOはトークン(暗号資産)の発行によって資金を調達する。

このIEOを介して、NOT A HOTELの完全子会社であるNOT A HOTEL DAOは、「NOT A HOTELをみんなでシェア・利用できる仕組み」の構築を目指し、不動産を裏付けとしたRWAトークン「NOT A HOTEL COIN(NAC)」を発行する予定とのこと。

NOT A HOTEL DAOの仕組みとしては、NACの販売によって調達した資金をもとに、運営が新たな宿泊先や新規事業用の土地が購入されます。NACはそれらの資産が裏付けとなるため、ユーザーは安定して資産を形成することができます。資産状況は、NOT A HOTELアプリ上で簡単に確認できます。

このNACはNOT A HOTEL DAOのメンバーシップ機能を有し、購入者は同組織が運営する施設への宿泊権を得られたり、NACをステーキングすることによる報酬としてNACを受け取ったりといったユーティリティが付与されます。

今後は、DAOの参加メンバーへのアンケート等を実施しながら、課題を抱える地域へのプロジェクト展開と貢献が進められていくとのことです。

▼過去、NOT A HOTELに取材した際の記事もぜひ一緒にご覧ください

物件やNFTは即完売。累計41億調達のNOT A HOTELが挑む「新しい暮らし」の体験設計とは – SELECK(セレック)

4.【バー】CryptoBar P2P

東京都の銀座にあるバー「CryptoBar P2P(以下、P2P)」は、暗号資産を用いたデジタル資産、いわゆる「クリプト」の文化や技術を愛する人々の居場所として2022年5月に誕生しました。店内では貸切利用による各種イベントの開催や、プロモーション支援なども行われています。

P2Pは現地決済による1dayでも利用できますが、暗号資産を利用してみたい・複数回来店したい方向けに、購入後30日間利用できる「Monthly pass」と、365日利用できる「Yearly pass」の2種類のNFT会員証が販売されています。

なお、共通の特典内容は以下の通りです。

  • 食べ飲み放題(一部有料メニューあり)
  • NFT会員証の販売、譲渡が可能
  • 「P2P Token」の付与(金額は会員証の種類により異なる)
  • 来店時にトークンプレゼント(金額は会員証の種類により異なる)
  • 招待者1名は無料で利用可能

また、「Yearly pass」だと、以下のような特典もあります。

  • 昼間は会議室・カフェとして利用可能
  • イベント参加権のエアドロップ
  • 年間パス限定コミュニティに参加できる
  • VIPルームの利用料金が割引される

これらのNFT会員証をもつユーザー、ならびにその同伴者も店内にあるドリンクやおつまみは自由に飲食可能とのこと。支払いは、来店時やNFT購入時に付与されるトークンを用いて行えます。

そして、2023年9月の株式会社化をきっかけに、「Yearly pass」会員向けにユーティリティが拡充されました。

具体的には、1次流通でYealry passを購入したユーザーに関し、年間6回以下の来店とその他いくつかの条件をクリアすることで、翌年も年間会員証の権利を継続できるようになるとのこと。他にも、VIPルームの開放や、P2P Token支払い限定で参加できるイベントへの招待といったユーティリティも追加される予定だといいます。

さらに、コミュニティの拡大を目指すロイヤリティプログラム「P2P Point NFT」もスタートしています。これは少量のMATICと引き換えに入手できるメンバーシップNFTで、SNSフォローなどの「クエスト」をクリアすることでポイントを貯められるシステムです。このポイントはP2P Tokenと交換し、P2Pでの飲食に利用できます。

※出典・参考:クリプトユーザー向けのリアルスペース・Bar「CryptoBar P2P」、ユーザーとの共創をテーマに事業拡大に向けて本格始動 – PR TIMES

▼過去、Crypto bar P2Pに取材した際の記事もぜひ一緒にご覧ください

【Web3対談#01 CryptoBarP2P×KawaiiGirlNFT】フィジカル世界におけるクリプトの可能性 – SELECK(セレック)

5.【飲食】ロイヤルホールディングス株式会社

「ロイヤルホスト」や「天丼てんや」などの飲食チェーンを展開しているロイヤルホールディングス株式会社は、2023年4月に、Web3とAI技術を活用した天ぷら専門店「TEN Labo」をオープンしました。

TEN Laboでは、「会員証 NFT」と「貢献ポイントトークン」の2つのトークンが発行されており、会員証NFTを購入すれば、以下4つのサービスを利用可能です。

  1. コミュニティの参加権:新メニューやサービスなどの提案や投票ができる
  2. 貢献ポイントトークンの収集:登録や店舗訪問、紹介などで獲得できる
  3. マイタブレットの作成:好き嫌いやアレルギー、お気に入りメニューを登録できる
  4. その他の会員特典:会員限定メニュー、デジタルボトルキープなど

中でも、特筆すべきユーティリティが3つ目の「マイタブレット」でのオーダーシステムです。席に設置されたタブレットに自身のNFTをかざすことで専用のタブレット機能になる仕組みで、好きな天ぷらの種類や食べ方、そしてアレルギーや嫌いな食材の情報等を予め入力しておくことができます。

さらに、店舗訪問や紹介、生産者や店舗・従業員への評価などお店にとって価値ある行動をした際には、二次流通が不可能な「貢献ポイントトークン」が付与される仕組みも構築されています。これらを通じて「お客様、店舗・従業員、生産者」の関係性の向上を目指しているそうです。

※出典・参考:ロイヤルHD、天ぷら専門店「TEN Labo」を4月27日(木) 錦糸町にオープン!「天ぷら ✕ web3 ✕ AI」 で外食産業の構造的課題の解決を目指す – PR TIMES

6.【自動車】HANEUMA Membership

株式会社サンシェアは、これまで区分権利売却が困難であった無形資産の既存収益権利や所有権などに着目したNFTマーケットプレイス「Buynet(β版)」を2021年6月よりスタートさせています。

その第一弾として、フェラーリ「SPIDER」のNFT会員権が販売されました。これは、NFTを購入した会員であれば、指定車両を半永久的に無料で乗車できる仕組みで、その画期的なアイデアから最初に販売された10個のNFTは、発売開始から1週間で完売しました。

他にも、NFTデジタル会員権を有していると以下の特典も享受できます。

  • 使用料無料:毎月30km(12時間以内)の利用権利が無料で付与される
  • 格安な維持費:維持費は月額5,000円(車両保険や駐車料金、整備費用などの合計)
  • 値上がり期待:NFTの発行数は限定されており、将来的に希少価値が高まる可能性がある
  • 資産になる:現在保有する車両を処分する際、比例配分により売却代金を分配できる

また、NFT会員権はOpenSeaなどのマーケットプレイスでいつでも売却可能とのこと。また日本国内だけでなく世界の主要都市で利用できるよう準備が進められているとのことで、今後の展開に期待が集まっているプロジェクトです。

7.【ミュージッククラブ】DiscoverFeed株式会社

世界中の著名なクラブをメタバース上に構築し、音楽ファンとコミュニケーションを楽しめるメタバースプロジェクト「MetaClub」を展開するDiscoverFeed株式会社

同社は2023年4月より、「METAclub Membership NFT」を販売しています。NFTホルダーは、東京の六本木に位置する「SEL OCTAGON TOKYO」と、メタバース空間上に構築した同クラブのデジタルツインであるMETAclubの双方で特典を享受できます。

具体的な特典としては、以下の3つが挙げられます。なお、METAclub Membership NFTの有効期限は購入後1年間となっており、更新するには別途更新料が必要です。

  1. SEL OCTAGON TOKYOのVIPテーブルが10%割引になる
  2. METAclubでの会員限定イベントに参加できる
  3. クラブ利用者へのMembership NFT貸出により手数料収入が得られる

※出典・参考:会員権NFT化事業「METAclub Membership NFT」開始 リアルとバーチャルが連動するNFT会員権を世界同時リリース – PR TIMES

8.【美術館】NFT鳴門美術館

2021年8月徳島県鳴門市に、日本国内における美術品およびアート作品のNFT化の普及・発展を目指す「NFT鳴門美術館」が誕生しました。作品のNFT発行や審査をはじめ、販売や流通もできる日本唯一の美術館です。

同美術館は、NFT会員権として「Naruto Museum Pass」を2022年5月より販売し、約3日で450個、総額1,200万円を売り上げています。そして、このNFT会員権の保有者は、主に以下4つの特典を受けられます。

  1. NFT鳴門美術館の入場チケットとして使用できる
  2. 自身が所有するNFTを、美術館にデジタル展示できる
  3. クリエイターやアーティストの支援プロジェクト「Naruto Launchpad」における特典(投票権やNFT作品の優先購入権など)
  4. メタバース上のオフィシャル美術館「Naruto Meta Museum」での特典(入場権、イベント参加権、個人ギャラリースペースの提供など)

パスにはゴールドとシルバーの2種類があり、ゴールドは99個、シルバーは999個の販売上限が設けられています。ゴールドは、美術館の取り組みに協力する事業会社やNFTプロジェクト向けのパスであり、単独展示会を開催できるといった特典も付与されています。

9.【賃貸】Sakura no Sumai

株式会社凸と株式会社a-spaceが運営する「Sakura no Sumai(サクラノスマイ)」は、全国の取扱店舗にて賃貸仲介手数料がお得になるユーティリティが付与された、不動産賃貸の会員権NFTサービスです。2023年2月よりスタートし、2024年2月時点で11店舗の不動産業者と提携しています。

購入したNFTを不動産店舗に提示すれば、以下3つの割引サービスが適用されます。契約後は、マーケットプレイス上でNFTを二次流通させることも可能です。

  1. 賃貸仲介手数料(税抜価格)が0.5ヵ月分になる
  2. 引っ越し業者の利用料金が最大30%割引になる
  3. 会員権は何度でも利用可能

このサービスは、大手ポータルサイトを利用すると物件ごとに問い合わせる不動産会社が異なることや、仲介手数料の金銭的負担が大きいといった、不動産業界における負の解消を目指して立ち上げられたとのこと。

NFT会員権の仕組みを活用してエコシステムを形成することで、ユーザーが自ら仲介手数料を安くできる不動産会社を選択できるような世界観を目指しているといいます。

2024年2月には第3弾もリリースされており、今後も特典内容が追加・アップデートされる予定です。

※出典・参考:不動産仲介手数料がお得になる「サクラノスマイ」が第三弾をリリース! 新たなNFTプロジェクトとのコラボや不動産売買にも使えるデジタル会員権登場 – PR TIMES

10.【ゴルフ】セブンハンドレッドクラブ

株式会社セブンハンドレッドは、株式会社Pontechが提供するデジタル会員証発行ソリューション「Benefy」を活用して、2023年11月に栃木県さくら市にあるゴルフ場「セブンハンドレッドクラブ」の会員権NFTの販売をスタートしました。

同クラブは進化と革新を続け、「ゴルフ場の在り方を変えていく存在」になることをパーパスに掲げており、ゴルフ場の会員権証書の手続きや管理などにおける課題を解消するためにNFTの活用に踏み切ったといいます。

すでに会員であるユーザーはNFT会員権を追加で発行することができます。NFT会員権を持っていれば、スマートフォンでQRコードを読み込み、メールアドレスの認証を行うだけでチェックインが可能になります。

そして、このNFT会員権は譲渡も可能な仕組みとなっており、ゴルフ場におけるスタッフ業務負荷の軽減も図っているとのことです。

会員権保有者のユーティリティとしては、ゴルフウェアブランドや宿泊施設など、ゴルフ業界内外の事業者と連携した幅広い特典が用意される予定とのこと。これらのユーティリティを通じて、ゴルフ場でプレーを楽しむだけでなく、コミュニティに所属し、充実したゴルフライフを楽しめます。

※出典・参考:栃木県さくら市のゴルフ場「セブンハンドレッドクラブ」がNFTでデジタル化したゴルフ会員権を発行! – PR TIMES

おわりに

今回は、会員権にNFTを活用したプロジェクトを取り上げましたが、いかがだったでしょうか。

会員権にNFT技術を活用する際には、会員を継続してもらえるように、オンライン上に留まらず現実世界にも紐づいたユーティリティの付与や、ユーザー同士や運営とのコミュニケーションを促進することが鍵となるでしょう。今回取り上げたプロジェクトの今後の展開も要チェックです。(了)

【読者特典・無料ダウンロード】UPSIDER/10X/ゆめみが語る
「エンジニア・デザイナー・PMの連携を強める方法」

Webメディア「SELECK」が実施するオンラインイベント「SELECK LIVE!」より、【エンジニア・デザイナー・PMの連携を強めるには?】をテーマにしたイベントレポートをお届けします。

異職種メンバーの連携を強めるために、UPSIDER、10X、ゆめみの3社がどのような取り組みをしているのか、リアルな経験談をお聞きしています。

▼登壇企業一覧
株式会社UPSIDER / 株式会社10X / 株式会社ゆめみ

無料ダウンロードはこちら!

;